Re: 空に輝く日々 ( No.26 ) |
- 日時: 2010/10/29 22:39
- 名前: 天月
- 参照: おおおおおおおおおお!!!←
- そんなことあるぜ!!
え、あ、私です(((
月『ジャラシー…』 光『ジュエリー?』月『意味違う』 希『え、あ、そうですか…?』 霧『まんざらでもない。って顔してるよな』←
じゃぁ私は神官であなたが神だッ!!! よし、じゃぁ対面しようk(ry
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Re: 空に輝く日々 ( No.27 ) |
- 日時: 2010/10/30 12:14
- 名前: あずらび◆4fprnT0Yg.2
- とりあえず投稿してみるんだ! 話はそれかr(ry
よし、もっこもこうにしてやんよ!!!←
月光『あはは……』 日光『お前って、すっげー主人に似てるよな』 月光『そういうシャインだってそうじゃないかなあ? まぁ私達は犬猿の仲じゃないけど』 日光『うん。』← 電気鼠『じゃー、ロコンくんは、おなーじしゅぞくのホープさんにあこがれてるの?』 炎狐『そうそうそう! はなしがはや...あ、れ?』←
いや、私が神様の服で貴方がネ申(本体)だ!!!((((( とりあえずまずお互いのじゅーしょw(らめぇ
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謎、事情、幻聴 ( No.28 ) |
- 日時: 2010/10/31 22:13
- 名前: あずらび◆4fprnT0Yg.2
- 「なっ……!?」
クウが投げたモンスターボールに、ラルトスは入った。入ったのだが、捕獲には至らず、ボールが開いてラルトスが出てしまったのだ。 あれほどダメージを与えたつもりだった。ラルトスが逃げようとして、油断している隙に捕獲する、その作戦では明らかに捕獲のチャンスで、有利なはずだった。 そして、そのボールから出てきたラルトスは木の実を無視して、その場を逃げてしまった。クウとライトは追いかけようとしたが、あまりの暗さにすぐ見失ってしまった。
「うーん……まぁ木の実を盗っていかなかっただけまだいいけど……なんだか、あのラルトスが欲しくなっちゃった」 『ブイ?』
ライトはどうして? という顔でクウに首を傾げた。クウは少しんーと考えた。 初めてのクウの捕獲が、あのラルトスで失敗した。捕獲に失敗するほどなら、まだ体力は残っていたと考えられる。すると、結構の実力がある野生ポケモンと考えた。 それならば、あのラルトスを捕獲リベンジとして捕まえたい。あの野生のラルトスを、手持ちに入れてみたい……と、考えた。
「そうと決まれば、早速明日、あのラルトスを探してみよう!!」 『ブイッ!』
ラルトスなんて、何処にでもいる。しかし、あのラルトスには特徴があった。気持ちを感じ取ることができる赤い角、あの先端が少し欠けていたことをクウは見逃さなかった。 それに、あのラルトスはあまり移動するとは思えない。だから、明日こそ捕獲をしてやる、そう決めたクウは、先ほどの木の下に寝っ転がってゆっくりと眠りについた。
次の日、朝起きると午前8時を過ぎていた。眠い目を擦っていると、真夜中のラルトスのことを思い出した。隣のアリスはまだ寝ていて、起こさないようにこっそりとその場から離れた。 木の実を探しているのなら、きっと木の実が多い場所に取りに行っているかもしれない。正直甘い考えをしていたクウだが、なんと的中していて驚いた。 少し離れた場所に木の実がいっぱいなっている“ネイントの木の実畑”を発見した。名前の由来は、ネイチャタウンとプラントシティの真ん中に存在する場所であるから、二つの街の名前を取ったと言われている。 そのネイントの木の実畑に、昨日のラルトスがいた。間違いなく、赤い角の先端は欠けていた。クウ達はこっそりと近くの草むらに隠れて、行動を見張ることにした。 ラルトスは、マジカルリーフという技を使って木の実を取っていた。そこでクウは疑問に思った。 なぜ、最初からネイントの木の実畑から回収をせずに、私たちの木の実を盗ろうとしたのか――――
「……あ、移動したよ! 追いかけよう!」
クウは小声でライトに言うと、ライトも小さく頷くと、なんとかばれない様に木の陰に隠れながらラルトスについていった。 しばらくついていくと、人気がほとんどなく、花ひとつない場所についた。クウ達はラルトスにバレないようについて行っていたが、ピタリとラルトスは止まると、振り向かずにクウ達に向かってマジカルリーフを飛ばしてきた。 慌ててクウ達は避けるが、ラルトスについて行ってたことがバレてしまった。しまった、とクウは思ったが、ラルトスはそのまま、その奥の小さな洞窟に進んでいった。 クウとライトは顔を見合うと、まだ懲りずに、ラルトスが入った洞窟に向かった。
(暗い……)
水が滴っている洞窟の壁を手で触りつつ、足元に気をつけながら慎重に洞窟を進んでいく。ちょっと進むと、すぐに光が見えたので、そこに向かった。 すると、その先には、たくさんのポケモン達がいた。が、普通の状態のポケモンではなく……全身が傷ついたり、いかにも病気っぽそうなポケモンがたくさんいた。その中に、あのラルトスもいた。 ラルトスは、先ほど取った木の実をポケモン達に与えていた。しかし、そのラルトスでさえ少し体力が弱っていたこと。
(……分かった、ラルトスがどうして私たちの木の実を奪おうとしたのかを)
クウ曰く、ラルトスはここにいるたくさんのポケモン達に木の実を与えようと、木の実を探していた。しかし、自分もそれほどという体力はなく、昨日の晩はマジカルリーフすら出す気力がないほど弱っていた。 そこで、ラルトスは匂いか何かでクウ達の木の実を発見し、手っ取り早い方法で念力を使って木の実を奪おうとしたが、自分達にばれてしまい、攻撃され、捕獲されそうになった。 しかし、まだ自分はポケモン達を元気にするということを果たしていない、その気持ちが強くなり、捕獲されずに、その場を去った。だが、念力で木の実を奪うほどの余裕がなく、結局収穫はゼロで、ますます時間を無駄にしたということになる。 そして今日、一晩寝て少しだけ技が出せそうになったラルトスは、木の実を探している所を、ネイントの木の実畑を見つけた。 1秒でも早く仲間の所に木の実を持っていこうとしたが、再び自分達に追いかけられていることを知り、後ろを向かずマジカルリーフを放った。 ……と、いうことになるだろう。
『っラル!』 「っと」
再びラルトスがマジカルリーフを放ってくる。しかし体力がほとんど残っていないせいか、とてもスピードは遅く、すぐに避けきれた。
「……木の実が、欲しかったんだよね?」 『!!』 「私達は悪者じゃない。……あの時は貴方の事情も知らずに捕まえようとしてごめんなさい。でも、何か手伝えることがあったら……!!」 『ラルゥ!』
ラルトスはまだクウ達を信用してないせいか、まだマジカルリーフを放ってくる。そしてそのラルトスの威圧感は異常であった。 ここまで言っても、このラルトスは信用をしてくれない。それほど、クウ達に警戒心があるのだ。ここまでか、というほどクウは困ったことになるが、クウの前に、ライトが立った。
『ブイ、ブブイ!』
ライトは、ラルトスに何かを訴えている。クウはポケモン達の声は聞こえないが、なんとなく、会話内容は分かっていた。 クウの代わりにライトがラルトスを説得している。信用してもらうためには相手に分かってもらう必要がある。ラルトスに届かないクウの声を、ライトが変わりに必死に訴えていた。 しかしラルトスは、まだ信じられない、と、首を横に振った。するとライトは険しい顔でラルトスに睨みつけた。
『……お願い! クウは貴方達を助けようとしているのよ!』 「っつ………………え?」
――――幻聴。ポケモン達の幻聴が、ほんの一瞬だけクウの耳に届いた。 その一瞬の後、何事もなかったかのようにライトは『ブイブイ』鳴いている。しかし、本当に一瞬だけ、ライトが“普通の人間の言葉を放った”ように感じた。 否、正しく言えば、“そう聞こえた”だけかもしれない。が、自分にポケモンの言葉が分かる筈がない……。
『ブイ!』 「…………あ、うん、何?」
ライトはクウの足を何度も手で叩いた。ぼーっとしていたのか、とクウは我に返ると、ライトはラルトスの方に向かって手を出した。
『ラルゥ』
ラルトスは、ライトのお陰もあってか、クウを信用していた。先ほどの威圧感がまるで何処に行ってしまったかのように。 少しずつラルトスはクウに近づくと、ゆっくりと頭を下げた。どうやら、声のトーンの低さから、先ほどまで信用せずに攻撃ばかりしていたことを謝罪しているように感じた。
「いいよいいよー、気にしなくて!」
基本フレンドリーなクウは、それくらいのことはあまり気にしなかった。すると、ラルトスからは満面の笑みがこぼれた。 ……しかし、クウは辺りを見渡すと、元気じゃないポケモンがいることを見て、木の実が必要なことを思い出した。そして、洞窟からライトとラルトスを連れ出した。
「そっか。木の実だね。探しに行こう!」
おー! と腕をあげると、ライトとラルトスと共に、木の実を探しに洞窟を後にし、先ほどの木の実の木まで目指した。
