Re: わたしとあなた ( No.41 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:47
- 名前: 桜庭
- ゴーマイの短編。嫌いな人ブラウザバック
ゴールまであと……?
「あのな、マイ。聞いてくれ」 「うん……?」
ワカバタウンのとある丘、時はもう夕日が傾いてほんの少し暗くなってきた頃だ 時期は夏で二人は真っ赤に燃える炎天下も気にせずに遊びほうけていた 昼から遊んでいた二人だがマイは暑いのが大の苦手で麦藁帽子を途中で購入した
しかし夕日が見えてくるにつれゴールドの様子が少しばかり可笑しくなったのを感じ取った どうしたんだろう?と聞いてみたくても聞けるわけがないこの性格で知らないフリをしていたが ゴールドから何かを決心したような瞳で急に呼ばれたのが今だ
「ど、どうかしたの?」 「その……な」
どもりながら話すゴールドはどこかマイを心配にさせた 目線をチラチラと変えながら何か言いたげで目線も移動させた時にマイと会うとパッと逸らした 少しばかりゴールドの態度に不信感を覚え、顔を覗き込んでみた すると顔や耳まで真っ赤にして俯いていたのだ
「熱あるの?」 「ち、ちげえよ!! だから、オレは……おま…………マイの事が」
そこまで言えば分かると思う そう、ゴールドはマイに告白をしようとしていた 当の本人は告白とは思っていなくて何が言いたいんだろう?と首をかしげるばかりだった
「わたしのことが?」 「〜っ、お前わざとかよ」 「だからわかんないんだってば」
今のマイはただのSにしか見えないゴールドだったが其れがマイだと此処は決意をし 目線をマイに定めた
「オレ、マイのこと好きなんだよ」 「……へ?」 「オレが言いてぇ事は其だけだ! じゃ、じゃあな!!」
ぽかん。と目がしばたく音が聞こえるくらい静かになったマイの顔は真っ赤にはならなかった 一世一代の告白をしたゴールドはそんなマイに脱力感がでた そんなゴールドに追い討ちをかけるようにマイは言葉を言った
「わたしも、好きだよ?」
………………? 今、ゴールドの頭には大量のハテナで埋め尽くされているだろう いとも簡単に告白をしてみせるマイ しかし、ゴールド。付き合いが長いのでマイの生態からして考えてみると少し疑問が
「あ、あのねマイさん? オレは友達として好きとかじゃなくて」 「ふぇ? と、友達じゃ……なかったの?」
うるうると瞳を震えさせて泣く寸前まで達した時、ぎゅっと抱きしめられた
「ご、ごーる……ど?」 「おめえはよー勘違いし過ぎだっつーの……恋愛感情として……す、す……きなんだよ」 「レンアイカンジョウ?」
先ほどまでうるうるしていた瞳は何処へ 一旦離してやると少し頬が赤く染まったマイが見えた 抱きしめられるのは慣れていないようだ
「はあー」 「えぇ!? なんでため息つくのー!!」
ゴールドの思いはいつ届くのやら それを知っているのは誰もいない
「もうかえっぞ! 明日も遊ぶんだからちゃんと家で待ってろよ!」 「う、うん」 「いいか、絶対、ぜーったいに博士に言うなよ!」
つい前までの弱弱しいゴールドも何処へ いつも通りツンツンした性格になった
「言うって何を?」 「こ、こくはく……」 「……?」
マイの言葉にあきれながらも答えてやる。もどりながら せっかく答えてくれたのに意味が分からないマイにとってはゴールドのもどりも意味はなかった
(じゃあね、ゴールド) (ああ、じゃあな)
おまけ
「はかせー? コクハクってなーに?」 「告白かい? ああ、ゴールドくん、ようやく動いたのかあ」 「はかせー!!」
「はあ〜!!」 「やぁね、ため息なんてついて……告白どうだったの?」 「しっしてねぇよ!!(なんで知ってんだ!?)
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Re: わたしとあなた ( No.42 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:48
- 名前: 桜庭
5月22日 自分のポケギアにはデジタル文字で、そう書かれていた
「はあ……」
そのポケギアの持ち主、ゴールドは盛大なため息をつく 明日は想いを寄せる人…………マイの誕生日である 時刻は太陽が南中で良い子が遊んでいる時刻であって何の問題も無い しかしゴールドにとっては最近の悩み事だ マイが、ジョウト地方カントー地方ホウエン地方、そしてシンオウ地方のジムを制覇した それは自分の事のように嬉しい事である
しかし、マイが最強になった今。全く相手をしてくれないのだ マイだって昔のように走り回ったり、お昼寝したりしたい なのに、全地方からテレビ出演などでそんな暇はないのだ
「きっとマイのやつ色んな地方で祝われるんだろうなあ……」
自分の部屋にある一角の窓の外を見つめる、外には子供たちが遊んでいたり、ポケモンたちが決闘したり色鮮やだった
「はあ」
本日何回目かのため息 辛いのか悔しいのかタダの醜い嫉妬なのか多分全て当てはまるなあ。とゴールドは思った
「去年まではマイがはしゃいでたっけなあ」
懐かしむかのように目を細める 脳内はきっと花畑状態だろう
「テレビ、つけっかな」
何もすることがない時に誰もが一度は経験しただろう テレビをつけて騒がしくすることを
「あ、マイだ……」
テレビには会いたがっていたマイがいた 目の前にいるのに、届かない 画面を突き破りマイに元に行きたかった
『リューくん! 流星群!!』
画面越しのマイが指示するマイのカイリュー否リューくんはメンバーの中でも攻撃、防御、スピードが良く勝てる相手がいないだろうとオーキド博士が言っていた
「いいぞ、マイ! その調子だ!」
聞こえるはず無いのに応援するなんだか切なくてテレビを消そうとした時 『ここから先の試合、棄権します』
確かにマイが言ったリモコンの電源ボタンから手を退ける何故いきなり棄権? そんな疑問からの行動だった 『わたしは明日、会いたくて仕方ない人に会いに行きます』 自分じゃない。そう思ったのにゴールドは画面を凝視するマイがまた話出した、まるでゴールドの落ち着く時間を待っていたかのように
『その人は、わたしの人生を変えてくれた人です』「……」 『今から、行くから。ゴールド……』
最後の言葉は口パクで一部の人にしか分からないと思うが、その一部にゴールドは入っていて天にも登りそうだった
「マイのやつ……やってくれるじゃねぇの」
テレビ越しからマイがカイリューに乗りジョウト地方に向かうのを確認すると 今度はしっかりと電源を消し、マイは今どこだろうと想像する
もうジョウト地方には来ただろうか いや、さっきの試合場所から行くとシンオウだな。と推理する
あ、今は。また推理しようとした時にポケギアに電話が 相手を確認するとディスプレイには『マイ』の名前が 嬉しさのあまり手が震える
『ゴールド、さっきの試合見てた?』 「ああ、お前なかなかやるな」
マイの表情は見えないが声の高さと速さから行くと笑っているだろうそれに、電話越しから風を切る音がしたまだカイリューに乗っているのだろう
『わたし結構頑張ったんだよ、あんな大勢の前で恥ずかしかったんだから!』 「はいはい。わかったよ」
マイが恥ずかしがり屋なのは知ってるその性格は前から変わってない、ゴールドの宝だったりする
『今笑ってるでしょ?』 「ん? そうですかね?」 マイの声が電話越しじゃなくなる直ぐ、そこにいる
「やふー、ゴールド」 「よ、チャンピオンさま」
ゴールドが茶化すとマイが窓から来る気なのか呼んだそしてカイリューの背中から飛び降りながら器用にボールにおさめるそれと共にゴールドの胸の中へとダイブする
「ただいま!」 「おかえり」
精一杯の笑顔をゴールドの胸から伝える嬉しさからか抱きしめ頭をくしゃくしゃにする
「明日は、みんなに祝ってもらおうぜ」 「うんっ今日はゴールドと遊ぶの!」
時刻は太陽が沈み青白い光を放つ月が出ている マイはあのあとウツギ宅(マイホーム)に行き、今日はゴールドの家に泊まるね。と告げて来た
まあ、もちろん感動の再会はしたのだが余りにもウツギが大変な事になったので描写はやめておこう
「あと、少しで誕生日だ〜」 「オレが一番におめでとうって言うんだからな」
わかってるよ。とマイが苦笑いだが、23日になりマイのポケギアにメールの着信音が鳴り止まなかったのは言うまでもない
◆◆◆
そして、マイ誕生日当日ゴールドの家の前にレッドを始めとする仲間たちがいた
ゴールドは帰そうとしたがマイが悲しむといけないのでしぶしぶと言った感じで家に入れた それに誕生日前夜に皆に祝ってもらおうぜ、と言ったからである
「マ〜イ! お前強くなったなあ」
レッドが男子にするみたいにマイを後ろから抱きしめて頭をグリグリとする本当に痛いのかマイが涙目になるとゴールドががばりとレッドとマイを引き離す
「先輩……どうして来たんでスか!」
ゴールドがレッドに声を掛ける 因みに勝手に"先輩"と呼んでいるので深い意味はない 小さくゴールドが言って来たのでレッドも空気を読んでゴールドだけに聞こえるように言った
「テレビでさマイが、会いたい人はお前だって口パクで言ったからさ」 「先輩も気付いたんスね」
どうやらレッドたちもマイの口パクが分かった一部に入っていたらしい
「マ〜イ? あんな全国に友達出来たんでしょ、じゃあ彼氏の一人や二人……」 「よせ、困ってるぞ」 「あら? そうかしら」
先輩後輩コンビが話しているのを良い事にブルーがマイの苦手とする"ガールズトーク"を始めようとした…………が、グリーンのストップにより阻止された
