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ポケモンカードゲームシリーズBW アルセウスジム編
日時: 2011/04/06 23:26
名前: でりでり 13話リメイク ID:dXTaWwQs
参照: http://www.geocities.jp/derideri1215/

どうも。でりでりです。今回はポケカで小説を書かせていただきます。
ポケカを知らない方でも楽しめるようにしてありますので是非どうぞ。
ツイッターもやってます。「terikazememe」

私と霜月さんのサイト、「気長きままな旅紀行」
http://www.geocities.jp/derideri1215/
でりでりのブログ、「Over fresh」
http://moraraeru.blog81.fc2.com/


キャラクターをまとめてみました。気長wiki
http://www15.atwiki.jp/kinaga/
ファーストバトル編&風見杯編目次 >>103

PCC編
39話 風見の用事 >>47
40話 バトルベルト! >>48
41話 力の証明 >>49
42話 能力者の影 >>50
43話 かーどひーろー >>51
44話 再会 >>52
45話 姉弟 >>53
46話 凍結! >>54
47話 油断大敵 >>55
48話 訪問者 >>56
49話 二人目 >>57
50話 精神戦 >>58
51話 暴風 >>59
52話 出陣 >>62
53話 PCC予選 >>66
54話 昼時 >>68
55話 ケンカ >>69
56話 地獄 >>70
57話 俺流 >>71
58話 痛快 >>72
59話 真剣 >>73
60話 下準備 >>74
61話 チェーン >>75
62話 初歩的ミス >>78
63話 ハイレート >>80
64話 ギガントパワー >>81
65話 ライバル! >>83
66話 機転 >>84
67話 天王山 >>85
68話 弱気 >>86
69話 無から有を >>89
70話 挑戦 >>91
71話 真摯 >>92
72話 情熱 >>95
73話 五分 >>96
74話 転落 >>97
75話 困惑 >>98
76話 不足 >>99
77話 絶望 >>100
78話 アイツ >>104
79話 指針 >>105
80話 恐怖 >>106
81話 真価 >>107
82話 窮境 >>108
83話 奇跡 >>109
84話 勝敗 >>110

アルセウスジム編
85話 疑惑B >>117
86話 能力C >>118
87話 新たなカードN >>119
88話 プレイT >>120
89話 新天地へM >>121

その他
ファーストバトル編を終わって >>10
風見杯編を終わって >>44
ポケモンはてなて。カード用語って何? >>45
PCC編を読む前に >>46
PCC編を終わって >>111
アルセウスジム編を読む前に >>116
蜂谷語録その1 >>79
芸能人事情 >>85
芸能人事情2 >>89
由香里のダイエット >>90
ハロウィン2010 >>97
おいしいラーメン >>99
PCC編セリフ集A >>112
PCC編セリフ集B >>113
PCC編セリフ集C >>114
PCC編セリフ集D >>115

デッキソースまとめ
http://www.geocities.jp/derideri1215/library/card/deck.html
カード検索はこちらから(公式サイト。だいすきクラブのログインが必要です)
http://pcgn.pokemon-card.com/help/index.php

奥村翔botが登場!
https://twitter.com/okumurasho_bot
風見雄大botが登場!
https://twitter.com/kazamiyudai_bot
メンテ

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ギリギリの攻防 その先にあるもの ( No.28 )
日時: 2010/09/07 00:17
名前: でりでり
参照: http://www.geocities.jp/derideri1215/