「幹部、ネイントの木の実畑にてレーザーが反応しました」 ≪ネイントの木の実畑……ずいぶんマニアックな場所で反応したな。……まぁいい、そこを徹底的に調査しろ!≫ 「分かりました! ……あ、邪魔な人間が入り込んできたら?」 ≪排除しろ、慎重しな≫ 「了解!」
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Re: 空に輝く日々 ( No.29 ) |
- 日時: 2010/10/31 22:42
- 名前: 桜庭
ラルトスぅぅぅウウウウウry ラルラル言うらるとs
^p^じゅるり...ご馳走様としかいえない・・・! フレンドリーいいよフレンドリー ぜひ、俺ともフレンドn(ry
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Re: 空に輝く日々 ( No.30 ) |
- 日時: 2010/10/31 23:34
- 名前: あずらび◆4fprnT0Yg.2
- >>おーちゃん
らるとすうううおおおおおおお!((( ラルトスはラルラル言いすぎてラルってます(黙
じゅるり……? 御馳走様……!? friendly、フレンドリーはこの前英語で習ったばっかりなんだ^q^
空「是非! 是非是非! こんなあずらびがいつもお世話になってます!!!」 あ「うぉい!」 陽「こう見るとクウがまともに見えてくる……」←
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謎の組織とその男 ( No.31 ) |
- 日時: 2010/11/20 15:29
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:UCsCNYk6
- 参照: テラ厨二
- 「……困ったなぁ……」
クウ達は、今とても面倒なことになっていた。自分達を囲むように周りにいる7人の“敵”。 どうしてこういう状況なり、どうしてクウがこんなことを嘆いているか……少し前の記憶を遡ってみる。
「ん? なんだアレ?」
クウ達は弱っているポケモン達のために、ネイントの木の実畑に来ていた……のだが、何やら黒い服を着ている組織達がその周りの人間を入れないかのように、囲って、数人は何かの機会で穴を掘っている。 そこに人が何人か入ろうとするが、「駄目駄目」と断って、人々は仕方なく引き返していたり、という様子をバッチリ見ていた。 しかしクウは「仕方ない、諦めよう」なんて言葉で終わらせる性格ではない。何しろ今彼女の足元にいるラルトスの仲間は死にかけているのだ。それを見捨てるわけにはいかなかった。 そしてずかずかと木の実畑に近づいて行く。予想通り、その謎の人物に腕を掴まれた。
「君、この先は今ちょーっと入れないんだよ。悪いけど別の道を通ってくれないかな?」 「お断りします!」
クウは思い切りその人物の手を振りほどいた。そしてクウ達は木の実の生えている木に登って木の実を取ろう……としたが、その黒い服を着た謎の人物達はクウ達を囲んだ。 はぁ、とクウはため息をついた。自分の周りには7人敵がいて、謎の人物達も1匹ずつポケモンを出して、合計7匹ポケモンがいる。それに対してこちらのポケモンは2匹。だが、ラルトスはあまりHPもなく、負担はかけられない。そう考えると、ライト1匹で相手のポケモンに立ち向かうということになるのだ。 相手のポケモンは全匹同じ、青い体に羽がついていて、その羽の内側は紫。図鑑で調べようと思ったが、状況を見る限りその時間はない。クウはラルトスを守るため、自分の腕に抱きかかえた。
「ズバット! 吸血だ!」 「上にジャンプして! 電光石火!!!」
ズバット、という名前だけわかって、タイプは分からない。飛んでいるから飛行だと思うが、もうひとつタイプがある、とクウは匂っている。その間に、別のズバットからライトは攻撃されている。 クウにとって初めての複数戦。それだけじゃない、こちらのポケモンは1匹で、ライトはあっという間に7匹のズバットに倒されてしまった。 ……そして、今に至る。ライトをボールに戻し、ラルトスを腕に抱えて、どうすることもできない状況。クウの首からは、異様な冷や汗が流れていた。
「どーしたんだ? 勝手にここに入ってきて、圧倒的な差をつけて俺達に負けた。それに、もう戦えるポケモンもいないんだろ?」 「…………」 「一度だけチャンスをやる。今俺達に“勝手に入ってきてすみません”とでも言ったら許してやる」 「…………い、」
嫌だ。そう言いたいのだが、それを言おうとした瞬間だった。ラルトスがズバットに吸血をされ、更にHPが削られたのだ。
「おら、早く言わなけりゃ、お前のそのポケモンを」 「電気ショックゥウウゥウ!!!!」
それは謎の人物が言いかけている瞬間だった。遠くから強烈な電気ショックがズバットに命中し、一撃で倒れた。謎の人物は動揺する。 その技を指示したその声はクウにとって聞きなれている声。そしてその人物はクウの元に来ると、クウの険しい表情が、一気に和らげて言った。
「アリス!!!」 「遠くからクウちゃんが見えて……遅くなってごめんねっ」 「なんだなんだ、お仲間ちゃんか?」
アリスは最近捕獲したピカチュウを連れていた。そのピカチュウはとても攻撃する気満々で、頬の電気袋には電気がバチバチと出ていた。 謎の人物に向けてクウとアリスは睨みつける。しかしクウは何もできない。そこに、もう残りHP少ないはずのラルトスがクウの前に出てきて、こちらをじっと見てきた。「戦う」と目で伝えている。
「クウちゃん! 戦うなら今だよ。相手のポケモンは毒と飛行。エスパー技を出せばすぐに倒せるよ!」 「……あんた、大丈夫なの?」
ラルトスは少し汗を流しながらこくんと頷いた。相手は6匹いる。アリスには4匹任せて、クウは2匹のズバットを狙った。
「電気ショック!」 「いっけぇ! 念力!!!」
2匹の強力な攻撃技により、周りのズバット達は次々と倒され、戦闘不能にさせた。すると、ラルトスは力を使い果たし、その場に倒れ込んでしまった。 クウはすぐにラルトスの所に行くと、優しく抱きかかえ、そして謎の人物達に向かって技と鼻で笑った。
「どう? 私たちの力はこんなもんだけど!」 「…………!」 「何をしている、お前達」
謎の人物達が息を詰まられていると、上空から低い声が聞こえた。何かのポケモンに捕まっていて、地に下りてくると同時にポケモンをモンスターボールにしまった。
「カゲ様!!」 「もうここは放置しろ。あのセンサーはボスが時間稼ぎに用意したものらしい。例のものはウタ達が用意したと連絡があった」 (カゲ? センサー? ボス? 例のもの? ウタ?)
見知らぬその男は、謎の人物達のリーダー格のような匂いを感じた。しかし、その男の言っていることはクウにとってもアリスにとってもちんぷんかんぷんだった。 カゲ、という名の男はその人物達をまとめているあたり、何かの組織の幹部だと感じた。 その男をじっと見続けてると、男は振り返り、目があった。……あの謎の人物達よりはるかに幼い。……大体、クウと同じくらいの年代に見えた。
「……お前、ナイト団に立ち向かった女か?」 「ないと……?」 「…………ふん。」
いくぞ、そう言って男はその人物達を囲うように闇のマントを多い、次の瞬間、まるでマジックのように闇に消えていった。 まったく思考回路も回っていないクウは少し混乱気味だった。きっとあの組織は“ナイト団”という名前で活動しているのだろう。それにしても、不思議であった。
「なんでここに居たんだろうねぇ……?」
クウはそう呟くと、抱きかかえたラルトスを見てはっとし、先ほどまでの目的を果たすためにアリスと一緒に木の実を集めていった。
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感想だぜ! ( No.32 ) |
- 日時: 2010/11/20 22:35
- 名前: 天月 ID:vY/cAqDc
- 早速敵…だと…(((
クウちゃんやっぱりかっこいい…違う、かわいいなぁ← そして大人気ない大人たち←←
優「まぁ、そーいう奴らは、そーいうのばっかりだから(満面の笑み」 赤(わーお。怖い怖い) 空「にしても、アリスナイスだな!」 悠「何。だじゃれ?」「違うよ!!! 逆になんでそうなるかわからん!」 優(っていうか、文字数と「ス」しか合ってない…) 赤(うん。あえてつっこむな)
カゲとウタちゃんか…!登場がまちどおしいでs(ry ナイト…!夜ですn(だまらっしゃい
次回がwktkです(*^ω^*)
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返信:天月 ( No.33 ) |
- 日時: 2010/11/21 09:32
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:EnvV7ZNc
- 参照: テラ厨二
- 早速敵なんですよ´・ω・)しかも厨二(ry
カッコイイか……可愛いか……? 大人げない同意!←やっぱり悪の組織h(ry
空「流石ユウナ! 話が分かってるよ!!」 陽(お前ら親友になれんじゃねーの。色々な意味d「なんか言った?」イイエ) ア「くっ……クウ君、面白い…………!!!!」← 陽空(ウケてる……だと!?)