「マイちゃん、私達に挨拶してないわよ?」
クリスタルことクリスがマイの肩を軽く叩きこちらを向かせた目線には、クリスだけではなくシルバーもいた
「おかえり、マイ」 「ただいま! クリスさん、シルバーさん」
シルバーなりの笑った顔でのお出迎えそしてクリスも最高の笑顔でのお出迎え
「マイさん、遅くなりましたが全国制覇おめでとうございます」 「イエローさん、ありがとうございます」
丁寧な口調で声を出して来たのはマイと能力が似ているイエローだった そして一通り仲間たちに挨拶を済ませるとゴールドが、家の中に入れてくれた
「すごーい」 「どうだ? オレの相棒たちのセンスはよォ」
自分がやったわけでもないのに胸を張り自慢げに話すゴールド 流石と言うかなんというか……ゴールド譲りの抜群のセンスで飾られた部屋に早変わりしていた
「ここってリビングだよね? 昨日の」
マイがゴールドに言うと、もちろんさ。と言った 何を思ったかブルーが言う
「もしかして昨日はゴールド、あんたの所にマイがいたの?」 「そうっスけど、昨日は色々相棒たちと遊んだもんな」 「ふーん、そう。何もなかったと」
ゴールドがギロりとブルーを睨む、冗談よ冗談。とマイペースに言う
「なあなあ、シルバーにイエロー!」
レッドが騒がしく呼ぶ二人がほぼ同時に振り返るそして人差し指で二人が持っているバスケットを指さす
「「……」」
呼ばれ二人が目を合わせるだいたいレッドが何を言いたいのかわかったようで、苦笑いする
「お前はマイを祝う気はないのか……」 「ははっ冗談だよ」 「……全く」
グリーンが呆れたように頭に手を当て呆れた顔をする その頃、ライバル二人はというと…………
「コウ! マイがゴールドさんの家に居ると言う情報……本当でしょうね」 「ああ、もちろんだ。お前もマイの口パク、わかっただろう」
えぇ。と頷きながら自分をマイの下まで運んでくれているギャラドスにスピードを上げるように言う アヤのギャラドスは水.飛行で攻撃力もあり頼りになる
コウはと言うとシンオウ地方で捕獲した、新たな家族のムクホークの脚に掴まっている 下手をしたら落ちてしまいそうだが家族同然のムクホークにミスは無い
「あれが、ゴールドさんの家……」 「大きいわね、ゆとりがまる見えだわ」 「確かに……な」
コウの言葉と共に二人とも地面に降りるすると、どこからともなく心地好い風が二人を歓迎してくれた
「……押すぞ」 「えぇ」
強張る声と震える手でイタリア風のインターホンを押すと、これまた透き通るような音色で音が鳴った しばらく待つと奥から騒がしい声が、その内容は「今インターホン鳴った?」とか「気のせいよ」と云ったもの
「あ、コウちゃん! それに、アヤノ!?」
今インターホン鳴った派のマイがドアを開け、声を上げて喜んだ まさか、この二人が来てくれるなんて思わなかったんだろう
「ツンデレコンビが何のようで」 「ツンデレ言うな! い、祝いに来てやったんだよ」 「勘違いしないでよ、あんたを産んだ両親に感謝しに「あーはいはい。中にどうぞ」
明らかに態度の違うマイにツンデレコンビ 見兼ねたゴールドお兄さんが仲裁のように入って来た
「お邪魔します」
律儀に会釈しながら入って来たその二人をマイは口を尖らせる、どうやらマイはこの二人の前だと素直になれないらしい いや、けしてツンデレではないと言いきろう二人がいなければ、色々二人に関しての話題をするからだ
「マイ、あたしプレゼント買って来たの、いくらで買う?」 「えぇ!? お金取るの!?」
ブルーの冗談を真面目に受け止めるマイ 相変わらずね、ブルーが笑いながらCDを手渡すと、耳元で 「ソラって人からのビデオテープよ」 悪戯っ子のような笑みに不審を覚えたがそこまで悪人ではないか。と再確認をする
「オレもあるぜ」
とレッドもマイに渡す それに続いてグリーンやシルバー、その場にいた全てのメンバーがマイに渡す 大好きな仲間からのプレゼントを大事そうに抱え最高の笑顔で『ありがとう』と言う照れ臭そうにマイが言うので何人かも顔を染める
そんなこんなで、あっという間に誕生日会は終わる 後片付けをゴールドと相棒、そして何故かマイも手伝い、すっきりと綺麗になった部屋でゴールドが一つの案を出した
「なあ、写真撮ろうぜ」 「……。うんっ」
突然の事に驚きながらもハニカム笑顔で賛成
「入ってる?」 「わかんねぇ。多分写ってんだろ、撮るぜ」
はい、チーズ。お決まりの言葉と共に写真撮影 二人仲良く、くっついて ゴールドはマイに寄り掛かりながらピースして、反対にマイは遠慮気味に この写真が、マイの部屋から離される事はないだろう
人知れず、ブルーから渡されたCDが付けられる 画面に写っているのは、ソラだった
『マイ、元気か?』
恥ずかしそうながら笑顔を見せながら言葉を告げる
『ゴールドと幸せになれよ』
そこで、映像は途切れた――――――――
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Re: わたしとあなた ( No.43 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:48
- 名前: 桜庭
- 番外編 クーラーは最大の敵の2歩手前
―――ブーッ―――ブーッ―― 優しい音のバイブ音が朝の8時に響いた
「……ん」
その音に呼ばれたかのように夢の世界から現実へ呼ばれた少女は朝ながら小さな息をもらした 生きてる幸せの息と、これからの大変さを物語る息 目覚まし音がバイブなのは朝からビックリして倒れないようにと、親切にお医者さんがくれたものだ それ程自分は弱い存在なのかと、がっくりと肩を下ろすが自分なり頑張ればいいよ。と言ってくれたりしたのでメンタル面でのダメージは珍しく少なかった
「カーテン開けないと……」
それが唯一自分が得意としている‘仕事‘だ 朝一の日差しは体の健康にもつながるとテレビでやっていた 朝に強いタイプなのか、よいしょと片手で自分を支えながら対して背丈のないベットからおりる
「まぶしっ……」
7月中旬の暑い太陽の光がマイを直撃 思わず目を閉じ、カーテンを閉める、今日は開けるのをやめよ。と閉めたままにした そして次にすることは着替え、そういえば昨日は近所に人が洋服をくれたっけ。とタンスをあけ、着替える
「ワンピース……」
ロング系のワンピースで胸元が淡い青色で蝶やらレースやらの刺繍がされていてちょっと可愛い。 けど、見られたら恥ずかしいな。と思いながらも女子の行動は凄いもので、あっさり脳内を整理してきることにした
階段を下りて、まず目にはいるのはテーブルに置かれた置手紙 今日も朝は誰もいない、博士は研究だし、そのお母さんもお手伝いをしている 自分に合わせてもらうことは出来るが、そんなことしたくないと思う
「今日の朝ごはんは……はぅ」
置手紙には冷蔵庫の中にあるからチンして食べてね。と書かれていて その通りにし、冷蔵庫の開く独特の音がし、その後にまた冷蔵庫の匂いがする マイはその匂いがなんとも苦手で息を止めながらあける、そして中身を見てため息
「さらだ……」
健康のためだというのは100も承知だ、しかし野菜はいつまでたっても食べられない サラダが主食っていうのは控えたいなあ、と思いつつも食べる ご飯ももちろんあるが、食べるとなぜかすぐにお腹いっぱいになるのが難点だった
「――ふぁ」
長い時間かけて食べた朝食をキッチンまで運びおいておく たったそれだけなのに疲れたのか階段に足をかける。そんな時
―――ぴーんぽーん びくっ身体が一気に上がる感覚をマイは覚えた このまま居留守でもしようかな、とこっそり階段をのぼっていったのだが
「マーイッ!! あっそぼうぜー!!」 (また来たよ、あの人!!) 「いるんだろ? 居留守しても無駄だぜー!!」
どうやら彼にはすべてお見通しだったらしい、マイが嫌そうな顔でドアノブに手をかける 泣きそうな顔でもある・・・・・ まわそうとした時に、向こうから勢いよく開いてきた
「マイ!! 今日はオレん家な!!」 「きゃっ!」
挨拶も無しにマイが通れる分のスペースだけ開けると顔を見せずに手だけ伸ばしてマイの細い手首をつかみ、自分の方に寄せ、走り出した 突然のことに、目が点になる。そして涙目に変わった
「な、泣くことねーだろ!」 「だっ、て……こわかっ、た……!!」 (誘拐犯みてーだろうがよ……まあ誘拐はしてみてぇけどな)
ゴールドの家に来てようやく「おはような!」と言ってくるもんだからテンションについて行けずに泣き出してしまった しかし、それでもマイ、泣きながら「おはようございます」という
「とりあえず、オレの部屋行こうぜ?」 「……は、い」
ぐしぐし、と涙を震える手でふき取ると、ゴールドが満面の笑みでマイを誘う なんてたって今回が初めてマイを家に迎え入れるのだからゴールドもテンションが上がるわけだ
「んな嫌そーな顔するなよ。クーラーついてんぞ?」 「え、えあえあえあえあえあえあ」 「待て待て待て待て、おちつけ」
階段を上がりながらゴールドがそうゆう嫌そうな顔が見えたのに気にしない そればかりが喜ぶかと思ったのかマイの苦手な‘クーラー‘発言をする 突然のことに、キャラが一気に変わるはめだ いったん手につけたドアノブから離し、マイの方を見てこう言った
「クーラーくらい、大丈夫だろ?」 「だ、いじょうぶ……です」
よし、と苦笑いも気にせずにドアをオープン。 ブワッ、風がいっきにマイに降りかかってきたようになった そして―――
