カードティーチング! レッスン3 ( No.6 ) |
- 日時: 2011/04/04 13:57
- 名前: でりでり ID:jTsRTpcA
- 参照: http://www.geocities.jp/derideri1215/
- 昨日の戦いを思い返す。そして調べた。
家の中にある全てのカードを探して作り上げた。これで、もう……負けない。
「もうちょっとで終わるぞ。今度はポケモンチェックと特殊状態だ」 「ポケモンチェック?」 「ポケモンチェックの話をするには先に特殊状態から説明するべきだ。まず、特殊状態には主に五種類ある。『どく』、『やけど』、『ねむり』、『マヒ』、『こんらん』の五種類だ」 「ゲームだと『こおり』とかいろいろあるのにないの?」 「残念ながらないんだ。よいしょ」 ダメージカウンターを入れてるケースからいろいろマーカーを取り出す。 「まず、『どく』からだ」 そういって俺は「どくマーカー」を取り出す。かわいらしい(?)髑髏さんのマークだ。いや、俺は髑髏だとかはそんなに好きじゃないけど。 「どくになったポケモンは、目印としてどくマーカーをカードの上に乗せるんだ。どくになったポケモンは、ポケモンチェックのたびに10ダメージを受けるんだ。どくのポケモンは、攻撃できるし逃げることもできるんだ。どくは他の特殊状態と重なるが、どくにどくは重ならないぜ」 「どうやったらどくが治るんだ?」 「いい質問だ。ベンチに戻るか、進化やレベルアップをするか、トレーナーカード等を使うかだ」 「じゃあどくになればすぐ逃げればいいんだな」 「まぁそれが最善の一手になる場合もあるな」 恭介はどくマーカーをつまみあげて観察する。なにもねーぞ。 「今度は『やけど』だ」 今度はばんそうこうが二つバッテン印を作った、やけどマーカーを机の上に置く。 「やけどはやけどマーカーをカードの上に乗せる。ポケモンチェックの度にコイントスして、裏なら20ダメージを受けてしまうんだ。あとはどくと全く一緒」 「ダメージが違うだけか。攻撃も逃げたりも出来て、ベンチに戻ったりレベルアップや進化したら回復するんだな?」 「だな。親友として、お前も物理がそれぐらい理解度よければなと思うぜ」 「まったくもって余計な話だぜ」 恭介の表情が普通に曇る。クソ野郎と言わんばかりだ。 「今度は『ねむり』。厄介な特殊能力だ」 適当にカードを選び……。こんなもんかな。カモネギだ。カモネギを机の上に置く。 「ねむりのポケモンは───」 「ねむりマーカーか?」 「それがないんだぁ。ねむりの目印には、カードを横にするんだ」 ほらクイッとな。カモネギを横にする。 「一応、左右どちらでもいいんだが左向けに横にするのが一般的。ねむり状態だと、攻撃も逃げることもできない。だが、『どく』と『やけど』以外の特殊状態とは被らないのが救いだ」 「進化とレベルアップとかで治るんだな?」 「ああ。もちろん、ポケモンいれかえ等でベンチに戻っても回復する。そしてこっからだ。ポケモンチェックの度にコイントスをする。表ならねむりは回復するが、裏ならねむり状態のままだ。これ、大事」 「裏が出続けると何もできないってわけか」 「そう。次は『まひ』。一番うざったい特殊能力」 カモネギを正位置に戻す。当然正位置だ。 「まひになったら、やっぱり横にする」 カモネギも忙しいだろう。再びクイッ。ただし、横にする方向はさっきと逆。 「これも横にする方向はどっちでもいいんだ。右が一般的だが。マヒは、ワザを使うこともできず、にげれない。『どく』、『やけど』とだけ被るのは『ねむり』と一緒」 「ふむ。戻るのはねむりと大体一緒?」 「察しがいいぜ。コイントスで回復する以外は一緒。