うへへ^q^q^q 分かると思うけどウタは女ね(いや、「ちゃん」つけてるよ ないと! しか浮かばなかったなんて(ry
あまりwktkしないほうがいいよ!←
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新たな仲間、街 ( No.34 ) |
- 日時: 2010/11/21 11:06
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:EnvV7ZNc
- クウ達はたくさんの木の実とラルトスを抱えて、ラルトスの仲間がいる洞窟に戻って行った。やっぱりポケモン達は弱っていて、息を切らしているものもいた。
アリスはポケモン達にたくさんの木の実を分け与えている間に、クウは弱っていたライトとラルトスに木の実を分け与えていると、2匹とも目が覚めた。
「気がついたー? もう大丈夫だよー、ポケモン達も元気になってるし!」 『あ……りがとう、』
んー? と、クウは頭と耳を触る。また、幻聴が聞こえた。またラルトスに話しかけると、普通に鳴き声を発しているだけ。でも、さっきのは何かが違った。 ライトの時もそうだった。その時だけ、口が普通の言葉を発しているみたいで、はっきりと喋っているのがわかった。……しかし、また戻る、ということは、やっぱり幻聴かもしれない。
『ラルゥ?』 「あ、うん、なんでもないよー、大丈夫!」 「クウちゃん、みんなに木の実与えて、みんな元気になったよ!!」
大丈夫、そう自分に言い聞かせている間に、アリスはポケモン達に木の実を与えさせていた。クウ達のここでの目的は果たした。ラルトスと、その仲間達はみんな元気になった。クウ達はラルトス達にバイバイをして、旅を再開した。 その頃、クウはラルトスをゲットすることをすっかりと忘れていた。一方ラルトスは、じっとクウを目で追い、そして気がつけば自分の足でクウを追いかけていた。クウは突然ラルトスがきたものだから、驚いていた。
「どうしたの? 何か……伝えたいことがあるの?」 『ラル! ラルル!!』 「……??」
幻聴は聞こえない。でも、ラルトスは何か重要なことなのか、必死でクウに伝えようとしている。するとアリスはクスリ、と笑った。
「一緒に行きたいんじゃ、ないかな」 「一緒に? つまり、私と旅したいってことなの?」
アリスにはラルトスの言いたいことがわかったらしく、ラルトスは必至に頷いている。そこでクウはラルトスをゲットしようとしていたのを思い出した。しかし、ラルトスには仲間達がいる。 ラルトスは仲間達に手を指してみると、仲間達もうんうんと頷いている。ラルトスに、「行っても良いよ」と言っているのだろう。 アリスが思うに、何度もラルトスを守ったり、自分の仲間達の命を救って元気にしてくれた。ラルトスはそんな優しいクウをトレーナーとして選びたいと考えていた、と考えた。
「いいの? あたしなんかで……」 『ラル!』
クウは、ひとつモンスターボールを出した。ラルトスに“ハート”という名前をつけ、モンスターボールに収めた。初めての捕獲だ。 ハートという名前に込められた意味。ふたつの意味があり、ひとつはラルトスは人間の感情をキャッチ出来る。感情、つまり気持ち、気持ちは心、ハート……ということだ。 もうひとつは、ラルトスの感情をキャッチする赤い角が、図鑑と少々違っているのに気がついた。その角の形が、見事にハートの形となっている。ある意味珍しい形なのかもしれない。 ラルトスを収めたボールを、クウは嬉しそうに笑いながら見つめていた。連れて歩いていたライトも新しい仲間ができてとても嬉しそうにしている。
「新しい仲間ができてよかったね、クウちゃん!」 「ありがとうアリス。それに貴方が来てなかったら私も色々困ったことになってたかもしれないし……」 「いいよいいよ。でも、起きたらクウちゃんがいないんだもん。心配したよー」
そういえば、とクウは朝のことを思い出す。今は丁度正午。朝から面倒なことに巻き込まれたんだなーと思いつつ、少し木の下で休憩をした。 ポケモン達を全員出し、顔合わせ。ハートも、そしてもう一度ピカチュウとも顔合わせをすると、ハートもピカチュウも友好的でみんな仲がいい。 ……が、ロコンはなぜかピカチュウだけを気に食わない様子だった。そしてクウとアリスはそれに気付かず。 クウはバッグから地図を取り出し、マップを確認する。大体今の場所はネイントの木の実畑。プラントシティは、この先を歩いて行くと大体10分でつく。走ればすぐにつくだろう。
「よし! 走るよアリス!!」 「えー!? たった今休憩したばかりだよー!?」 「でもっこの先にはジムがあるの! 早くジムリーダーに挑戦したいの! ね!!」 「うーん……」
クウはライトとハートをボールにしまい、バッグを肩にかけ、地図を持ったままプラントシティに向かって走った。アリスもロコンとピカチュウを慌ててボールにしまうと、リュックを背負って、クウを追いかけるように走って行った。
「おー走ってる走ってる……元気だねー」
一方、あの御方はというと、木の上に座ってクウとアリスの様子を楽しそうに見ていた。少しばかり前、“ルイス”という人物ににクウ達の様子を見てポケギアに連絡を入れたあの方だ。 透き通る声、すらっとした体、少し大人しげな感情。……でも、どこか幼い部分を持ち合わせていて。……あえて彼女の名前は出さないでおこう。 彼女は、ポケギアを出した。そして、ルイスに電話をかけた。あちらも、まるで待っていたかのように、一瞬にして連絡が繋がった。
「早いのね、ルイス」 ≪今ね、丁度貴方に連絡しようと思ったの。貴方が話していた男の子……ヒナタくんだっけ? さっきジム戦したんだけど、負けちゃって――……≫ 「へー、あの子なかなか強いのね。……そうそう、あの二人……クウとアリスはもうすぐプラントシティに着くころよ」 ≪あちゃー……今日はジム戦終わらせようと思ったんだけどなぁ……。ま、とりあえずポケモンセンターで回復させてから戦いに挑もうっと≫
彼女はふっと笑みをこぼすと、じゃあね、そう言ってポケギアを切った。 そして彼女は木から降りる。彼女のそばにいたポケモンも降りてきて彼女の肩に乗ってくる。
「いこうか、“カチュ”」
「じ、ジムリーダーが……い、いない!?」 「ええ、先ほど挑戦者が来てジム戦を終わらせたばかりで、今はポケモンセンターに……」 「ちょ……挑戦者?」
どうやらジムサポートの人によると、つい先ほどジムリーダーは挑戦者に戦いを挑まれて、今はポケモンセンターの回復に行っているということだ。今まで走ってきてきた疲れがどっと今になって出てきて、肩が重くなる。汗はたくさん出ていて、息も切らしていて、しかもさっきの休憩で何も食べてなく、お腹がとても空いている。
「あ、あの! 今挑戦を頼んだら、う、受けてくれますでしょうか……?」 「ええ。今は大体12時だから……3時辺りには受けてくれると思います」
サポートの人はニッコリ笑うと、クウとアリスは軽く頭を下げると、「ありがとうございます」と言ってジムから出て行った。やっと落ち着いてくれる……そう思ったアリスだったが、クウはまた走りだそうとしていた。行く場所はひとつ、ポケモンセンターだ。 ……が、クウはジムリーダーがどんな人か知らない。そんなことを知らず、ただポケモンセンターに走ろうとしていたのだ。
「ちょっ……クウちゃん! ジムリーダーが誰かわか……っ」
アリスがクウを止めようとしたときにはクウは既にポケモンセンターに向かって走って行ってしまった。姿はもう見えていない。 小さくアリスはため息をつくと、改めて自分がクウに振り回されていることを感じると、歩一度ジムに戻り、サポートの人にどんな人かを聞いた。まったく、面倒な“人間”だ。 でも、振り回されながらも、やっぱり大切な人なんだなぁ、とアリスは呟いて、その後、ゆっくりクウを追いかけて行った。
ものすごい勢いでクウはポケモンセンターに突入した。ざわざわしていたセンター内は一瞬静まったが、また少しずつざわめきが戻って行った。 クウは全力で走ってきて、息を切らして汗を流すほどとなっている、あまりのクウの慌てように驚いて、受付近くにいたジョーイさんがクウに話しかけた。
「どうかしましたか?」 「えっと……こ、ここに、この街のジムリーダーさんが来てるっ……て」 「ああ、ルイスさんのことですね、それなら先ほどポケモンを預かったあと、ポケモンセンターを出て行きましたが――そんなに遠くには行ってないと思いますよ」