「くしゅっ」 「は?」 「あ、えと。クーラーだめで……「なら先に言えよ!」……ご、ごめ……なさい」
最小限に抑えたクシャミがゴールドの耳に届く いきなりの事に驚いているのか、いつもより低めの声で、まるで脅しているような声になる それに比例するかのようにマイの声は段々と小さく、そして弱くなる
「マイちゃーん、ゴールド? 入るわ……マイちゃん!?」 「ちっちが、これはっ」
タイミングが良いのか悪いのか、ゴールドの母さん登場 お菓子でも持ってきたのかドアを開ける、しかしいきなり泣いているマイと何やら機嫌の悪そうなゴールドを交互に見る
「ゴールド、あんた……」 「ちっちがいます! わ、わたしが――」 「可哀想に、なにかやられたのね」
少しおかしな展開になってきた。ゴールドは慌てて母さんを押し出す あらあら、と言いながら、お菓子だけ置いといてもらった
「オレ、お前が調子悪くならないようにつけたんだけどよ……」 「ほえ?」
珍しくゴールドから折れたのでマイはうつむいていた顔を思わず上げる そこにいたのは、高潮をさせ、人差し指で顔を掻いているのが見えた じー、と見つめられ続けている。これは珍しい、形勢逆転といったところだろうか
「あの、具合悪いんですか?」 「ちっちげーよ!!」
ぶんぶん、と顔を左右にふり「ほら、なっ」という ほんとかな、心の中で思っているものの、これ以上怒らせたくないと「よかったです」という
(菓子食うぞ、菓子!!) (は、はいっ)
―おまけ― 「くしゅ」 「ほらよ」 「……へ?」 「う、上着だよ!!」
(なんだゴールドさんって優しいんだ……)
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Re: わたしとあなた ( No.44 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:49
- 名前: 桜庭
- 番外編 ちょっぴり悲しくて、あつあつの七夕
7月に入った途端に雨日和が続いている 朝、目が覚めて自室のカーテンを開けるとポツポツと雨の音がした
「うー……雨だ」
窓を開け手を伸ばすと数滴手のひらに水滴が落ちてきた ぼー。とその水滴を眺めていると何か閃いたのかぎゅっと水滴を握り 窓を開けたまま、自室を出て行った
「はかせーゴールドん家行ってくるねー」 「あー分かったよ。雨降ってるから気をつけてね」
分かってるよー。と透明をベースにピンク色の水玉模様の傘を持ちそのまま ゴールド宅に走っていった 結構な距離、とは云わないが有るといえば有るので途中で何度か立ち止まった
「……あ」 「マイ! どうしたんだよ。オレ迎え行こうと思ったのによ」
何度目かの立ち止まりで見つけたのはゴールド本人でビニール傘を片手に現れた どうやら此方も同じ目的のようだった
「オレん家来るか?」 「うん! お団子、あるでしょ?」
それが狙いかよ。と文句を言いつつも顔は笑っていて楽しそうだった
「たたんでオレの方の傘に入れよ」 「うん、楽チンだー」 (そっちか)
ゆっくりペースで家にたどり着いたら玄関外のフリースペースで ゴールドの母さんが雨の中傘をさして何か準備していた 何してるんですかー? とマイが傘から抜け出して問うと笑いながら
「今夜の準備よ」 「お団子とか置くやつだー!」
そうよ。とまた笑って更にマイちゃんの分もあるよ、と言ってくれてマイが数段と顔がゆるむ
「ありがとうございまーす!」 「いえいえ。ほら傘もささないで立ってたら風邪引いちゃうから、家の中で待っててね」
はーい。とマイが言ってる時、何気にゴールドがマイの傘を手につかみ傘たてに入れた そんなさり気無い優しさにマイは嬉しそうに笑う
「オレん家の裏庭見たことあるか?」 「ううん、ないよ」
階段を上がろうとした足でくるり、と振り返り言うと首を傾げながら答えが返ってきたもんだから 手を握って、こっちこっち。と誘導してやれば素直についてくる
「わー! すごーい、和風だねー」 「だろ。お前、こうゆう方が好きだと思ったから頼んでみた」
表向きには洋風だが裏に回ればマイの好む和風が それに畳みの部屋まである (なんか凄いかも……)
◆◆◆
すっかり夕日が沈み、暗闇の世界に変わる頃
「お、似合ってんじゃねーか」 「えへへーそうかな? ありがとー」
ゴールドの母さんが‘なぜか‘マイピッタリのサイズの浴衣を持っているといい 無理矢理のように着せたのだが、これがまた似合ってしまう
(あれ? この浴衣、新しくない?) (昨日買ってきたから新品だけど、マイちゃんなら気づかないわね)
くるくる、と回りながら考えている時にゴールドがきた そして、先ほどの言葉を言った
「まだ雨降ってるねー」 「だな。まあ仕方ないだろ?」
うん……と納得いかないような返事をする 縁側に座って夜空を見上げると雲に包まれながらも天の川が見えた
―――織姫さまと彦星さま、会えたかな
「おーい?」 「あ、え? ごめんごめん、考えてた」
上を見上げたままこっちを見ないから顔の上で手を振って視線を奪う 目先には団子が積んであるお皿と手を振るために置いた三方
「さ、食べようぜ」 「うん」
もぐもぐ、と無心のように食べてるマイを見てゴールドは さっき何考えてたんだ? と疑問ができていた まるでそれが分かったのか口を開いてマイが一言
「織姫さまと彦星さまのこと、考えてたの」 「!? そ、そうなんだ」
思わず口調が違くなってしまうがマイが団子を口に入れて食べ終わってから また云う
「年に一度しか会えないんだもん、この日くらい晴れにしてくれればいいのになあって考えてたの」 「………………」 「わたしだったら、すぐに会いたくなっちゃうもん」
思わず団子がゴールドの手から落ちた(ピーくんがそれを食べた) あまりにもマイが寂しそうな顔をするから
「マイ、ちょっとこっち向け」 「? なーに?」
首を少しゴールド側に向けて瞳を見ていると すでに顔が赤いゴールドが見えた
「な、なに? どうし――」
ちう。と頬に小さく音を立てて離れたソレはマイを本当の無心(放心ともいう)にさせるのは簡単すぎた
(―――ありがとね) (うるせー) (な、なんでー!!)
大庭があまりにも恥ずかしいのでギャグというなのおまけ ―ゴールドサイド― 「ダァァァアアアアアアアアア! やっちまったー!!」 その叫びは風呂の中で行われたので、ビーンと響くに響いた
―マイサイド― 「ぎゃー! わたしの部屋がぬれてるー!」 窓を開けっぱなしで出てきたのでびっしょり状態の部屋で博士に言われる前にいそいでフローリングの床を拭いたとか
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Re: わたしとあなた ( No.45 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:49
- 名前: 桜庭
- ゴールド誕生日 数日前偏
設定としては旅終了後(11歳で)
「もうすぐゴールドの誕生日かー」
むー。と自室の部屋にあるカレンダーの誕生日マークを見て考える ――7歳の時は博士と花束渡して、8歳の時は肩たたき券で9歳もそうで……10歳は肩たたき券と背中流してあげて……
「むー……」
――7歳以外誕生日プレゼント、同じだったんだ――― (ボールの中から)リューくんがわたしを見ている(瞳が痛いよ! 可愛いけどさ!)
「取りあえず、所持金は?」
ベットの上に置いてある長財布を手に取り、見てみると
「……5千、6千、1万か……」
結構の額とはいえないがマイには、買えるには買えるしなあ。とベットに転がり天井を見ながらポツリと言った
「ゴールドと、買い物に行くって誘って……欲しそうなものを見つければ!」
よし! と勢いよく起き上がり、ポケギアを手にかける
「……あ、ゴールド? うん、わたしだよー…………あ、あのね! 買い物、行かない?…………え、そんなに嬉しい!? わ、わかった。うん、じゃあ、待ってるね」
ピッ、ときり終わるとポケギアをメモ帳モードにし、適当に着替え外に出る
「おっそいなー」
あれから15分はたった いくら家が離れていると言ってもそこまで離れてないしゴールドの歩く速さならもうとっくに着いている 心配になり、電話をしてみると何やら泣いているような声を押し殺した、そんなゴールドの声が聞こえた
「ご、ごーるど!?」 『ま、まい……わり、ちょっと……っ……お、おくれる』 「え、あ、あの……何があったんですか」
思わず敬語になる 鼻をすする音もして、これは泣いている。と決めてよかった
「今そっち行く!」
自転車を家の倉庫から出してきて、急いで乗る そのままゴールドの家に全速力で向かうと、ゴールド玄関で立ち尽くしていた
「あ、れ? ゴールド、だよね?」 「そうだよ!!」
鼻が赤い。どうやら無理に涙を止めたみたいだ マイはお見通しのようだが機嫌を損ねるといけないので知らないふりをした そしてマイの台詞。いつものゴールドに何か‘足りない‘
「あ、ゴーグル」 「おう……」
いつもの帽子に目印を言ってもいいほどのゴーグルがなかったのだ もしかして無くしたの!? と聞くと、違う。と答えがすぐに返ってきた
「今、壊れた」 「――――――ほえ?」
ぽかーん。と目を開いて、口をだらしなく開いている 閉じろ。とピー(ピカチュウ)が口を閉じた
「つ、つまり、こうゆうこと?」
マイからの誘いがきた、よっしゃー! 母さん行ってくるぜ!
アーッ!!!! オレのゴーグルが割れたー!!
玄関の馬鹿やろー!!