マヒは、自分の番を一回すごしたあとのポケモンチェックで自動的に回復するんだ。絶対足止めを食らう、厄介な特殊状態。次」 カモネギをまたまた正位置に。 「最後は『こんらん』。あんまし見ないな」 カモネギを逆位置にする。これが最後だ、お疲れ様。 「今度は目印としてさかさまにする。こんらんのポケモンが攻撃するときは、コイントス。表なら攻撃は通るが、裏なら失敗。そして自分に30ダメージ。あと、逃げれて『どく』と『やけど』と重なる」 「30っておっきいな。戻るのはレベルアップと進化とベンチに戻るときだけ?」 「そう。じゃあさっきから言ってたポケモンチェックの話するぜ。自分の番と相手の番が終わった時に必ずあるんだ。以上」 「じゃあ、自分の番の次はポケモンチェック、そして相手の番でそれが終わればポケモンチェックで自分の番で……ってことか」 「そうそう。そのときに各状態異常の処理するんだ。質問あるか?」 「特にないな」 「それじゃあ最後だ。対戦のスタートと自分の番について」 「待ってました」 わざとらしく恭介は拍手する。 「まず、対戦相手と握手。礼儀は大事。そんでデッキをシャッフルしてセット。そのまま最初に七枚ドロー。これが最初の手札ね」 「多いな」 「割とすぐなくなっちゃうもんだよ」 「そんなもんなのか」 「ああ。で、手札からたねポケモンを一枚選んでウラにしてバトル場にセット。バトル場にいるポケモンはバトルポケモンって呼ぶんだ」 「もし手札にたねポケモンなかったら?」 「手札を相手に見せて、手札を全てデッキに戻してシャッフル。そして再び七枚ドロー。以降ループ。このとき、相手は後でもう一枚ドローできるから、できるだけ最初の手札でたねポケモンを揃えたい」 「なるほどね」 「手札にまだたねポケモンが残ってたら、五枚まで選んでベンチにセットができる。強制じゃないよ。これ大事」 「ふむ」 「そしてサイドカードをセット。三十枚デッキなら三枚、六十枚デッキなら六枚だ。ちなみにさっき言った、『相手は後でもう一枚ドロー』はこのタイミングな。これ逃すとドローできなくなる。そしてじゃんけん」 「勝ったら先攻後攻を決めれるんだな」 「いや、勝ったら強制的に先攻」 「珍しいな」 「ああ。そしてゲームスタート」 「やっとか」 長かったなあ、と恭介が。まあそこは同調する。 「自分の番にできること。まず、一番最初はドロー。一枚だけだ。二枚ドローしたら反則」 「それぐらいはわかる」 「自分の番に山札がなくてカード引けなかったらそこで『負け』。もちろん、ドローは強制な」 「普通だな」 「自分の番にできることを説明するぞ。たねポケモンのカードをベンチに出す。ベンチはスペースが五つしかないからな。空きがなければ出せないぞ。続いてエネルギーカードをポケモンに一枚つける」 「一枚だけ?」 「そう。何枚もつければ強すぎる。エネルギーをつけるのはバトルポケモンでも、ベンチポケモンでもどっちでもいいぞ」 「ふむふむ」 「次はポケモンを進化させる。進化させる時は、手札の進化ポケモンのカードを場にいるポケモンに重ねるんだ。場に出したばかりのポケモン、この番に進化させたばかりのポケモンは、同じ番のなかですぐに進化できないから注意な。それをクリアしてれば何回でも進化可能だ。進化したら進化前のポケパワー、ポケボディーは無効。きのみやどうぐも無意味になる。進化してもダメージカウンターとエネルギーはそのままな」 「ああ」 「進化して回復するのは状態異常だけじゃない。それまでに受けていたほかの効果もまとめておさらばだ。いいことづくし」 「みたいだな」 「そんで、トレーナーのカードを使う。使い終わったトレーナーカードはちゃんとトラッシュする。カードの発動タイミングが違うトレーナーカードがごく稀にあるから気をつけてな。