クウはありがとうございますとお辞儀して、センターを出て行ていこうと自動ドアに近づくと、たまたま同じタイミングで人が入ってきた。その人は女性で、緑色の髪に、青い瞳。長いもみあげに後ろはショートカット、小さな花がついたピンで前髪をとめている。 綺麗な人だなー、とボーっとしていると、その女の人からくす、と笑われて、クウはずっと見続けていたことをはっと思いだす。そしてちょっと恥ずかしくなった。
「す、すみません……!」 「大丈夫だよ♪ ……あ、すみませーん」
女の人はその綺麗で透き通る声で一言だけ言うと、ポケモンセンターのジョーイさんのもとへ行った。クウはジムリーダー探しに再びポケモンセンターから出た。 今度はゆっくり探そう、と辺りをキョロキョロと見回していたが、あっ……と、クウは大事なことをすっかり忘れていた。
「ジムリーダー、どんな人だろ……?」
クウが今知ってるのは名前だけだ。容姿までちゃんと聞けばよかった、と、一度ジムに戻って聞いてみようとした。ただ、その手間はどうやら省けたらしい。 クウがたまたまジムに戻ろうとした途中、アリスが来た。アリスはクウを追いかけてポケモンセンターに向かう途中だった。その後、クウがアリスに少し説教されるのは言うまでもない。
「で、ルイスさんってどんな人なの?」
アリスの話を聞くと、ルイスは女性で、年齢は15歳。緑色の髪で瞳が青く、もみあげが長くて、後ろの髪は短い。前髪をお気に入りの花のピンでとめているらしい。 この街でそんな容姿をしている人はルイスくらいだから、すぐに分かるだろう、と。クウは先ほどポケモンセンターでぶつかった人のことを思い出した。
「あー……もしかしたら、あの人ルイスさんかも……いや、ルイスさんだ!!!」 「さ、さっき会ったの!?」 「うん! 綺麗な人だなーって見とれちゃってたんだけど……!」
だったら早く行かなきゃ! と、二人は全力疾走でポケモンセンターへ走って行った。一方“彼女”はまたそれを木の上から楽しそうに見ていたとか。
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ミニトーク ( No.35 ) |
- 日時: 2010/12/11 21:07
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:xPb.5KKg
- *最近更新が出来てないからとりあえずヒロイン3人にトークしてもらった+α
*ト書きです(ちなみに番外編ではありません) *ただ話してるだけのようで違うような気がする
↓ゆっくりしていってね!?↓
空羽「ども! 空羽でっす!」 陽向「お前……テンション高いな」 空「だってさ、作者この二週間まったく更新してないっていうかさ、全然小説書いてないよ」 アリス「うん、メモ帳に小説を書いてるんだけど、驚きの白さだったよ;」 陽「そりゃ駄目だな。なんとかならないのか?」 空「まー作者にも色々あtt……ないね」 陽「だろ?」 ア「じゃあ作者に伝えた方が……」 空「次元の壁を超えて? 無理無理」 陽「じゃあ、お前が代わりに言えばいいだろ?」 空「……そうだね、じゃあ宣言するよ」 陽「ん」 空「5 日 以 内 に 小 説 更 新 し ま す! ! !」 陽「ほー、ま、頑張れ」 ア「あうう...;」
+α
空「年末にはあんたに活躍してもらうからね」 陽「あ? なんの?」 空「年末に番外編やるから。タイトルは『絶対に笑ってはいけない宝来家24時!!』とね」 陽「ちょ、嫌な予感しかしないんだけど……俺だけなのか?」 空「いや、他のトコの男子達にも協力っていうか道連れになってもらおうかなって」 陽「なん・・・だと・・・?」 ア「天月さん、桜庭さん、ミニモネさん、羽蛇瑠さん、そしてその数々のオリキャラさん達には、作者あずらびによって大変ご迷惑をおかけいたします……」 陽「え、ちょ、なんだそrうわなにをするやm」 空「じゃんじゃん☆」
終われ\^q^/
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うふふっふふふ(きもい ( No.36 ) |
- 日時: 2010/12/12 20:14
- 名前: 天月 ID:LlntMbII
- 参照: シリアス!シリアス!(うっさい
- 5日間楽しみに正座してるぜ!(ぇ
優「色々…ないのね」 空「いや、でも天月もぼちぼち書いてるけど、途中で飽きて…」← 悠「うんうん…」
優「おー私の家ー!! 年末までちゃんと掃除しておかないとなー……ねぇ?」 赤「え゛……? 俺も、手伝え、と?」 優「Yes.」← 悠「道連れだって。兄貴頑張れ」 空「俺なの!? 俺だけなの!?;」
楽しみにしてるぜぇい!(
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>>天月 ( No.37 ) |
- 日時: 2010/12/12 21:10
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:pMCywn96
- 参照: シリアズ(キリッ(黙
- 正座らめええええええええええ
俺「ないのよ」 空「期待を裏切ってるね」 陽「それがあずらびだから。」
じゃ、じゃあ赤優の大掃除を是非番外編d(ry
空「うん、じゃあクウトを引きずりこんでも連れてくるようにお願いねー」 陽「何気にひでぇ……ってか俺はドウスルンダ」 空「もち」 陽「゜д゜」
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ジムリーダー“ルイス” ( No.38 ) |
- 日時: 2010/12/19 18:46
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:xN3u4/Uk
- 参照: まぁジム構造とかはアニメから引用しますた´・ω・)
- 「居た……!」
再びポケモンセンターに来たクウとアリス。その通り、ポケモンセンターの食堂にルイスが座って、昼食を取っていた。 視線を感じたのか、ルイスは二人が来ていたことにすぐに気がついた。そしてクウを見て、「あ、さっきの!」と目をパッチリ開けて驚いていた。 二人は挨拶をすると、ルイスはどうしたの、とでも言うような顔をしていた。そして二人は、ジム戦を申し込みたいとルイスに頼んだ。
「ふむふむ、ジム戦ねぇ」 「あの……駄目、だったりしますか? 私たち、いつでも待てますから!!!」 「っぷ……!」
クウはルイスにジム戦を必死に頼んでいるところ、ルイスはクウをじっと見るかと思うと突然笑い出した。そして、アリスまでもが笑い出した。 ポケモンセンター内の周りの人たちもチラチラとみてくる。何が起こっているかクウには分からず、動揺していた。
「い、今……クウちゃ……すごいお腹鳴っ……!」 「あはっ……だ、だいじょ……ぶ……?」
もはや二人はお腹を抱えて笑いを必死にこらえている様子。クウはあっ……と思うと、自分の腹に手をあてた。
「そんなに笑わないでください! アリスも!」 「ご、ごめんクウちゃ……ん」 「え……えーっと……ジム戦だっけ? 勿論無論受け付けるよ!!」
あまりの空腹に、クウのお腹はすごく鳴ったらしい。後から気付いたクウは少し恥ずかしくなっていた。 ようやく笑いが収まり、ルイスは満面の笑みで二人に言う。二人は「ありがとうございます」と頭を深く下げた。 ただし、とルイスが言うとポケモンセンター内の食堂を指差した。クウには何のことだかわからない。
「とりあえずご飯を食べなさい! 腹が減ってはバトルはできない、っていうでしょ?」 「あ……はは……すみません」
ジムリーダーにまで迷惑をかけたと思いこんで、クウは少し息がつまり、アリスは苦笑する。 それじゃ、とルイスはジムに戻って行った。二人は、とりあえず食べていない昼食を食堂で食べ、その後ジム戦を受けることにした。
1時間後、昼食を食べ終えた二人は、再びプラントシティジムを訪れると、まるでずっと待っていたかのようにジムに入るとすぐにルイスが背中を壁に付けて待っていた。
「やっほ! 待ってたよー。もう準備は出来てるから!」 「え、そうなんですか?」
恐らく二人が昼食を食べている間にジムの準備や調整は終わっており、万全な状態になっているらしい。 ルイスに案内され、二人はジムの中に入っていく。ジムのフィールドは、草が生い茂っていて、草ポケモンが有利なフィールドになっていた。