「ってこと?」 「……あの説明だけでよく分かったな。つかオレの口調完ぺきじゃねーか」 「ま、まあね」
少しばかり複雑でもしたが大切な友達のゴールドの目印が壊れたのだ マイだって黙っていない。
(これは買い物が省けそう……) 「マイ、わりいけど、今日はパスで」
うん、わかった。と心配そうな目でゴールドを見てその場を自転車こいで帰っていった ただ、いつものマイと違うのは、ゴールドが見えなくなると口元が上に上がっていたことだ
(探しに行かなきゃ)
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Re: わたしとあなた ( No.46 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:49
- 名前: 桜庭
ゴールド誕生日@前日
7月20日 コガネ某デパート
「さっむーい……」
自動で開く扉をくぐり抜ければ、涼しい風がマイに届く しかし、風はマイにとって強敵だったりするから、夏場なのに薄手の長袖パーカを着ていた
(誕生日前日の人に買ってもらったのってなんか変な感じ)
マイの云う前日の人、とはゴールドのことで、折角の誘いを断る形になってしまったので(理由はなんであれ)お詫びに、ということで受け取ったのだ
「ぴか?」 「ピーくん、ついてきたの?」
入り口でぼー、と突っ立っている主人を目に部屋に置いてきたはずのピカチュウことピーくん(以下:ピー)が出てきたのだ マイの質問に、こくりと頷くと、肩まで楽々に登ってきてパーカの匂いをかぐ 新品なのでいつもと違うなー、顔をしかめている
「とりあえず、ゴーグル売ってる場所まで走るよ」 「ぴっかー!」 (って言っても、ピーくんはずっと乗ったままだけどね)
寒さに慣れるためと走って体温高くしてやるー! という考えのマイ 肩に乗っているピーは涼しい顔してマイの走る表情を見ていた
3階 メンズファッションコーナー デニムやらスニーカーやら、横文字ばかりの商品ばかりが置いてあった それに今は、開店して間もないので人も少ない
「うひゃー、かっこいい」
キョロキョロと首をあっちこっちに向け、ゴーグルを探しているうちに本来の目的を忘れそうになる キラキラと光る小物に目移りがしてしまう、ゴーグルじゃなくてもいいんじゃないかなー、なんて思っている自分まで出てきてしまう始末だ
(だめだめだめ! わたしはゴーグル探しをしてるんだから!)
ぐっ、と両手で握りこぶしをつくり、少しばかり後悔しそうな目でゴーグルをまた探し始める ピーも身長を最大限に伸ばして見渡す、あ! とつんつん、と頬をつついて、マイを誘導させる
「あった!」
店のほぼ真ん中のあたりに堂々と置かれていた沢山の数に目移りしてしまう
「どうしよ」
どれも似合いそう、と迷っていると一本の電話がポケギアに掛かってきた 発信者は――――
「ゴールドだ……」
ぴっ、と出てみると焦ったような声がした 驚きのあまり、声がうまくでずに、逆にゴールドの焦りをとめた
『なあ、明日オレ、誕生日じゃねーか。それでよー』 「うん……」
少し嫌な思い出が蘇りトーンが低くなる、ゴールドは町の人気者だから明日は相手してくれないんだろーな。と想像してしまったからだ しかし、そんな想像をかけ離れたことを言ってきたのだ
『今晩、泊めてくれないか?』 「…………………………………ほえ?」
十分すぎる間にも 耳を疑った、ゴールド宅には何度も泊まりに行っているがウツギ宅に泊めた事はない 許可を取れば、OKと言ってもらえると思うが
(部屋、汚いからなー) 『今から行くな!』
え!? といおうとしたのに。断りを入れてないのに。勝手に切られてしまった 家にいないのにヤバい! とテキトーに手に持っていたゴーグルをカウンターまで持っていき会計させる
そして、そのまま急いで家に帰る カイリューことリューくんの速度で家に着いたものの、玄関を開け、階段をこの家に来て一番早いスピードでかけあげる 転ばなかったのも軌跡の一部だ
ばたん! と扉を開けると目の前にはポケモンぬいぐるみやらお菓子の袋(未開封)が散乱していた
「どうしよ! 部屋極限的に汚いよ! ひゃー! ヤバいよー!」
どたどた、と部屋を暴れるように掃除をする 1階には珍しくウツギがいたので、元気だね。と家によんだ助手とともに笑っていた
(ちわーす) ((ぴゃー! もう来た! 早いよ!))
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Re: わたしとあなた ( No.47 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:50
- 名前: 桜庭
ゴールド誕生日@おめでとう!!
なんとかギリギリに間に合った部屋の片付け (タンスに仕舞い込んだけど、覗かないよね!?)
「ゴールドくん! よかった、今ちょうどマイがかえ「ゴールドこっちこっち!」…元気だね」 「あ、博士! オレ今日泊まるから!」
ウツギ博士はマイの危機的状況を知らないので、穏やかな表情でゴールドを向かいいれる 階段を上がる足取りのまま言われてしまった。 突然、泊まるから!と言われても普段お世話になってからね。という理由であっさりOKをしてしまった
「マイ! 驚いたぜ、お前があんなに大声出すなんてさ!」 「え、あ。はは、あはは! そ、そうかなあ」
部屋に着いた途端に、床に敷いてあるマーブル模様の二人くらい入れるくらいの大きさのカーペットに座る マイはタンスに身体を預けていて、今にもはじけ飛びそうなタンスを押さえつけながら頭を軽くかく
(どーしよ…プレゼント枕の下に隠してあるよ! 捲らないでね捲らないでね!) 「なー今年は何券くれんだ?」 「え、あ……ひ、秘密!」
タラタラと頬から大量の冷や汗が出て、言葉もあやふやになる なのに、マイの焦る気持ちも知らないで無邪気な笑顔でマイに問いかける
「去年は背中流してくれたよな、今年は「いや! 年齢的に無理だから! いつの話するの!?」…え? そうだっけ」 (か、確信犯ってこうゆう人のこと!?) 「楽しみだなー、オレさマイがくれるのは何でも好きだからさ」
へっへっへ。と悪者顔負けの笑い方、もっともっと……焦るマイ じりじりとタンスから離れてベットに移動する
(あと少しで枕だ……) 「あ、オレな!」
マイが差ほど背丈の無いベットに座り込んだと同時に声を上げるゴールド ビクリと肩を5センチほど上げるマイにゴールドがリュックの中から、何かを取り出した
「ゴーグル、新しいの買ったんだ!」 「…………え」
ほら! と満面の笑みで見せるゴールド。何も知らないからこそ、出来る笑顔。 マイの緊張が一気に悲しみに変わる
「ご、ごーぐる?……ふえ……そな、そんな……っふ」 「は!? ま、マイ!? な、何急に泣いて……」
急に`枕を抱いて`泣き出すマイにゴールドの目が光った ゴーグルがバレてしまったのだ
「ゴーグル……マイ、これって」 「ぷれ、ぜんとぉ――せっかく、かっ……たの、に」
ポロポロと泣き出すマイに、あやふやとするゴールドの姿は先程とは形勢逆転のようだった 特に謝る必要もないはずなのに、謝るゴールドにはマイが買ってきたゴーグルがギュっと握られていた
「それ、どーするの……」 「え? ああ、これを付けるよ」
ほんの少し泣き止んだマイがゴールドの持ってるものを見る 帽子を再び被り、ソレをつけて
「どうだ、似合うか?」
マイに飛びっきりの笑顔で見せ付けて見せた そして、つられるようにマイも泣いたあとの鼻が目立つ顔で笑う
「マイには、これな」 「――ほえ」
ベットに腰掛けているマイに対してゴールドは床に片膝をつくように座っている ゴールドが頼んだゴーグルを手に取ると(割と近くに置いていたので) ソレをマイの首に掛ける
「これじゃ、どっちが誕生日なんだか分からないよ」 「そうだな! まーいいじゃねーか!」
今だ目立つ鼻と垂れる目じりには、また涙が出ていて 泣くなよ。という代わりの言葉と、笑顔をまた向け、こう言った
「今年の誕生日プレゼントは`嫁さん`券な」 「よ!? お、およめ、さんの?」
頭に手を置き、くしゃくしゃにしてやりマイの顔をよく見えなくする もう。と困った笑顔を浮かべているのか、少し顔が動き
「わかりました」
涙をふき取った顔で、そう言うのであった
(浮気すんなよ) (え? まじなの?) (当然だろ!!!!!)
