Re: わたしとあなた ( No.52 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:51
- 名前: 桜庭
- 【一周年】アヤノと【ありがとう】
※アヤノん家だお^p^@ピザだお
「これを見て」 「? なにこれ」
唐突にアヤノがノートを突き出してきた 一ページを開くと、文字がずらずらと書かれていた (の、のろい!?)
「呪いじゃないわよ」 「あ、はは――うん、だよね」
心を詠まれたか、と顔をしかめるマイ こうゆうマイを見れるのはアヤノの前だけ、というのは本人は気づいていない
とりあえず、文字を見る
すき 口を開けて クチパクで呟いた だいすき 誰もかもが 君にいうの いいな 君は愛されて ほんとにいいね 誰か わたしを愛して ください
マイ わたしの名前はそんなのだっけな 君は 羨ましいな みんなに慕われて ばいばい 馬鹿な事言ってないで こっちに来いよ どうして 涙が出て止まらないよ
ねえ、口癖になった「大丈夫」 あなたの言葉が またコダマをするの 「なあマイには 俺しかいないから――」 そんなの酷くないですか あなたに依存などしてないけれど それは一体どうゆう意味ですか
「……あ、あの…アヤノ、さん?」 「どう? 結構頑張ったんだけど」 「え、と……これ、は」
ノートをアヤノの方に向けながら指を指すマイの顔はどこか曇っていた 平然とアヤノは言ってのける
「それ、あんた→ゴールドさん。の歌詞よ」 「いや。意味が分かりませんが」
またこのパターンか。と曇っていた顔が少しばかり赤くなる 口調が丁寧に成る時は大抵恥ずかしい時とかになるのがマイの特徴だったりする
「個人的には、コウとゴー「言うのはやめよう? ね、アヤノさん」……そ、そう?」
口元に手を当て考えを言う、それを阻止するマイ 通常人はアヤノと思われているかもしれないが、マイだったりするのだ コウはコウでアレだし(あんだよ!)
「しかし、これ……どうするの?」 「あんたが歌うの」
「え?」
長い長い沈黙の後にマイの口が開く ハテナマークを沢山浮かべているのはアヤノで、立場が正反対になった感じがする
「あんたさ」 「(あんたって言った!)う、うん」
座っていた椅子から立ち上がって向かいにいるマイの瞳に向けて指を向ける びしっと向けられた指とアヤノの視線はどこか真剣で
「私のこと、ニックネームで呼ばないわよね? どうして?」 「え……そ、そこまでの仲じゃないというか……! ちっちが! アヤノが嫌いとか、じゃなくて……えと、なんていうか」
俯いて人差し指同士をちょんちょんと合わせる アヤノの機嫌が悪くなるのがよく、よーく分かる
「もー! わたしに呼んでほしいの!?」 「え!? ちっちが! 別にあんたに呼んでほしいとかじゃなくて!」
今度はマイが優勢な立場になった アヤノが指指すのをやめ、すとん、と椅子に座ると顔を俯かせる
「アヤノは、わたしに呼ばれたいの? ねーそうなの? ねー」 「(こいつ、Sか)だ、だから! なんなくよ! あんたにはあ、アヤって言われなくても……」
うー、と口が止まる ニヤニヤとマイの口が笑っている
「あんたゴールドさんに似てきたんじゃないの」
アヤノの言葉に、ぽかーんときょとーん。と混じった顔が現れる そして、真顔で
「違うけど」
という 話をずらされたのを気づいていないらしい
(そうゆうトコは昔から変わらないのよね) (――あ、あ……) (? どうしたの?) (あ、ああああ……あゃ……) (なんていったの?) (……アヤ! アイス!) (! もう、分かったわよ)
満足そうに笑いながらアヤノが冷蔵庫に向かうのであった
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