「……アリス」 「どうしたの?」 「ジム戦、どっちからルイスさんに挑戦する?」
ジム戦の前にクウが突然何かを思い出したようにそう言うと、アリスはんー……と考え込んだ。 アリス自身、自分は先でも後でも良かったが、アリスからしてクウはきっと先にバトルしたいんだろうと思い、先に譲った。想定通り、クウは先にバトルしたかったようだ。
「でも、どうしてわざわざ私にそれを言ったの? 私はいつでも譲るのに」 「んー、でもねぇ、アリスが先にバトルしたいって言ったら私は譲ってたんだよね」 「そっかぁ……。あ、じゃあ私は観客席に移動してるね」
フィールドの(詳しく言うと挑戦者)後ろに、観客席があって、長い椅子が数個ある。アリスはそこに座り、観戦することにした。 一方のクウは、フィールド上に立ち、ボールを構えるが、その手が震えている。きっと初めてのジム戦に流石のクウも緊張をしていることだろう。 だが向こう側にいるジムリーダーのルイスは余裕の表情で笑みを浮かべながらボールを構えた。
「その様子だと、ジム戦は初めてみたいね。ここ、プラントジムのジムリーダー、ルイス……私のエキスパートタイプは草! ……って初めに言っておけば良かったかな」
ルイスのエキスパートは草タイプ。その草タイプに有利なタイプを、クウは持っていない。しかし、とりあえず今自分が持っている手持ちで押し切るしかない。 ――プラントジムのルールは、ポケモンは2VS2で交代は無、あとはフィールドを自由になんでも使ってもいい、ということだ。
「きっと、勝ってみせます! 初めてのジム戦なんで、負けるわけにはいきませんから!」 「おー言うねぇ。でも私はそんな簡単にジムバッジを渡すほど甘いジムリーダーじゃないんでねぇ」
急にルイスの目つきが邪悪なものに変わった。先ほどの無邪気な笑顔とは裏腹に、怪しい笑顔を浮かべ、クウの体に鳥肌が立つ。
「これからジムリーダールイス挑戦者クウのジム戦を始めます」
ジムサポートの人……審判は台に立ち、ゆっくりと口を開く。ルイスとクウはひとつのモンスターボールを手に構えた。
「――――試合、開始」
ルイスとクウは、そのモンスターボールの開閉スイッチを、1秒の狂いもなく同時に押した。
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おーちゃん誕生日会 ( No.39 ) |
- 日時: 2010/12/24 16:10
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:UXu5y2ew
- 「――――ってわけだから、あんたらも引き連れてきたんだけどね」
「それってお前はいいとして、俺達も行く必要はあったのか?」 「でも、マイちゃん達はもちろん、ユウナとかも来るし、ぞろぞろと来るお?」
――――北風が少しだけ吹き付けてくる季節……12月。人々は今日は“クリスマスイヴ”というイベントがあり、ツリーのイルミネーションやリアルを充実している人たちやカップルはぞろぞろと街に歩いている様子も見られる。 しかし、この少女たち――――アズ、クウ、ヒナタ、アリスの4人は“別のイベント”のためにジョウト地方のワカバタウンという街に向かっていた。
「その、“おーちゃん”って人は――――マイちゃんの姉ちゃんなんだっけ?」 「うん。マイちゃん達は信頼してるみたいだけどー……あんたらは違うね」 「「ないね」」
クウとヒナタはほぼ同時にアズの言葉を否定した。というのも、アズはなんだかんだでクウの親の遠い親戚……の、娘の娘であるが、クウとはほとんど年齢も変わらないので、こんな風にタメ口で話している。 アズ本人はそれを嫌がっているのだが(なんだかんだ言って自分の方が年上なので)、クウとヒナタはまるでそれを無視している。
「信頼できるのはアリスだけだよ……トホホ」 「……で、でもアズさんが変人なのは事実だし……」 「っちょ! おま……!!」
アリスもアリスで優しいように見えて実は黒い。もしかしたら3人の中で一番怒ったら怖い人なのかもしれない……とアズ自身は思っている。 そこで4人は歩いて行くと、ワカバタウンが見えてくる。そしてアズは何かを発見し「あっ」と声を出す。
「おーちゃんの家だ!」 「あれがおーちゃんの家……って、でかいなぁ!?」
3人は目玉を飛び出すように声を出す。おーちゃん、という人の家は見た感じだとかなり広い。アズはもう見慣れているのか、あまりそれは気にしていない。 そして3人の驚きを無視しておーちゃんの家へと向かう。その家へ向かうと、家の前の門に『桜庭』という名字の札が貼ってあった。
(……ん? 桜庭おーちゃんっていうのかな……?) 「インターホンをポチッとな☆」
クウは心の中でそういう疑問を解いている間に、アズはおーちゃん……桜庭の家のインターホンを押した。 インターホンを押して数十秒の間が開くと、茶色の髪色の幼い顔の少女が家の扉を開けた。それはクウにもアズにも見覚えのある顔だった。
「「マイちゃん!」」 「クウお姉ちゃん! ヒナタお兄ちゃんもアリスお姉ちゃんも! ……と、あとはー……誰?」
少女の名前はマイ。クウ達のことも勿論知っている。……が、アズの存在は知らなかったらしく、首を傾げる。クウにはその時のマイの仕草が可愛くて抱きしめてしまった。
「マイちゃぁぁあああぁぁあぁぁあぁぁぁあぁぁぁあああああぁぁん!!!!」 「むぐぅ!?」 「ちょ、クウ! 窒息窒息! 窒息死するって!!」
抱きしめて発狂しているクウと苦しくなっているマイをヒナタは引き離した。アリスはというと……マイがアズの存在を知らないことに、影で泣いているアズを慰めていたとさ。 そしてクウから解放されたマイは、「上がって―」とぷりてぃ☆すまいるを見せると、クウ達はぞろぞろと桜庭の家へ上がっていく。
「あ、ブラウン、サラ、ヤッホー! インさんもこんにちは!!」 「クウさん、ヒナタさんもアリスさんもこんにちは!」 「やっほー☆」 「……ん」
クウは友人のブラウンとサラとイン(インは顔見知りだけだが)に手を振る。インはそっけない返事を返してる(本人はきちんとした挨拶してるつもり) ヒナタとアリスも軽く頭を下げる。しかしアリスは横をチラッと見るとアズが居ないことに気付く。辺りを見渡すと、アズは見知らぬ少女と話をしていた。 ――――ミニモネ。それが彼女の名前。アズよりひとつ年上で、どうやらインの友人らしい。しかしアズはタメ口で話していることから、よほど仲のいい友人だと分かった。
「そういえば、はずにゃんとまっさん天月は? この家のどこかにいるとか? それと、おーちゃんは?」 「羽月と天月はおーちゃんを連れて出かけてるの。帰ってきたときにドッキリ☆をさせるためにね。まっさんやパープル達はパーティのケーキを買いに行ってるの。でももう2時間以上経ってるんだよねぇ……」 「うむ……きっとそれってピンクも連れているだろうから、振り回されていると思うよぉ……」 「でも、アズミちゃん達とユウナ達はおーちゃんの家の中の装飾をやってるの。で、私たちはケーキ以外の食べ物の準備をするってことになったの。手伝ってくれる?」 「もちOK!! ……料理はできないけどー……」
はずにゃん、羽月は、アズのひとつ年下の女の子。みんなの癒し系の子。アズミ達……アズミとルトとマリンは羽月の親友の子である。 天月は、アズと同い年の子でアズの一番仲がいい子。ちなみに可愛い。ユウナ達……ユウナ、ユウト、クウトは天月の親戚とその友達である。 まっさん……羽蛇瑠は、アズの知り合いメンバーの中で唯一の男子。あたふたして女性にめっちゃ優しい紳士の人。そしてパープル達……パープルとピンクは、……まぁ、どういう経路であったかは不明だが、とりあえず親の友達の息子とその友達であるらしい。 ミニモネとアズは桜庭の誕生日の準備に取り掛かるため、台所へと移動した。一方、別の人々はというと……。
「……無理すんなよ兄貴。届かないなら素直に俺に頼ればいいのにさ」 「届くし! 頼らねーし! …………ぉゎ!?」 「あ」
――――ユウトとクウトは、とある場所を装飾していたのだが、身長が足りなくて困っているクウトを助けようとユウトは言うが、クウトは意地を張って自分でやろうとする。 するとクウトは後ろに下がりすぎて態勢を崩し、乗っていた台と共に床に倒れ込んだ。ユウトはすぐにクウトに駆け寄る。
「ってぇ……」 「だから無理するなって言ったんだって……バカめ」 「んな! バカっていうなバカって!!!」 (…………やっぱり、出来てるんだ……あの二人……!!!)