―後日のおまけ― 「はい、ゴールド!」 「お、ようやく券が出来たか。2日遅れてっぞ」 「ごめんごめん! なんか考えてたら遅れちゃって!」 (この券があれば……!?) 「ど、どしたの?」 「これ、お嫁さん`一日`だけ《体験》券って……」 「だって、わたし。ゴールドと結婚しないでしょ?」 「………………」
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Re: わたしとあなた ( No.48 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:50
- 名前: 桜庭
番外編@8歳くらいだと思って下さい←
死との直面した時の行動は実に疎かで
「…………」
ワカバを出るゲート付近に横60センチくらいの長さのダンボールがあった 特に気にしてもないのか、そのダンボールの横をスルーしていく人々の目は何処か覚めているようにマイは見えた
「…………っと」
たいした重さでもなかった ダンボールには特に飾り気も無く何時でも開けられる状態になっていた でも、ここで開けたくないな。と思ったマイは今日は少しばかり調子がいいのでとある丘でソレを開けることにした
――がた、ごそ 運んでいる時に聞こえた音は何か細いもので硬いものがぶつかり合っている音で、たまに、ぐにゃ。と鈍い音も聞こえた
「……!!」
人気がいない丘の奥で、周りは木々に囲まれていて神秘的だったのに 中身を見て、全てが台無しになった
吐き気がした
ただその感情だけだった マイが病弱だから、とか関係なしに吐き気だけした
ダンボールの中身には生物だったものが入っていた そう、だった。過去形だ ツンと鼻に突き刺さる匂いは死んだため腐った肉や骨の混じった匂いのせいだろう
「ひどい」
言葉とは裏腹に涙など出てこなかった 涙腺崩壊なんてもの自分には存在しないみたいに感じたりもした この中身はなんだったんだろう、そんな疑問しか出てこなくて
「……どうしよう」
箱を開けなければ匂いは臭わなかったと思うけど もしあの場所で臭っていても誰も悲しむ人なんていないだろう
――寂しい世界 どうしよう。そんな時だ そのぐちゃぐちゃの中から声がした、か細くて聞こえる人の方が少ないと思う
「……! まだ、生きてるの?」
応える声がない、気のせいだろな。と思ってたら不意打ちの声が 今度はハッキリと聞こえた しかし、この中に手を突っ込むのは、なんて思ったが自分は寂しい世界の住民なんかになりたくないと思い手を入れようといた
まさにその時だ 葉々を踏みしめながら走ってくる音がしたのだ それは段々と近づいてきたが、不思議と怖いものではなく安心するものだった
「マイ! どうしたん……そ、それ」 「ゴールドさん」
ゴールドもマイの箱の中身を見て、苦いものを噛んだような顔をした この人も寂しい人なのかもしれない。とマイは思ったがその先の行動にマイは目を疑った
「声、聞こえたよな」 「は、はい」
マイの返事を確認すると、何の迷いもなくそのぐちゃぐちゃの中に手を突っ込み 探り出した 驚いた、この人が。とまだ目の前の行動を疑っていたかったが
「いた!」 「…………」
ぐい!と勢いよく出したのはオタチの赤ちゃんらしきものでマイに持ってろ。と渡してきた 特に嫌でもなかったので、平然とした顔で受け取ると 次はゴールドが待ってろ! と言って、マイとオタチをその場に置いてどこかに行った ダンボールも置いたまま
「おーい!」 「わっ」
ゴールドは家に戻ったのかスコップを持ってきて、その丘の一部にさっそく穴を開けててマイも慌ててやった オタチを心配に思いながら、その兄弟と思われる物体を生めてやるとようやく悲しみが溢れてきた
「スコップは無くなってもいいから! 急いでセンター行くぞ!」 「は、はい!」
オタチを未だに抱えているけど、片手で十分の重さだった 余っている片手の手首をゴールドに力強くつかまれて、走っていった 息が上がった、けど休む暇なんてないのがわかる
勢いよくセンターに入っていくと視線がこっちに集まる 当然といえば当然だ。ジョーイさんが血相を変えて走って来た ゴールドが適切に説明をしている。マイは黙って、両方を交互に見ているだけ
「マイ、こっちだ」 「……あ」
いつの間にかジョーイさんに抱えられているオタチはこっちをチロリと見てきた ありがとう。と言ってるようだった 原型をギリギリ保っているようなオタチだけど、温もりはあった まだ、自分の腕に残っている 手術室扉前でゴールドがウロウロとしている、マイはやっぱり座っているまま
だけではなく、俯いて声を隠して泣いていた
(わたしが一番寂しい人間じゃないの) 「どうしたよ、マイ。まだ死んだわけじゃねぇんだ」 「そう、ですね」
顔を上げるとゴールドの鼻も赤くなっていて、泣いていたことが分かったけど言わなかった もっと悲しくなりそうだったからではないけど、言うまでの勇気とか足りなかった
泣き止んだらゴールドも硬いソファに座って、じっと前を見ているだけだった どこを見ているんだろ。と思い視線をたどれば赤く光るランプだった
マイも眺めていたが、しばらくして赤が無になった 手術が終わったのだ 慌てて駆け寄るゴールドにつられてマイも駆け寄る
「元気になりましたよ!」 「あ、ありがとうございます!!」 「…………」
ジョーイさんも嬉しそうにいい、ゴールドは頭を下げてお礼を言ったけど マイは頭を軽く下げるだけだった
「マイちゃん、だっけ? ありがとうね、命がひとつ、助かったのよ」 「はい」
特に意味のない返事の気もしたが、ゴールドはなんとなく満足げだった そのオタチはセンター内で預かられていて、しばらくするといなくなっていた
勇気を出してマイが聞いてみると、自分から森に返って行ったと言った ゴールドもいたから聞けたとマイは思っているけど、特に助ける姿も見せないゴールドにジョーイさんは試してるのかな。と思っただけだった
◆◆◆ それから数年後 あのお墓に行き,帰りの事だ 博士の研究所前にオオタチが玄関の前で立っていた
「……! こっち見てる……」
オオタチがマイの存在に気づいてなんと駆け寄ってきた 普通のオオタチより低い気もした、それいぜんに何故こっちに来たのかってことが頭の中で交差していた
「くれるの……?」
そのオオタチが渡してきたのは、四葉のクローバでよく見つけたなあと思うくらい小さかった そのオオタチが渡すだけ渡して(口で持ってきた)去っていった
家の裏を回って森に帰っていったのだが、マイも少しだけ着いていって 見たものは家族がいたこと
なんだか心が温まった感じがする 見ただけで帰って行ったマイの瞳にはいぜんとは違った変化があった
「涙、出てる」
――寂しい人間じゃ……なくなったんだよね
(あのオオタチってあの、オタチ?)
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Re: わたしとあなた ( No.49 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:50
- 名前: 桜庭
- BWが海外ってことで主人公Sも外国人設定で書いてみた
といいかけて、ゴールドはなんでもこなす奴だと良いっていう設定を書いてみたかった小説
「マイおっそいなー」
自室の窓から外を見てもマイの姿はなく 映るのは茶色の地面と青く茂る草や花たちだった
今日はマイがゴールドの家に泊まることになって、準備するから待ってて と言われたのだが電話を切ってからはや2時間はたつ
時間にルーズなゴールドでも心配になってきた(マイもルーズといえばルーズ) もう一回電話するかな、と電話をしようとしたとき
――ピルルルルッ!!
「うお! びびった……マイ? 今ど『へるぷ みー!』……は?」
心配していた本人から電話が掛かってきたではないか 場所を尋ねようとしたら、向こう側から英語の発音に近い何かの言語がかかってきた
「マイ、それ英語?」 『うん……とにかく助けて! 今うちの前だから!』
微妙なツッコミをしてやったのに見事にスルーされる 何時もなら何かしら言ってくるのだが、今はそれ所じゃない、というのが伝わってきた
「わかった。すぐに行く」 『うん! 早くね!!』
そう言いながら部屋を出ているゴールド 扉を足で雑に蹴り閉めると勢いよく階段を駆け下りていき、そのままのスピードで扉をあけ
「ダーッ! 行くぞ!」
意味不明な発声と共に地面をジャンプするみたいに蹴り、かけだした
「マイ! って……なんだ?」
息を切らしながらウツギ宅の玄関前に来ると、マイらしき人影がちらりと見えた しかし、ちらり。ほんのちらり
「あ! ゴールド! こっちこっち!」
ぴょっこり顔を出して、自分はここにいると。伝えてくれた なぜ‘ちらり‘ぴょっこり‘かというとマイやゴールドより遥かに身長のある女性が立っていたからである
「Hello(こんにちわ)」 「!? え、英語!?」
ゴールドの存在に気づいた人物はポニーテルを揺らしてこちらを向いた しかも英語で話しかけてきたではないか
――だから‘へるぷ みー‘ってわけか
先ほどの英語(らしき言語)を使ったマイの意味が理解できた ふう。と息をひとつ漏らしてから女性に目をむけ、こう言った
「My name is gold(俺の名前はゴールドです)」 「oh! Can you speak English?(貴方は英語を話せるのですか?」
一礼をしながら自己紹介を英語でするゴールドに英語を話す女性 マイは目をパチパチさせながら目の前を光景をみた
「マイ、マイ」 「んあ? ひゃ!」
名前と手招きで呼ばれたので女性の間(玄関と女性によって挟まれていた)をスルリと抜け出せた 最後の言葉は急に腕をひっぱられたから
「A name here is Mai(こっちの名前はマイ)」 「It is lovely name.. good(可愛い名前ね、よろしく)」
なんとなく自己紹介したの(してくれた)が分かったし、相手も手を差し出してきたので焦りながら握手をすると
「My name is white(私の名前はホワイト)」 「Is it white?Nice to meet you. (ホワイトさんですか、はじめまして)」
相手も名を名乗り、二人と握手をした スラスラと英語を話せるゴールドを知ったマイは完全に機能停止してしまった
「――――」 「おい、マイ? おーい」 「This safe do child or(この子大丈夫なのかしら)」
ぷしゅー。と頭から煙が出るくらい脳が疲れたのか ぱたん。と綺麗に地面に倒れた
「…………ま、マイ……さん?」 「You may not take it to the hospital! ?(病院に連れて行かなくていいの!?)」
ゴールドも急なことに焦りつつ、大丈夫です。と手をあげながらしゃがみ込んで気絶してるマイを抱き上げると
「Then,I in going(じゃあ、俺行くんで)」 「Safe? Then(大丈夫? じゃあね)」
心配しつつ、その場を去るホワイトに、ふー。と今度は深い息をつく 結局なんのためにマイと話していた(話せていたのか?)のかは分からないが、一件落着とした
「あれ? ここ、どこ」 「びょーいん」 「ご、ゴールド!?」
ぱち、と目が覚めたのは倒れてから4時間後のことだった とりあえず行きつけの病院に連れていくと急遽入院。という形になった
マイの寝ている枕元あたりに肘を付きながら答えるゴールドに驚きつつ さっきまでの英語を話せていたことを聞くと いかにもゴールドらしい言葉が返ってきたのであった
(英語話せた男の方がかっけーだろ?) (…………うん、そだね) (あんだよ、その態度) (頭ぐりぐりしないでー!)