 今、石川がサイドを取ったため石川のサイドは残り一枚。一方俺は二枚。
 バトル場には草エネルギーが二つで体力が全回復したユレイドルが立ちはだかる。それに比べて俺はアチャモ一匹。炎エネルギーが二つあるがアチャモでは話にならん。
 しかもベンチには何もない。石川のベンチにはプテラが顕在しているが。
 それだけではなく手札の数も違う。俺が三枚だけに対してヤツは六枚だ。しかも俺の手札はアチャモ、ノコッチ、不思議なアメと救いようがなさすぎる。
 これでどっちが勝ちそう? と言えば大多数が石川と声を揃える。
 しかし頭で考えるだけでは何も進まない、カードを引いてからこそ進むんだ。深く息を吸い込み、気合いを入れて大きく吐き出す。
「俺のターン!」
 俺の右手に新しく現れたカードはオーキド博士の訪問。このカードは山札を三枚引き、その後手札を一枚山札の下に置く。
 ノコッチにまたまた下に行ってもらおう。この三枚のドローで明暗が別れる。
「オーキド博士の訪問を発動!」
 炎エネルギー、炎エネルギー。そんなに固まらなくても。そして最後の一枚を確認すると、バシャーモ。ノコッチを下に戻して石川に笑いかける。
 この状況で一体何だ、何を引いたんだという顔をしているようだ。しかし表情は言ってることとマッチする。ちょっと大人びた顔だ。
「逆転の手立てはできたぜ、俺は不思議なアメを発動。自分のたねポケモンを手札の一進化、あるいは二進化ポケモンに進化させる。俺はアチャモから一気にバシャーモへと進化させる!」
 アチャモの足元から光の柱が現われアチャモをすっぽり覆い隠す。シルエットだけが目に見え、あっという間に大きくなりバシャーモの輪郭を作る。デジ○ンっぽい進化の仕方だ。
「バシャーモに炎エネルギーをつけて攻撃。喰らえ、ほのおのうずっ!」
 渦状の火炎がユレイドルをすっぽり包みこむ。
「ほのおのうずの効果によりエネルギーを二つトラッシュ。ほのおのうずのダメージは100でユレイドルを倒すには及ばないが、弱点でダメージは+30されて一撃だ!」
 炎の渦が消え、倒れ伏すユレイドルが消滅してからサイドをひく。ベンチエリアにいたプテラがバシャーモの前にやってきた。
「あっという間に状況がひっくりかえったぜ。プテラが攻撃するにはエネルギーが二つ必要。しかしお前のプテラにはまだ何も乗っていない」
「それはそっちもだろう、エネルギーが二つトラッシュされてはほのおのうずは連発できない」
「さあどうかな?」
 挑発をかけると石川はむっとする。が、可愛げがまるでない。
「俺の番だ。プテラに闘エネルギーをつけ、ベンチにひみつのコハクを出す。ターンエンド」
「俺のターン!」
 ゴウカザルが来た。なぜこのタイミングなんだ。
「バシャーモに炎エネルギーをつけてポケパワー発動。このポケパワーは相手のバトルポケモン一匹をやけどにする。喰らえ、バーニングブレス!」
 バシャーモが口から3D表示なのに熱そうな息を吹きつける。
「プテラは火傷になったがこの瞬間プテラのポケボディーも発動する。げんしのツメ!」
 バシャーモの火炎の吐息にあらがうがように、プテラはバシャーモにツメで襲いかかる。
「相手がポケパワーを使うたびにポケパワーを使ったポケモンにダメージカウンターを二個乗せる」
「これぐらいのリスクなんてことないぜ。バシャーモで攻撃。わしづかみ!」
 するどい腕でバシャーモがプテラの首根っこをガッシリ掴む。40ダメージしか与えられないが80しかないプテラには十分だ。
「この攻撃を受けたポケモンは次の番逃げられない」
「逃げる気はない」
「そうこなくちゃな。俺の番が終わったのでポケモンチェックだ」
 石川は先ほどとは違いいたって普通にボタンを押す。その表情をチラと見たのだが少年のような笑みだ。さっきの怒りの心情が消えている。
 アイツもこの勝負が楽しくて仕方ないんだ。
「残念だったが表だ」
「さあ、お前の番だぜ」
「俺のターン。プテラに草エネルギーをつけて攻撃。ちょうおんぱ!」
 首根っこを掴まれたままのプテラが口を開き衝撃派を放つ。モニターを見るとダメージカウンターが五つに増えていた。残りHPは80。
 しかしプテラの攻撃技はこのちょうおんぱだけだ。三ターンはもつ。
「ちょうおんぱの効果発動。相手を混乱にする」
 バシャーモの頭の上には分かりやすいエフェクトが。頭の上をアチャモがピヨピヨ駆け巡っている。わしづかみの効果も終わり、バシャーモはプテラの首を離す。
「だがお前の番が終わったためポケモンチェックだ」
「……、また表だ」
 悪運の強い奴だ事。
「俺のターン。バシャーモに炎エネルギーをつける」
 手札にアチャモがあるがベンチには出さない。メリットがないからだ。
 もしも俺のアチャモをバトル場に引っ張り出すカードがあったりするとHPの少ないアチャモが一瞬でおじゃんして負けてしまう。それよりこのバシャーモで戦った方が賢明だろう。
「バシャーモで攻撃。ほのおのうず!」
「しかし混乱の判定をしてもらおう。ワザを使うあるいは逃げる時にコイントスをして表なら成功。ただし裏なら失敗の上ダメージカウンター三つだ」
「……、裏」
 バシャーモにダメージカンターが三つ増え、残りHPが50。三ターン持つつもりだったがこれじゃあ全然持たない。
「プテラのポケモンチェック。……、裏なのでダメージカウンター二つ乗せる」
 しかし相手も同じく限界に近づく。プテラも残りHPが20、互いに状態異常のコイントスによって決着がつきそうになる。
「俺のターン。ちょうおんぱ!」
 口から発せられる衝撃波。音は聞こえないのが妙に理屈。
 これで本当のイーブンだ。
 次の俺の番に攻撃する際、裏が出れば俺の負け。だが次のポケモンチェックで裏を出す、あるいは攻撃する際表が出れば勝ち。
「ポケモンチェック!」
 近視でもなく視力に自信があるのだがそれでも目をモニターに近づける。
「表!」
 声を強めた石川だが、心底ホッとしているのだろう。
「俺のターン。バシャーモで攻撃。混乱判定だ!」
 人差し指を伸ばし、ボタンを押す。それにしてもこの大会、ほとんどコイントスでの運勝ちだ。風見とは大違い。
 でもまだこの大会が終わるまでツキは終わってほしくない。
「……。表だああああ! ほのおのうず!」
 歓喜の声をあげ、高らかにワザ宣言。俺の声に呼応してバシャーモがプテラに向けて攻撃を放つ。
 負けが決まった石川の顔は怒ってはいない。むしろ笑っていた。