ユウトはクウトを心配してるのかバカにしているのか分からない。そんな二人を、アヤノという人物は影からじっと見つめていた。 “出来てる”アヤノのこの言葉は、どういう意味を指すのは、これを書いている作者でさえよく分からないような……気がする。でも、全否定はできない。 そんなことを遠くから見つめるアヤノの頭上に何かがはたき落される。ハリセンだ。こんな日にこんなものを持ってアヤノを叩く人物といえば……。
「っコウ!!」 「おい、サボんなよ。腐ってみてるのは自由だけどさ、今日はアイツの記念日だろ?」 「あっるぇー? コウちゃん、最初はイヤがってたのにー……あれれぇ?」 「!! っるさいうるさいうるさい!!!!」
アヤノの友人(?)のマイ・アヤノ曰くツンデレのコウ。何故ハリセンを持ってるのかは知らないが……どうやら自分は真面目に準備に取り組んでるのにサボっているアヤノを見てハリセンで叩いたらしい。 そしてアヤノをしぶしぶ連れ出しながら、自分達の作業に取り掛かった。
「ユウナさんユウナさん、これはどこに移動させればいいですかね?」 「あ、これはあそこで、あれはー……そうだね、ここに移動させればいいかな」 「分かりました―!!」
最年少組のアズミとルトとマリン達は、ユウナの指示通りに装飾を行っていた。ユウナは手に装飾設計図のようなものを手に、色んな人に指示をしていた。
「そろそろ疲れたんじゃなーい?」 「ヒィ!!!」
ユウナの耳に囁いた言葉の主は言わずとしれたクウ。この二人も、色々と共通点を持っていて仲がいい。 突然クウに話しかけられ、ユウナは一瞬心臓が飛び出そうなほど驚き、ぺた、と地べたに足をつけた。
「大丈夫? 休憩取った方がいいんじゃない?」 「ん……でもさ、この企画考えたのは私だし、責任を」 「はいはい! いっつも自分になんでも背負わせようとしてさ! ちょっとはそういうのを自重したほうがいいんじゃなーい?」
ユウナにその言葉を放つと、ぱっ、と設計図を取り上げた。ユウナは目を見開いて、「返して!!」というが、クウはその気はさらさらない。
「はいはい、責任者は休憩しましょーねー」 「……っで、でも」 「休憩、しましょーねー」
だんだんとクウは声のトーンを低くし、ユウナは降参したかのようにソファに座った。すると、近くにいたブラウンがユウナの所に来て、隣に座った。
「ユウナお姉ちゃん、お話しましょう」 「お話?」 「あぁ、これはサラから聞いた昔話なんですが――――」
ユウナの様子を心配していたブラウンは、その心を養うように、昔話を語り始めた――――。
「でーきたっ!!!」
ミニモネとアズは、様々な揚げ物の料理(主に天ぷらなど)を作り上げた。ちなみに、この家には合計23人が来るという大規模なパーティーになると思われる。 数分後、やっと羽蛇瑠達が帰宅し、メインの誕生日ケーキの準備が始まった。 大きなテーブルをユウナ側から用意し、ケーキは1ホール6人と考えて4個、色々な種類のケーキを買ってきた。
「んで、主役ももうそろそろ帰ってくるだろうね」 「じゃあ電気を消して……」 「クラッカーを用意して……」 「一斉に鳴らすだけだな!!」
全員がざわざわし出しながらも、ユウナは全員にクラッカーを私、電気を消した。あとは主役の登場を待つのみ。
「ちょ、ユウト狭いっての!」 「兄貴の横面積が広いんじゃね?」 「何!?」 「はいはい、喧嘩しないの!」 「お、おなかすいた」 「マイ、まだ食うなよ」 「え、呼んだ? 今クウって」 「呼んでない呼んでない」 「なんか暑苦しくなってきたぁ……」 「汗出てきたなぁ」 「俺はむしろ端っこだから寒い」 「うぎゅ」 「ん、なにこれ……あ、ルトのあしだ」 「痛い! 踏むなぁ!」 「あーやーのぉー、食べちゃだめー?」 「駄目だって! ってか桜庭遅いわねー」 「ねね、なんで“桜庭”なのにおーちゃんって呼んでるの?」 「……たいいたいいたいたい!! ブラウン痛いっての!!」 「ご、ごめんイン! 悪気はなかったの!」 「おなか空いたー……」 「私も空いた―」 「俺もー」 「あたしも……」 「ちょ、静かに!」
ざわ…… ざわざわ…… ……ざわ……ざわ…… ――――ガチャ
「!!」
扉を開ける音と、天月と羽月、桜庭の声が聞こえる。全員は一斉にクラッカーをスタンバイする。
「はい、ここ開けて」 「? どうしたの、畏まって――――!!」
――――ぱん!
桜庭が部屋に入ってくると同時に合計20個のクラッカーの音が部屋中に鳴り響く。羽月と天月も顔を合わせながらアイコンタクトをする。 一瞬の出来事に、桜庭は目を丸くして「ほえ?」と呟く。
『誕生日おめでとう、おーちゃん!!!』 「おっ、おたんじょーびー!!??」
全員が声を合わせ、桜庭に向かって言う。桜庭は今日が自分の誕生日と上手く把握出来てなかったようで、説明には少々時間がかかったのはまた別の話。
「ねね、ケーキ食べていい?」 「こらマイ!!」 「う、おお! おおおおおおおお!!! なんか興奮してきたよー!!!」
マイのKY発言を軽く無視して、桜庭は周りの装飾やケーキを見て興奮していた。そして辺りはざわざわとし出す。そして天月はろうそくに火をつける。
「じゃ、誕生日の歌ー!!」 『はっぴばーすでぃー、つーゆー、はっぴばーすでぃ、つーゆー!!』 『はっぴばーすでぃ、であ、おーちゃん!!!』
その歌の終わりと同時に、桜庭はたくさん立てられているろうそくに息を吹きかけ、火を消す。
――――その時のおーちゃんの表情は、きっと満面の笑みだったと思うんだ――――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あとがき
まずおーちゃんに謝りたい。こんな駄文でごめん。無駄に長くてごめん。 そして天月、ミニ、まっさん、はずにゃん。貴方達のキャラを身勝手に振り回したり、なんかキャラ違ったりしたような気がします。ごめんなさい。 じゃあ書くな、って言われるかもしれないけどもう手遅れでした^q^ とりあえず色々設定無視したりとか自己解釈とか架空設定とか申し訳ないです^q^q^q^ でも、こんな形でしかおーちゃんに祝えないと思うんだ……なんて酷い祝い方だ……
こんな形だけだけど、 Happy Birthday Dear おーちゃん!!!
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あずにゃっ!! ( No.40 ) |
- 日時: 2010/12/24 17:24
- 名前: 桜庭 ID:J5Y4aut2
- うおおおおおお!うおおおおおおおおお(
最高だじぇええええええええええええええええええ((
無駄って!無駄じゃないよ>< ありがとおおおおおおおおお(これを携帯のメモに貼り付けたいくらry
最高の祝い方だよ!!! ありがとう!ありがとうあずにゃん!
うへへ。オイラマイの姉ちゃんなんだ。うへへ(じゅる…おっと…… すっげ嬉しいんだ!どうしよ今日寝れるかな…寝れない気がする
「マイ、まだ食うなよ」 「え、呼んだ? 今クウって」 「呼んでない呼んでない」
↑の文くそワロタwwwwwwwwwwwwwwwww 何回読んでもにやけるわwwwwwwwwwwwwwwww((
えふんえふん… ありがとう!!!! 最高すぎる・・・・・・・・!!!!!!!!!!
たくさんマイが動いてて幸せすぎる>< うざいくらいに言ってるけど、本当にありがとう!!