スタジアムとサポーターは自分の番にそれぞれ一回しか使えないぞ。あと、先攻の最初の番はトレーナーカードは全て使えないからな」 「先攻ってちょっと不利だな」 「でもその分先に攻撃できるからな。バトルポケモンをベンチににがす。バトルポケモンがベンチに『にげる』ときは、カードの『にげる』にある無色エネルギーの数だけそのバトルポケモンからエネルギーをはがして、トラッシュ。足りなかったら逃げれない。あと、『にげる』にエネルギーが書かれてなかったらそのままエネルギーをトラッシュせず逃げれる」 「ほう」 「バトルポケモンをベンチに戻すと同時にベンチポケモンをバトル場に出す。ベンチに逃げても、エネルギーやダメージはそのまんまな。ベンチポケモンがいないと逃げれないから気をつけろ。あと、『にげる』は自分の番に一回だけだぞ。恭介のことだから調子乗ってホイホイ逃がす……ってことは無理」 「俺ってそんな風に思われてんの?」 「いや、適当に言った。次はポケモンをレベルアップ。進化と基本的に一緒だが、レベルアップ前のポケモンの技やポケパワーが使えて、ポケボディーまで働く。対戦スタート直後の、互いの最初の番にはレベルアップ出来ないし、進化と同じく進化した番にレベルアップは出来ないからな。そして一番大事なことだがバトル場にいるポケモンしかレベルアップ出来ない」 「やっぱレベルアップすると強くなるからか」 「そう。そしてポケモンのポケパワーを使う。説明文に従ってくれ。たねポケモンのカードをベンチに出すからポケモンのポケパワーを使うまでは、どの順番でやっても構わないぜ」 俺の熱弁は案外声が大きいかったのか、周りの生徒からチラチラ見られる。まあいいや。 「自分の番にできることは、バトルポケモンのワザを使う。ワザを使うとターンエンド。説明文に従ってワザを使えよ。エネルギー不足でワザが使えなかったら、自分の番が終わりだって宣言すること。で、ポケモンがきぜつさせられたらすぐにベンチポケモンを一匹選んでバトル場に出す。さっきも言ったが替えのベンチポケモンがいなかったらサイドカードに関わりなくゲームセット。これでルール説明は終わりだ。他にも細かいのがいろいろあるけど俺が今日言ったことで十分遊べるぞ」 「ありがとうな」 「これやるよ」 かばんの中から一冊の冊子を渡す。表紙には「ポケモンカードゲームDP 遊び方説明書」と書かれている。 「スターターデッキ買ったら必ずついてくるヤツな。俺が言ったこととか、それ以外のこととか書いてるから読むべき」 恭介はペラペラと冊子をめくる。 「うん、これ翔の説明よりかなり分かりやすい。よし。ありがとな〜」 恭介は満足し、かばんを持って帰って行った。 俺の説明よりかなり分かりやすい……。じゃあ俺が今日こんなに頑張ったのは何だったんだ。無駄に時間消費したのはなんだったんだ。中の人が必至になったのはなんだったんだ。 口を開けたままその場から動けなくなってしまった。
翔「今日のキーカードはカモネギだ! れんぞくぎりは上手くいけば、低エネルギーで50ダメージを狙えるぞ!」
カモネギLv.29 HP70 無色 (DPtエントリーパック・ディアルガデッキ) 無色 とりにいく 自分の山札の「トレーナーのカード」を一枚、相手プレイヤーに見せてから、手札に加える。その後、山札を切る。 無色 れんぞくぎり 10+ コインを三回投げる。オモテが一回なら、10ダメージを追加。オモテが二回なら、20ダメージを追加。すべてオモテなら、40ダメージを追加。 弱点 雷+20 抵抗力 闘−20 にげる エネルギー1
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