Re: わたしとあなた ( No.49 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:50
- 名前: 桜庭
- BWが海外ってことで主人公Sも外国人設定で書いてみた
といいかけて、ゴールドはなんでもこなす奴だと良いっていう設定を書いてみたかった小説
「マイおっそいなー」
自室の窓から外を見てもマイの姿はなく 映るのは茶色の地面と青く茂る草や花たちだった
今日はマイがゴールドの家に泊まることになって、準備するから待ってて と言われたのだが電話を切ってからはや2時間はたつ
時間にルーズなゴールドでも心配になってきた(マイもルーズといえばルーズ) もう一回電話するかな、と電話をしようとしたとき
――ピルルルルッ!!
「うお! びびった……マイ? 今ど『へるぷ みー!』……は?」
心配していた本人から電話が掛かってきたではないか 場所を尋ねようとしたら、向こう側から英語の発音に近い何かの言語がかかってきた
「マイ、それ英語?」 『うん……とにかく助けて! 今うちの前だから!』
微妙なツッコミをしてやったのに見事にスルーされる 何時もなら何かしら言ってくるのだが、今はそれ所じゃない、というのが伝わってきた
「わかった。すぐに行く」 『うん! 早くね!!』
そう言いながら部屋を出ているゴールド 扉を足で雑に蹴り閉めると勢いよく階段を駆け下りていき、そのままのスピードで扉をあけ
「ダーッ! 行くぞ!」
意味不明な発声と共に地面をジャンプするみたいに蹴り、かけだした
「マイ! って……なんだ?」
息を切らしながらウツギ宅の玄関前に来ると、マイらしき人影がちらりと見えた しかし、ちらり。ほんのちらり
「あ! ゴールド! こっちこっち!」
ぴょっこり顔を出して、自分はここにいると。伝えてくれた なぜ‘ちらり‘ぴょっこり‘かというとマイやゴールドより遥かに身長のある女性が立っていたからである
「Hello(こんにちわ)」 「!? え、英語!?」
ゴールドの存在に気づいた人物はポニーテルを揺らしてこちらを向いた しかも英語で話しかけてきたではないか
――だから‘へるぷ みー‘ってわけか
先ほどの英語(らしき言語)を使ったマイの意味が理解できた ふう。と息をひとつ漏らしてから女性に目をむけ、こう言った
「My name is gold(俺の名前はゴールドです)」 「oh! Can you speak English?(貴方は英語を話せるのですか?」
一礼をしながら自己紹介を英語でするゴールドに英語を話す女性 マイは目をパチパチさせながら目の前を光景をみた
「マイ、マイ」 「んあ? ひゃ!」
名前と手招きで呼ばれたので女性の間(玄関と女性によって挟まれていた)をスルリと抜け出せた 最後の言葉は急に腕をひっぱられたから
「A name here is Mai(こっちの名前はマイ)」 「It is lovely name.. good(可愛い名前ね、よろしく)」
なんとなく自己紹介したの(してくれた)が分かったし、相手も手を差し出してきたので焦りながら握手をすると
「My name is white(私の名前はホワイト)」 「Is it white?Nice to meet you. (ホワイトさんですか、はじめまして)」
相手も名を名乗り、二人と握手をした スラスラと英語を話せるゴールドを知ったマイは完全に機能停止してしまった
「――――」 「おい、マイ? おーい」 「This safe do child or(この子大丈夫なのかしら)」
ぷしゅー。と頭から煙が出るくらい脳が疲れたのか ぱたん。と綺麗に地面に倒れた
「…………ま、マイ……さん?」 「You may not take it to the hospital! ?(病院に連れて行かなくていいの!?)」
ゴールドも急なことに焦りつつ、大丈夫です。と手をあげながらしゃがみ込んで気絶してるマイを抱き上げると
「Then,I in going(じゃあ、俺行くんで)」 「Safe? Then(大丈夫? じゃあね)」
心配しつつ、その場を去るホワイトに、ふー。と今度は深い息をつく 結局なんのためにマイと話していた(話せていたのか?)のかは分からないが、一件落着とした
「あれ? ここ、どこ」 「びょーいん」 「ご、ゴールド!?」
ぱち、と目が覚めたのは倒れてから4時間後のことだった とりあえず行きつけの病院に連れていくと急遽入院。という形になった
マイの寝ている枕元あたりに肘を付きながら答えるゴールドに驚きつつ さっきまでの英語を話せていたことを聞くと いかにもゴールドらしい言葉が返ってきたのであった
(英語話せた男の方がかっけーだろ?) (…………うん、そだね) (あんだよ、その態度) (頭ぐりぐりしないでー!)
おまけ 〜後日〜 「ひゃー! またいるよー!」 「こんちわ! マイ!」 「ひゃー! 日本語ぺらぺらだよー!」 「ウツギ博士に用があるんだけど、いいさね?」 「ひゃー! 方言使ってるよ! なんでわたしが博士の元でお世話になってるのを知ってるの!?」 「アタイの情報網はすごいのよ!」 「ひゃー! わたし日本語負けたよ! くやしー!」 (なにしてんだ、マイ)
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