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>>おーちゃん ( No.41 ) |
- 日時: 2010/12/24 17:56
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:UXu5y2ew
- 最高!? 聞き違いですかその言葉は((((
自分で書いてて後から読んだら文章がクソ意味不明だったのに;ω; メモ……だと!? おーちゃんどんだけ優しいんだぁぁああぁぁぁああああぁあぁぁあぁぁ(((
こちらこそ生まれてきてくれてありがとう><
二人は書いてて似てるなーって気がしたもんで^q^ 睡眠をとろう! こんなんで眠れなくなったらトンデモ迷惑じゃn^q^
あぁ、その部分かwwwww そこは適当に思い付いたネタだったんだけどなーww うざおみ君並みにつまらないのn(黙(あとざわざわ・・・もネタd(ry
なんども最高って言ってくれてありがとううううううう>< みんな均等に登場させようと思ったけどやっぱり差が出てしまったのは反省しないと`・ω・)
うざくなーい!ウザクナーイ!(ウザイ こ ち ら こ そ あ り が と う !!!
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VSルイス(前編) ( No.42 ) |
- 日時: 2010/12/25 21:18
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:y79/rkAI
- 参照: 結論:エスパーはチートである
- 「クサイハナ!」
「ハート、お願い!!」
ルイスのボールから出てきたポケモンは、毒々しい雰囲気を出しているポケモン“クサイハナ”というポケモンだった。 クウはラルトスのハートを出した後、ポケモン図鑑でクサイハナのデータを確認した。
「毒タイプのポケモンで……」 「クサイハナの口から出ている液……蜜はね、どんなに遠くてもとーっても、くさい臭いを出すのよ!」
図鑑で確認する前に、ルイスは解説をしてくれた。 ただの唾液だと思われている蜜が、たとえ2キロ離れていようとも、その臭いは鼻を曲げるほどくさいというらしい。今は蜜を出してはいないが……それを出すと、猛烈に臭いだろう。 しかし相手は草と毒タイプ。前に同じ毒タイプのズバット戦のことを思うと、エスパータイプのハートはクサイハナには有利。だが、タイプ相性だけがバトルではない、とは思っている。
「先攻は譲ってあげるよー」 「ハート、念力!!」
ルイスの余裕な発言にお構いなく、クウは攻めに入る。ラルトスは念力で、クサイハナを中に浮かせた。
「よーし! そのまま――――」 「溶解液」
「地面に叩きつける」と口にする前にルイスは冷静にクサイハナに攻撃指令を出し、クサイハナは口から液を出し、地面に向けて発射した。やがてその液は、ハートの体にまとわりついた。 そのことに驚いたのか、力が抜け、先ほどまで浮かせていたクサイハナを地に降ろしてしまった。
「吸い取る!!」
地面に降りるとクサイハナはハートに近づき、吸い取る攻撃をした。 ハートはだんだんとクサイハナに体力を奪われる。しかし、クサイハナはピンピンでダメージ1つ受けていない。
「ハートっ!!!」 「――――がっかり、だね」
ハートは今にも倒れそうなほどの残り少ない体力になっている頃、ルイスは俯き気味でそう呟いた。それは、クウにも聞こえたことだが、クウはいまいち意味がわかっていない。
「あの子から話を聞いて、ちょっと期待してたのに……実力は大したことないし、賭けだしのトレーナーとはいえ……あれだね、“絆”が見られないかなー」 「…………絆?」 「そ、絆。貴方達からは“信頼”というものが見られないの。……ラルトスを見てごらん? 貴方のために頑張ってるっていうのに、貴方は大して技の指示をしていなければ、ぼけーっと見てるだけにしか思えないんだよねぇ」
ルイスは次々とクウに言葉を突き刺していく。……しかし、それは事実であり、ルイスの言うことはすべて間違ってはいなかった。 クウはじっとハートを見る。ついさっき仲間になったばかりで、ほとんどのトレーニングもせずに、向う見ずで自分勝手に振り回してしまっていた。 ――――それなのに、ハートは自分のために敵だと思っているものを指示通り攻撃しようとしてくれた。攻撃を息を切らしてでも耐えてくれた。 ……クウは、情けない気持ちになってしまった。
「ハート、もう少し……頑張ってくれないかな……?」 『……ラル……!』
クウは「あるがと」と呟く。先ほどまでの瞳とは少し変わった瞳になり、ルイスはうんうんと心で頷く。 ハートも態勢を元に戻した。残りHPは少ないはずなのに、まだまだ戦えそうな状態の体になって、クウもまだまだ負ける気はしなかった。
「“負ける気はない”って目だね。さっきとは大違い。……だからって、勝たせる気もないんだけどね!」 「そんなことは分かってますよ! ハート、影分身よ!!」 「無駄よ! 甘い香り!」
クウの心に火がついたように、堂々とフィールド上にしっかり立って、ハートに技の指示を出す。 ハートは幾つもの姿に分身して回避率を上げていく。が、ルイスは冷静にクサイハナに技の指示を出した。クサイハナから出た甘い香りは、ハートを惑わせ、回避率を下げさせた。
「私がそんな対策をしてないとでも思ったかしら?」 「まさかそんな。ジムリーダーですもの、強くて当たり前のことでしてよ☆」 「私は甘く見られる為にジムリーダーをやっているわけじゃないんでね!! 眠り粉!!」 (来た!!!)
クウはバカにするようにお嬢様口調でルイスを挑発する。ルイスもその挑発に乗るように技の指示を出すと、クウはずっと待っていたかのように目を輝かせた。 クサイハナは頭からたくさんの粉を出して、操るようにハートの頭上に降りかかる。
「念力で持ち上げるのよハート!!!」 「なッ!?」
クサイハナが振り撒いた眠り粉を、ハートは念力で持ち上げた。ルイスはその行動に驚きを隠せなかった。
「念力ごとクサイハナに吹ッ飛ばせぇぇぇぇ!!!」
その持ち上げた粉と念力を混ぜたハートの攻撃は、クサイハナに大きなダメージを与えた。 念力はエスパータイプの技、毒タイプの入っているクサイハナには効果抜群だ。それにその眠り粉でクサイハナはその場で眠り状態になってしまった。
「――――っ! クサイハナ!」 「ハート、とどめの念力よ!!!」 『ラルッ!!』
ルイスは「マズイ」という顔をした。ハートは力を振り絞って体全体から念を出していき、クサイハナにそれをぶつけた。 そして、眠り状態から覚めないまま、クサイハナは戦闘不能になった。ルイスはため息をつきながらクサイハナをボールに戻すと、小さく笑った。
「なんか……貴方達の絆は思っていたよりも凄いものね。……さっき出会ったばかりなのに」 「ぇ……知ってたんですか!?」 「私の知り合いがその様子を見てただけなんだけどね」
“知り合い”というものには突っ込まず、クウは何となくルイスに認められた気がして、緊張が少し解れた。しかし、まだポケモンは1匹残っている。
「でもそのラルトスももう体力は少ない。このポケモンで、決めさせてもらうわ!!」 「ハートはまだまだ倒れません。……いえ、倒させませんよ!」
二人はまだ目を合わせてニッと笑いあう。それは微笑ましい光景ではない、二人は燃えている目をしていた。 ルイスはスッと腰からひとつのモンスターボールを掌に乗せると、腕を伸ばし上に翳す。すると、それまで閉まってジムの天井が開き、青空が見えた。 その青空には、太陽がギラギラと輝いており、太陽の光が、そのルイスの持つモンスターボールに反射している。
「いけぇ、キマワリ!!」 「キマワリ?」
キマワリというポケモンは、細めで笑顔の植物ポケモン。クウには聞きなれない名と見たことのない姿に、再びポケモン図鑑を手に取って調べた。 暖かい日差しがエネルギーである、と図鑑に載ってある。そこで、クウはあることに気がついた。
「……成程、だから太陽の光が入ってくるように、天井を開いたんですね」 「そ。ジムリーダーは結構優遇されるのよね。その分ハンデとかもあるんだけど。……さて、エースのキマワリの恐ろしさ、教えてあげるっ!!!」
――――ルイスとクウジムバトル戦は、太陽の日差しが眩しいくらいになっている輝きの中の戦いになった。
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VSルイス(後編) ( No.43 ) |
- 日時: 2010/12/26 14:14
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:KvkGW2ak