おまけ 〜後日〜 「ひゃー! またいるよー!」 「こんちわ! マイ!」 「ひゃー! 日本語ぺらぺらだよー!」 「ウツギ博士に用があるんだけど、いいさね?」 「ひゃー! 方言使ってるよ! なんでわたしが博士の元でお世話になってるのを知ってるの!?」 「アタイの情報網はすごいのよ!」 「ひゃー! わたし日本語負けたよ! くやしー!」 (なにしてんだ、マイ)
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Re: わたしとあなた ( No.50 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:51
- 名前: 桜庭
- マイを真面目に戦わせてみた
コウを相手にしたら大変な事になった
「今日という今日は許さねェ!!」 「こ、こっちだって! 勝負しようじゃないの!」
今日も今日とて喧嘩日和なマイとコウ そんな二人がいるのはアヤノの家の庭。 白を基調とした長ベンチに腰を着いている は〜。と長いため息をつきながら首を振る、そして息同様同じ長い髪が揺れた
「ちょっと、ここで勝負した「頑張って! フィーちゃん!」…聞いてないし」
本気モードのマイとコウは怒りMAXで話しを聞いていない(聞けないとも言う) パーカを脱ぎ捨て、ノースリの白いろシャツには`アイスLOVE`と書かれていたので冗談としか見えない者もいるだろう
「ブラッキー! 任せたぞ!」 「……! 悪タイプ……それにフィーちゃんだし」
コウが腰についているボールのひとつ、ブラッキーを繰り出した 無駄の無い動きを見せるがマイは同様なんてしない なぜって……
「わたしはワカバタウンのジムリーダーなんだからね!」 「それがどうした。オレはお前に数回しか負けた事がない」
強気の台詞にもコウも同様を見せない。出会いが出会いだったから仕方もないが 互いのポケモンたちも腰を低めて相手の目を見つめ合っている
「専制攻撃だ! ブラッキー!! `あくび`だ!!」 「見ちゃ駄目!! フィーちゃんよけ……あー!!」
言葉もむなしく、見事に`あくび`を喰らってしまった エーフィを戻そうとボールに手をかけた
「甘いな。このブラッキーの特性は――`影ふみ`!!」 「!! じゃ、じゃあ戻せない……!!」
にやり。とブラッキーが笑う。姉さんだという事を踏まえている、という意味など無かった
「`あくむ`だ!!」 「ど、どうすれば……!! そ、そっか!!」
ブラッキーの悪夢が始まると、エーフィの顔色も比例して悪くなる一方だ そこでマイもエーフィの《ある》意味、特性を利用した
「フィーちゃん!! 大変!! 今日は雨が降ってるよ!!」 「……フィッ!! ふぃ?」
そう、エーフィの別名はお天気姉さん。 そしてマイのエーフィは一体どうしたというのか雨という単語を聞くとどんなに忙しくても`鳴き声`をあげてしまうのだ
――耳が痛いんだよね〜……でも防御が下がるはず!
「フィィィィィイイイイ!!」 「!?」
ブラッキーはエーフィの間近、それも顔に近い位置で悪夢の儀式をやっていたのでもろ`叫び`を聞いてしまう形になったのだ
「ふぃ……ぃ」 「っ」 「「 は!? 」」
ブラッキーはなんと`倒れて`しまった エーフィもエーフィで`悪夢`と`鳴き声`だけで倒れてしまったのだ 遠くから見ていたアヤも目を開ききっている
「な、なんで!?」 「知るか。次はコイツだ!! `リングマ`」 「来たな! アライグマ!!」
アライグマて。ぼそりとツッコミを入れる もちろん聞こえてなどいないが
「じゃ、わたしは……「カイリューやめろよ」……リューくん!!」 「やめろって言ったろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!」
マイも変わった。人の意見に流されなくなったbyゴールド
「リングマって言ったらリューくんでしょ!」 「なんでだ……なるほどな」
懐かしい記憶があるのか、二人とも敵となるポケモンを見て笑っている アヤはまだここ(サニー地方)にいたので、そんな事知らなかった
「昔のリューくんも可愛かったけど、今のリューくんも強くてかっこよくて可愛いんだから!」 「オレのだってか、かわ……かわいい」 「頬を染めるな! コウちゃん女顔みたいになるよ、余計!!」 (よ、よけい!?)
ちゅっ、とカイリュー(リューくん)からのキスを受けてマイが頭を撫でてやりながらコウの言葉に突っ込む姿は昔とは考えられないだろう アヤも内心(かなり)のツッコミを入れた
「るせー! リングマ`気合パンチ`を背中にかましてやれ!」 「! リューくんとのあむぅわーい時間を……!!」
コウはコウでまたキレてるし、マイはマイで別の意味でキレてしまった アヤはもう家の中に入り、窓を閉め床に座って眺めていた
「リューくん! よけて!」 「な! 逃げるのか……!!!!」
ひょいっと軽々とマイを持ち上げ空中戦に持ち込む コウがそう叫んだのだ
「ちょっと時間稼ぎ出来るからまだ甘えてもいーよ」 「てっめ! オレとバトルしてるだろーが!! リングマあのデカ石を`地球投げ`!!」 「ちょ!! コウ!!」
マイはカイリューの膝の上でゴロゴロニャーして コウは勝手に人の家の石をぶつけようとして アヤは慌てて家から出てきて阻止しようとする
「うわ! あ、あぶない……リューくん」 「りゅ〜」
発泡スチロールを持ち上げてるみたいに持ち上げたリングマを見て 流石のマイも焦った。しかしジムリーダーだから、冷静に! と勝手に念じ 瞳を見つめ、言葉はいらない。というかのようだったのだが
「リューくん!! `破壊光線`!!!!」
結局言った。
「人ん家の庭で何してるのよー!!」
アヤが空中にいるマイに文句をいうためギャラドスに乗っかり上空してきた うるさいな〜。と目線も合わせることなくいうのでアヤまでもキレて、マイの大好きなアイスを目の前で食べてやった
「なんでもってるの!? てか、わー!! 食べたよ!! この人食べたよ!!」 「人ん家の庭で好き勝手しないって習わなかったの!?」 「習ってないよ!! 大体、アヤは戦いの場足を踏み入れないのー!!」
うー。と涙目のマイに言われてアヤも下がる トレーナーとして恥ずかしくなったのかもしれない
「まったくもう……って、あ」
アヤが下がっていったので目線を下に向けると メタメタになった庭が目に入った
「や、やっばいかも……リューくん……逃げよ」 「りゅ? りゅー!!」
逃げるが勝ち。とジムリーダーとしてありえない考えで頭を整理し その場から逃げた
コウとアヤがウツギ研究所に来て文句を言いに来たのは言うまでもないことだが 弁償はしなくていいらしい
「つか勝負終わってねーだろ!!」 「えー! もういいじゃん! また今度! ね? わたし疲れたし、ごほごほ」
コウは真面目なバトルがしたかったので怒りがある アヤはトレーナーとしてどうなのよ。とこっちもある意味怒っている
「そんな咳で私たちを騙せると思ってるの……?」 「ご、ごめんなしゃ……「もっかいバトルだ!」……わ、わかったから!!」
パーカー引き裂こうとするのはやめて!! と庭に忘れてきたパーカーを目の前になすすべは無かったのであった
(ゴールド! 助けて!!) (オレ、今修行中……) (ゴールドのばかあああああああああああああああ!!) (は!? な、なんで!?)
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Re: わたしとあなた ( No.51 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:51
- 名前: 桜庭
- 【一周年】コウちゃんと!【ありがとう】
ドタドタと廊下を走る音がする 足音からは男のようだけど、重さというのか、軽さといえば女の子供くらい
「コウちゃん!」 「んだよ」
ガラッ! と障子を開けるとギロリとコウが睨み付けてきた そんなの慣れてるよー。と言いながら障子を閉めて、机に向かって何かしているコウの背中に寄りかかる
「コウちゃーん」 「あんだよ、っせーな」
*ここの挿絵です*
耳元で甘ったるい声を出してやっても効くわけがない(とマイは思っている) 相変わらずの口の悪さには残念だったが、変わってないという点では喜ばしいこと
「せっかく一週年なんだから、たまには遊ぼうよー」 「嫌だ」 「間髪入れずに言うなあ……ここはマイコウか!? マイ→コウなのか!?」
訳の分からんこというな、と言いながら肩を回してマイを背中から離す (暖かい背中だ……)
「大体、ここはゴーマイだろ」 「GOマイ?」 「違うわ! やけに`GO`の発音いいな」
そうかなー?と右手を頭の後ろに回して照れる仕草をしている 猫みたいにコウは見えたらしいが
「それにしても、コウちゃん家おっきーね」 「そうか?」
コウの家は平屋だが、土地面積がとてつもなく広い 案外カンタンに忍び込んできたマイ。少し疑問に思ったらしいが、聞くのはやめた
「あ、コウちゃん! DVD見る? ゴールドが貸してくれた(というか無理やり押し付けてきた)んだけどさ」 「? みせ――やっぱりいい」
和室の部屋から一転、洋風でアメリカンに近い感じの部屋のソファーでマイがコウにDVDを見せてやる 題名は
「夜のオールナイトフィーバ`絶叫編`」 「ば、ばか!」 「夜の`絶叫`」 「いっいうなよお……!!」
和室では強気だったコウが洋風の部屋に来た途端に弱気になった DVDの効果は抜群らしい
`絶叫`を強く読んでやると、耳を抑えて体を曲げる (コウちゃん――可愛い) ああ、ごめんね。となんだか上から眼線で言われたような謝罪をするマイ
「おまえ、わざとだろ! 絶対わざとだろ!!」 (ひゃーキレた……)
ソファーから離れてマイの目の前に仁王立ちで立つコウだけど、目がいつもより薄い赤になっているので あまりビビッていないもよう
「コウちゃん甘いの食べる?」 「うん……あ、じゃなくて! おう!」 「言い直さなくても……睨むなよー」
そんな感じで一日を過ごしました。 ――マイの日記より抜粋
―おまけ― コウ「こんなんで一周年記念かよ」 マイ「デレないコウが悪い」 コウ「お、オレはツンデレじゃない!」 マイ「誰も言ってないけどおおおおおおおおおお抓るな抓るな! 頬を抓るなああああ」 コウ「お前、いっぺんちね!」 マイ「ち、ちね!?」 コウ「! ばーか!」 マイ「ちょ! コウちゃんキャラ! キャラが違うよー!」
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Re: わたしとあなた ( No.52 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:51
- 名前: 桜庭
- 【一周年】アヤノと【ありがとう】
※アヤノん家だお^p^@ピザだお
「これを見て」 「? なにこれ」
唐突にアヤノがノートを突き出してきた 一ページを開くと、文字がずらずらと書かれていた (の、のろい!?)