 試合終了のブザーが鳴り響く。カードを片づけると、ドーム天井を意味なく見つめている石川を見つける。
「楽しいバトルだったぜ」
「ああ。あんなに願っていた夢だけど、負けてもなぜか悔しくない。むしろ清々しい」
「さっきとは大違いだ」
「……。奥村、頑張れよ。いや、お前にエールを送るなら楽しめよ。のほうが正しいか」
「翔でいいよ。名字で呼ばれるよりこっちの方が好きだからな」
 最後にカードの束をトントンと明るい音を鳴らして揃え、ステージから去る。
 しかし、ふと何を思ったのだろうか。ステージに再び戻ってカードの整理をしている石川に向けてこんなことを言ってしまった。
「やっぱりお前は笑っている方がいいな」
 石川がどんな顔をしているのかは見なかった。いや、見なかったことにしよう。



翔「今日のキーカードはふしぎなアメ!
  たねポケモンから一気に2進化ポケモンにもなれるぞ!
  2進化ポケモンが多いデッキには必須のカードだ。

ふしぎなアメ トレーナー (DP4)
 自分の「進化していないポケモン」を1匹選び、そのポケモンから進化する「1進化カード」、またはその上の「2進化カード」を、自分の手札から1枚選ぶ。その後、選んだ「進化カード」をそのポケモンの上にのせ、進化させる。


───
一度バトルを書き始めると楽だが、書き始めるまでにデッキ考えたりとかあるからしんどい
このバトルは0プロットなのにかなり盛り上がりました。
まぁ逃げるとかそういう戦略要素ないけど
メンテ

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