「呪いじゃないわよ」 「あ、はは――うん、だよね」
心を詠まれたか、と顔をしかめるマイ こうゆうマイを見れるのはアヤノの前だけ、というのは本人は気づいていない
とりあえず、文字を見る
すき 口を開けて クチパクで呟いた だいすき 誰もかもが 君にいうの いいな 君は愛されて ほんとにいいね 誰か わたしを愛して ください
マイ わたしの名前はそんなのだっけな 君は 羨ましいな みんなに慕われて ばいばい 馬鹿な事言ってないで こっちに来いよ どうして 涙が出て止まらないよ
ねえ、口癖になった「大丈夫」 あなたの言葉が またコダマをするの 「なあマイには 俺しかいないから――」 そんなの酷くないですか あなたに依存などしてないけれど それは一体どうゆう意味ですか
「……あ、あの…アヤノ、さん?」 「どう? 結構頑張ったんだけど」 「え、と……これ、は」
ノートをアヤノの方に向けながら指を指すマイの顔はどこか曇っていた 平然とアヤノは言ってのける
「それ、あんた→ゴールドさん。の歌詞よ」 「いや。意味が分かりませんが」
またこのパターンか。と曇っていた顔が少しばかり赤くなる 口調が丁寧に成る時は大抵恥ずかしい時とかになるのがマイの特徴だったりする
「個人的には、コウとゴー「言うのはやめよう? ね、アヤノさん」……そ、そう?」
口元に手を当て考えを言う、それを阻止するマイ 通常人はアヤノと思われているかもしれないが、マイだったりするのだ コウはコウでアレだし(あんだよ!)
「しかし、これ……どうするの?」 「あんたが歌うの」
「え?」
長い長い沈黙の後にマイの口が開く ハテナマークを沢山浮かべているのはアヤノで、立場が正反対になった感じがする
「あんたさ」 「(あんたって言った!)う、うん」
座っていた椅子から立ち上がって向かいにいるマイの瞳に向けて指を向ける びしっと向けられた指とアヤノの視線はどこか真剣で
「私のこと、ニックネームで呼ばないわよね? どうして?」 「え……そ、そこまでの仲じゃないというか……! ちっちが! アヤノが嫌いとか、じゃなくて……えと、なんていうか」
俯いて人差し指同士をちょんちょんと合わせる アヤノの機嫌が悪くなるのがよく、よーく分かる
「もー! わたしに呼んでほしいの!?」 「え!? ちっちが! 別にあんたに呼んでほしいとかじゃなくて!」
今度はマイが優勢な立場になった アヤノが指指すのをやめ、すとん、と椅子に座ると顔を俯かせる
「アヤノは、わたしに呼ばれたいの? ねーそうなの? ねー」 「(こいつ、Sか)だ、だから! なんなくよ! あんたにはあ、アヤって言われなくても……」
うー、と口が止まる ニヤニヤとマイの口が笑っている
「あんたゴールドさんに似てきたんじゃないの」
アヤノの言葉に、ぽかーんときょとーん。と混じった顔が現れる そして、真顔で
「違うけど」
という 話をずらされたのを気づいていないらしい
(そうゆうトコは昔から変わらないのよね) (――あ、あ……) (? どうしたの?) (あ、ああああ……あゃ……) (なんていったの?) (……アヤ! アイス!) (! もう、分かったわよ)
満足そうに笑いながらアヤノが冷蔵庫に向かうのであった
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Re: わたしとあなた ( No.53 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:52
- 名前: 桜庭
- レッド誕生日
カントー地方、マサラタウン 時期は夏、ここは只でさえ南国の町といわれている とにかく……
「あつい!」 「そんな格好でいるから悪いだろ」 「だって、焼けると後が痛いし……」
マサラの入り口前でマイが叫ぶ ゴールドの格好はいつもの格好から、上を取ったラフな格好で `そんな格好`のマイは、オーバーオールというなんとも暑い姿でゴールドが言いたくなくのも分かる
「レッドさんいるのかなあ……」 「またシロガネ山でも行ってんのかな、迎え行くしかねえな」
家の前まで来たもの相手がいるのか分からない 電話をしてみることにした
「あ、レッド先輩今どこにいます――え!? 今、ちょうど下山した――はい、はい! 今待ってますよ、マイと……い、嫌っスよ!! 意味わか」
電話につながったのは、話の内容の通り下山をしたためで、ナイスタイミングだとわかった 最後の部部が今一わからなかったが、とりあえず会えるようだ
「下山ってことは、雪の香りするの!?」 「ああ、よかったな」
両手で拳をつくりなぜか喜ぶマイ、理由はのちに分かる
「よー」 「どこからともなく現れた!」
ぼー、と二人で突っ立てまっていたら声と共にマイの肩に両腕が置かれた 始めは、幽霊!?と思い硬直したが声のトーンを聞き誰かすぐにわかったらしい
「二人ともー覚えてたんだな」 「当たり「忘れてたよね、ゴールド」 「後で家の裏まで来てくれるかな、ゴールドくん」
部屋のドアノブに手をかけながら言う 顔を見てみると嬉しそうな表情で、来てよかったなとマイは思う
しかし、そのマイの素直な心のおかげでゴールドは後に酷い目にあうのだけど
「雪のかおりー」 「マイ離れろよー!」 「いや〜!! 雪のかーおーりー!」
とりあえず、どのような状態か説明しよう 三人入るのには十分すぎる大きさの正方形のカーペットがある そこに、レッド、マイ、ゴールドの順で並んでおり
「うるさいなあー……ゴールドがつれてってくれないのが悪いんだよ!」 「オレのせいじゃねーって! いや、そうか……しかし認めん!」
腰に軽く抱きついていたマイが、そう言いながら離れる 何やら訳があるみたいだ
「どうゆうことだ?」 「あのね、ゴールドがねシロガネ山には行くなーって言うの」 「だって危険っスよね!? お、オレ心配なんだよ!!」
じと目でゴールドを見つつ、レッドに伝える その眼線に合わせないように下を向くゴールドに内心(大)笑いつつも
「まーマイ、仕方ないって。お前、身体が……わかったわかった、今度つれてってやるよ」 「本当ですか!? よかった〜……これで闘える!」
仕方ないと、首を振りながらレッドはいう よっし、とまたマイは両手で拳を作る、それに反応したのが二人
「は?」
一秒の狂いなく合わさった声に動揺しない 一体何と戦うというのだろうか、それはまだ分からないお話である
―おまけ― 話してるだけっていうね^p^ 「レッドさん、ベットの下にあった本なんですけd「おまああああああ」…な、なんすか」 「オレの台詞……」 「この本、ちょっと見たんですけd「おまあああああああ」…別にゴールドの持ってる本じゃなか「マイ、見たのかよ」…うん」 「この本って、わんちゃんのやつとねこちゃんのやつと「え、なにマイ持ってんの?」…はい! 可愛いですよね!」 「なんだ〜、隠さなくてよかったのかー!」
「あれ、結局オレはバットエンド?」
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Re: わたしとあなた ( No.54 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:52
- 名前: 桜庭
【一周年】ゴールドと!【ありがとう!】
遠くなる意識の中、聞いた声は――聞きたくない声だった ベットに寝ていても下から聞こえる騒がしくなる音が、自分を苦しめた
(また、来たのかな)
布団を顔に隠して現実逃避をする 音が先ほどより大きくなり、こちらに来ているのが分かる
(寝たふりでもしよ)
目をつぶり、相手が布団を剥がさないように内側から持つ それでも意味はないと心のどこかで思っているのか、力が弱くなる
「マーイッ!」
がばっ、と布団を奪われ急な寒さに身を縮めながら なんですか、と頭痛が頭に響かないように小さく言う
「なんだよ、せっかく来てやったのに」 「お、お布団返してください」
片腕に布団をかけていたゴールドが仕方ないように布団をかぶせてやる
「眠いので、寝てもいいですか……」 「はあ!? おま、寝るのかよ! せっかく来てやったのによ」 「すいません、出来れば速やかに帰ってほ……風邪うつしちゃうと思うので帰った方が」
つい本音が出てしまい視線を逸す チラ、とやはり相手の顔が見たいのか見てみると明らかに機嫌の悪そうなゴールドがいた
「お前さあ、オレのこと嫌い?」
立っていたゴールドがあぐらで座り込みながらマイに向けて言う
「嫌いじゃないですよ」 「ほんとか? そのくせ、オレを避けるのはなんでだよ」 「だ、だって……その」
今度はちゃんと目を合わせて言って言葉を紡ぐ しかし、またの質問に目を逸らして、さらに顔を隠してしまった それでもキチンというのは性格というのだろうか――
「ゴールドさんがいると、ドキドキしちゃって、おかしな気に……」 「ダーッ!! わーったわーった! もう言うな、何も言うな」
たどたどしく言ったからまた怒らせてしまったと反省したのか顔を出してみると 両手を顔に埋めて真っ赤な顔を隠しているゴールドがいた
(しっかり面倒見てやるから、な)
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Re: わたしとあなた ( No.55 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:52
- 名前: 桜庭
- 夢が実現したよ>ミニ参照2000突破おめでとう
思いっきり腐ってる内容だから男は注意してね^p^ URLの画像は本当いろいろ勇気がある方だけ( ちっこいのはわざt(ry
「…………」 「コウちゃん遅いねー」 「流石にアレはヤバいかしらね」
コウ宅――白を基調とした広いリビングに四角形の机 そこには3つの椅子があり、どちらも(机、椅子)白が基調とされていた
待ちくたびれていて椅子をギッタンバッタンしているマイの格好は明らかにゴールドから借りてきた服だよ。という格好だった
「あんた、そこドクロのTシャツ、全っっく似合わないわよ」
椅子に腰掛けながらアヤノは机に肘をつきマイのドクロTシャツを指さす `全く`の部分に力を入れながら言っていたのか顔が力んだ 負けじとマイも指さして、アヤノの服装についていう
「アヤノさー、それ。そのなんていーの?」 「法衣」 「そうそれ! ほーい似合ってねーよ? それって西遊記に出てくるさんぞーのこすぷ――痛い!!」
立ち上がってマイがアヤの周りをウロついて、目の前にしゃがみ込む そして、口を開いた言葉があまりにも憎たらしくて腹が立ったのかアヤの足蹴りがマイにクリティカルヒット
「あ、あのアヤノさん。わたくし病弱なんですが……」 「煩いわよ」
綺麗に笑う、本当に綺麗に笑った もともとパーツは良いアヤノ、普段笑顔を見せないだけあってマイを赤面させるのには十分すぎた
「フラグ、立てたわよ」 「いや意味が分かりませんよ! つかコウちゃんは!?」
尻餅をついて下がっているのをいい事に仁王立ちするアヤ 焦ったマイは主であるコウの姿を探す
「今、着替え中でしょ」 「あー……フィーちゃんナイスだよね」 「まさか、本当にやっちゃうなんて……私も驚きよ」
ほら、と手を差し伸べて起こしてやりながらいう 本当にやっちゃう。というのは――
「あ、アヤ……」 「あらコウ。そんな所にいないで早くこっちに来なさいって」
リビングと廊下を繋ぐガラスをベースにつくられた扉から少し顔を出してコウの姿があった アヤが駆け寄りながら言ってやり、扉を開ける
「わー! コウちゃん`女の子`の服にあーう!」
ぐい、と引っ張られ出てきたコウの姿 始めは褒めていた《?》マイだったが、ついに本音が
「っぷ……ははッ! ぱっねえ! コウちゃんヤバいっしょ! あははっ! 爆笑なんスけど!! あははっはは! あっははっはは!!」 「てんめえ!! 笑いすぎだろ!」
腹に手を当て、そのまま背にしていた壁を頼りに腰を落とす 目から涙が出ていて、ふき取っているが止まらない
「コウちゃんさいっこ〜!」 「殴るぞ!!」 「あて〜!」
流石に笑いすぎたのかコウがキレて、思いっきり鉄拳の拳が頭に降りかかる
「ごめんなさいした」 「たっく……兄さんにこんな姿見られたら……着替えてくる」
土下座してる姿を見る限り コウには弱く、アヤには強気のマイらしい
「もう脱いでくるの? ここで脱いだらいいじゃない」 「制服脱ぐってアレだよね」
逃げようとしているコウの`セーラー服`のスカートを掴む アヤが珍しく寝転んでいる、理由はマイの土下座してる写真を撮りたかったから マイはというと土下座の形のまま、モゴモゴという
(あれってなんだよ!) (え、アレはアレだよ) (ねえ?) (お前ら珍しく意見合わせてんじゃねえよ!)
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Re: わたしとあなた ( No.56 ) |
- 日時: 2010/11/21 22:59
- 名前: 桜庭 ID:VY/jP/5g
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=gzXO9BqyWng
- 【一周年】マイと!【本当にありがとう】
URLをクリックしてから読んでみて下さい
ワカバタウンのとある丘 ここはゴールドも知らない、わたしとセレビィだけの秘密の丘 夕日が綺麗に見えて大好きな場所
「マイは、歩きつづけて何処まで行くの?」
セレビィに尋ねられて、見ていた真っ赤な夕日から 綺麗な緑色の瞳を見る
「うーん……わたしは」
考えたことなかったなあ 初めての旅は唐突で……
色々あったっけ ドロボーのコウちゃんに、怖いアヤノ 少しだけ……優しくなったゴールド
全部、ぜーんぶが新鮮で楽しくて、あっという間に終わっちゃった
いつの間にか、何かを求めて この、手を精一杯広げて、伸ばして
――――求めてた
ゴールドも、そうだって言ってた すぐに見つけちゃったゴールドに、嫉妬してたりもしたっけ
◆◆◆
『マ〜イ〜おめでとう』
誕生日、サニー地方で祝われた 初めて……祝ってくれて、嬉しかった
ローソクが、増えたりした それを見るのが嬉しかった
何度目かの誕生日 たった一つの わたしの故郷<ふるさと> を旅立った
◆◆◆
その時から、あったのかもしれない 何かを求めていた
大きな、何かが……ほしかった
「ま、マイ……?」
わたしのちっぽけなポケット<心>には ゴールドじゃなくて、誰かとの……
「――ッ」 「どうして泣いてるの? ねえ、どうして?」
数え切れない程の出会い そして、数え切れない別れ
「沢山の人にっ…………」
幻みたいで、今でも不思議な思い出も 少し――
「支えられたんだなあって……!!」
――そあにいちゃん ――ん? ――涙はどうして出てくるの? ――それはな……
「ねえ、もう一回聞くよ」
セレビィの声が、いつもよりずっと、ずーと 優しい音色に聞こえてきた
「マイは、歩きつづけてどこまで行くの?」 「わたしはね――」
セレビィの視線を一旦話して また、空を仰ぐ
「わたしは、歩き続けてね……」 「うん」 「どこまで、行こうか」
え!? ってセレビィの驚く声がした えへへ、ちょっと可笑しかったかもしれないや
「沢山の思い出と一緒に」 「うん」
平たい大地、デコボコした大地、おかしな大地 踏みしめて
どこまでも、どこまでも
行くよ
(めざした、あの夢を掴むんだ。それを掴むまで、わたしは歩き続けるよ)
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Re: わたしとあなた ( No.57 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:53
- 名前: 桜庭
- 参照: http://syokatus.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/patio/patio.cgi?mode=view2&f=1440&no=168
- サヨナラメルトの替え歌
そのためにちょいと設定を変えました← ゴーマイです、はい。本物のゴーマイですよ つまり二人とも両思い設定です、どちらが告白したかは想像で…!!
あ、それでマイが初期設定どおりの病弱です 死に掛けてそうな感じですが、死にませんよ(( 記憶喪失的なやつです^^b
ゴーマイでもいい方、どうぞっ
サヨナラトモダチ
0:00~0:17(前奏) 昔から身体<からだ>は弱かった 怖くなってお医者さんに診てもらった お医者さんは「大丈夫」って言ってくれた だけど―――融けていくような気がした
朝目が覚めて 真っ先に思い出せる 君の事 他の人は さっぱり 分かんなくなった なんでかな
オレンジ 大きな 優しい目をしたりゅーさん 黄色の身体<からだ>が目立つ あのどうぶつは 「 ナ ン ダ ロ 」
ゴールド 教えてほしいの わたし さっぱり わかんない どうしよ
だけどゴールド なんだか 悲しい わたしは 一体 何者? 記憶が 掠れるのは いやだよ
ある朝のこと 自ぶんのことが わからなくなったの たしか お医しゃさん が 言ってたことを 思い出した そんなとき
へやのすみで 隠れて 泣いていたら となりに 君が来てくれた 笑顔で わらい 「か け て く れ た」
ごールど 大切な名まえ だけど どうして? どんどんかすれる 君のえがお こわしちゃったの しゃ真のなかの わたしは とけたの おおきな「わかれ」をかんじた
こころのなかの わたしは げんきです げんじつの わたしは だめだめです
2:58~3:30 5月5日 ほんのすこし はかせが 分からなくなった 5月9日 赤いかみの子が おみまいに きてくれた 名まえは なんだろう 5月23日 たんじょうびなのに くらくて こわい びょういんのなか 6月4日 ゴールドがおむかえに 来てくれて うれしかった 6月30日 おうちがわからなくなった 7月6日 むらさきのねこちゃんが いっしょにいてくれた だれのかな 7月19日 ごールどのたんじょうびは 覚えてる 7月21日 ごーるど おめでとう 9月8日 いたい こわい しにたい 9月9日 ごーるどと いっしょにねた 12月20日 たすけて ごーるど
ごーるど しんじてほしいの わたし がんばる こころの そとでも だから ごーるど えがおで いてね
とじたくち と くちが かさなる えがおの きみが いたの
―――だ い す き
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Re: わたしとあなた ( No.58 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:54
- 名前: 桜庭
- 参照: http://syokatus.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/patio/patio.cgi?mode=view2&f=1440&no=335
- Who Killed U.N.Owen の替え歌
>ゴーマイver.
狭いお部屋の中では わたしだけの 独占 お人形
籠の中の ゴールドカラー あなた、わたしと遊びましょ?
痛い事もなく キスをする
終わること無いよ? 飽きたりしないから
「ゴールド、聞いて」 どうしてかなぁ
紅色と新緑の魂<たま> わたしのために 尽くしてくれた
だけど あなたは どうなのかな 「ゴールド、言って」
世界で誰よりも わたしを愛するのは誰ですか?
「それは俺だろう」と ゴールドカラーは云う (真実、見つけ 真実、壊す)
今では 知らない あなたの笑顔 (あなたを生かす あなたを消す) 心に残る メモリーズ
lalala…lalala…lalala… 次からは あなたよ
桃花<とうか>が残した 宝箱は 何処?
無い ない 消えたか? 空っぽの 屍<しかばね>
俺が殺し 護るのは 俺が護るのは 俺のなに?
「助けて ここだよ」 桃花<とうか>の声が響く
崩れて泣き込むは 可哀想<かあいそう>なお姫様
優しく包み込む あなたは あなたの 宝箱 ようやく 「発見」
あなたの全てをね わたしは知りたい ウソツキだけのね 水晶いらない!
あなたの全て 籠の中 わたしも同じ (籠、行き)
俺の全てを知り 今度は俺が知る番だ 真実を知って そしてまた壊すのか
ふたり世界で わたしとやり直そ 生まれ変わった世界では 今までには無い おもいハートがあるの (あなたを生かし わたしは消える)
長い時を掛け わたしは戻る (わたしが生きて あなたは消える)
人形遊び 終わりましょ (わたしが消えて あなたは生きる)
今夜のお遊び もうしないね (あなたは生きて わたしも生きる)
お次のお遊びは どうしたい 「ワンモアタイム?」
解説、
ゴールドカラー:ゴールド 桃 花:マイ ピンクにしようとしたけどアレなんで; おもい ハート:思い、重い、想い。どれでも当てはまるように ワンモアタイム:どっちが言ったかはご想像上で
どっもヤンデレって事だけ言いたかった←
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Re: わたしとあなた ( No.59 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:55
- 名前: 桜庭
- 参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file286.jpg
3代目の初更新の絵( 汚いつ(
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Re: わたしとあなた ( No.60 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:57
- 名前: 桜庭
- 参照: http://noberu.dee.cc/noberu/gazoutoukou/src/file289.jpg
マイ、誕生日絵 おめっとー!
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