- 参照: ※まだ終わってません※
- 「クウちゃんは凄いなぁ……」
一方、観客席に座っているアリスは、腕の中にはロコンを抱えて、先ほどからのルイスとクウのジム戦をじっと眺めていた。幼馴染のあの勇気と強さに、思わず見とれていた。アリスは、クウのあの勇敢な姿を、今まででも何度も見てきていた。
「いやーあの子本当凄いね。あのルイスでさえ手こずっているもの」 「ひ!?」 「あ、ごめんね。私あの子の知り合いで」
自分の真横から、聞こえるはずのない声が聞こえ、アリスは全身に鳥肌を立たせて声をあげる。アリスの横には、見知らぬ少女がちょこん、と座っていた。 彼女の容姿は、ピンクと赤が混ざった色の髪で、ショートヘア。純白のキャミソールを着て、腰に上着を縛りつけていて、デニムショートパンツを着ている、ちょっと……いやかなりアウトドアなタイプだった。 彼女の声は、見た目の幼さとは裏腹に、とても高く、透き通った声だ。アリスも淡々と話す少女の声に引きつけられていた。
「凄いですよね……旅に出たばっかりなのに、あんなに軽々と技を言えたりとか、白熱した戦いで……」 「……ふふ、貴方って面白いのね」 「ふぇ!?」 「瞳がすごい輝いているもの。……きっと、貴方だっていつかはあんな戦い方はできるわよ」
少女はその透き通る声でくすくすと笑っている。アリス本人は無意識に話しているようだが、少女からすればすごいキラキラした表情だそうだ。 すると、少女はアリスのロコンの頭にそっと手を置くと、頭を軽く撫でた。ロコンは、気持ち良さそうな顔になっている。
「昔からロコンと一緒にいるから、信頼は深いのね」 「は、はい! ついこの間もピカチュウを捕まえたんですよ! このロコンが居てくれたから私も新しいポケモンを捕まえることができて……!!」
少女はふふ、と微笑ましい笑みを浮かべる。アリスもその話を聞いてほしかったのか、満面の笑みを浮かべながら少女に次々と色々な話をしていった。
「よし、一気に決めるよハート! 念力!」 「あ、もう次のバトル始まってたんだ! ……あ、そういえば貴方の名前――――」
アリスが淡々と語っている間に、クウはもう次1匹のポケモンを倒して、ルイスの2匹目のポケモンと戦っていた。その時、数秒だけ少女から目を離してフィールドの方を向いた。 そして、名前をまだ聞いてないということに気付いて、再び少女“がいた所”に目を向けた。しかし、そこは“無”だった。
「……あれ?」
クウの指示通り、ハートは動く。念力をキマワリにぶつけてダメージを与える。しかし、ルイスはその場で反撃するような攻撃をさせずに、キマワリは素直に攻撃を受け入れた。 一瞬、何か反撃してくるとクウもハートも身を構えていたので、何も起こらないことに動揺を見せる。
「キマワリ、メガドレイン」 「めっ、メガドレイン……?」
キマワリは攻撃を受けているというのに、ルイスは落ち着いた顔と声で技を指示する。クウは聞きなれない技の名前に、どんな攻撃が来るかは分からなかった。 そして、キマワリはハートに近づいて先ほどのクサイハナの吸い取る攻撃と似たような攻撃をした。しかし、その吸い取る攻撃とは明らかにパワーが違う攻撃をして、ハートにダメージを与える。一方キマワリは、吸い取る攻撃のように自分のダメージを回復した。
「吸い取るよりも威力が高い、それがメガドレインよ。先ほどよりもたくさんダメージを与えてたくさん体力を回復したの。キマワリはもともと足が遅いから、いっそ攻撃を受けて回復させた方が都合も良いし。……ラルトスも、もう限界じゃないかしら?」 「そんなことないです! まだ……まだ行けますよ! ハート、念力ッ!!!」
相手の弱点を見つけて、まだハートを倒すわけにはいかない。すばやさが遅いなら、こちらがさっさと攻撃して倒せばいい、そうクウは考えた。 ハートはどちらかというと素早い方。先制は取れる。ハートはキマワリから距離を置きながら、念力でキマワリを浮かせ、攻撃“しようとしていた”。 ――――何かが、おかしい。
「宿り木の種」
ハートよりも遅い“はず”のキマワリが、ハートの素早さを上回って攻撃をした。その種は、ハートの体中に絡みついて、体力を吸い取っていった。
「――――ひとつ、言い忘れてたよ。キマワリの特性は葉緑素といってね、晴れている時素早さがあがるのよ」 「! そうか、初めからそれを狙って……!」
クウは、ルイスの“本当の狙い”に気付いた。このフィールドと、この天候は、キマワリにとってかなり有利な場所であると。
「キマワリ、行くわよ!」 『キマッ!』
キマワリはルイスにそれだけ言われると、葉っぱの手を頭に翳し、太陽の光を浴びると、その手の中から大きな玉のような物体ができる。それはとても輝かしいもので、眩しいものだ。 クウもTVで何度も見たことがある大技だ。ハートにかわさせる指示を出しても、ハートもその眩しさで辺りが見えない状態になっていた。
「ソーラービーム、発射!!!」
その瞬間、更に眩しい光線がフィールド上に広がり、クウもルイスも見えない中で、何かに直撃する音が聞こえる。 やがて、その眩しさ晴れた頃、フィールド上にハートの横たわっている姿が一瞬で目に入ってきた。
「ラルトス戦闘不能! キマワリの勝ち!」 「ハートっ!!」
審判がそう言うと、クウはすぐに横たわっているハートの元に行き、抱きかかえた後、モンスターボールに戻した。 これで、クウのポケモンもライトだけとなった。しかし、相手のキマワリの強さを見るに、正直勝つことは無理に等しいと考えた。だが、ここで諦めるわけにもいかなかった。 “まだ”1体いる。ライトに、全てを掛ける。絶対に勝って、バッジを貰うだけだ。
「ライト!!」 『ブイ!』 「イーブイかぁ! イーブイはそこそこに強いし、素早い。でも……勝たせる気は1%もないからね! 手加減なしに行くよ!!」
ボールからライトを出した。ライトはこちらに目を向け、「まかせて」という表情をした。一方のルイスも、容赦はしないのだが。 ――――決着まで、あと少し――――
「もしもしー?」 ≪ん? どうしたんだ、故郷にはもう帰ったのか?≫ 「うん、そのまま帰ろうと思ったんだけどね、面白い初心者トレーナー3人を見つけたから、じっくりとその3人の様子を窺おうと思ってね」 ≪……“また”、木の上からか?≫ 「だってバレるし。まぁそのうちの2人には姿を見せたけど、1人は気付いてない」 ≪…………≫ 「それに、ある組織が動いてるみたいなの。放ってはおけないでしょ? だからまぁ……2度目の旅を楽しんでる感じ、かな」 ≪……まぁ、無理だけはするなよ?≫ 「それは貴方が一番分かってほしいけど。……じゃあ、ね」
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旅の序章 ( No.44 ) |
- 日時: 2010/12/27 22:38
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:EtSQpPH.
- 参照: キマワリのマワリをマワリ、キマワリもマワル
- 「電光石火よ!」
「そんなことしても無駄よ、メガドレイン」
クウはとにかくダメージを与えようと攻めるが、ルイスがそれを拒むように回復技を指示する。 イーブイは、特殊耐久は高いのだが、キマワリの特殊攻撃はやはり結構のダメージを受けてしまう。このままだと、ハートの頑張りが台無しになってしまう。 なんとしてでも、キマワリを倒したいのだが……あの回復をずっとされてしまうと、相手にダメージを上手く与えることができない。
「もどかしいわね。一発で決めさせてもらうわ。ソーラービーム!!」 (! どうしよう、このままでは本当にやられちゃう。何か対策を――――そうだ!)
再びソーラービームがくる。この天候では一発で来てしまう。……クウは、周りに生えてる木々を見て何かを思い浮かんだ。
「ライト! キマワリの周りを回って!」 『ブイ!!』 「? キマワリ、きちんと狙いを定めてソーラービームよ!!」
ライトはクウの謎な指示に疑問も持たず、ただ言われた通りにキマワリの周りを回った。キマワリはパワーを溜め始めると、つられて回る。ルイスこそ、疑問に持つものだったが、それは至って冷静だった。 そして、クウは止まって、というとライトは止まる、しかし、キマワリは急にとまることができず、ソーラービームを発動した。
「上にジャンプ! そしてキマワリに電光石火!」 「!! キマワリ!?」
ライトは上にジャンプし、ソーラービームを発射している途中のキマワリに電光石火をくらわせ、それは少しずつ弱くなり、やがて止まった。 キマワリは目を回したまま、その場に立っていた。やがて我に返り、戦闘態勢に変わる。
「でも、どうして……」 「キマワリは強いのは確かです。でもルイスさんはさっき、“キマワリは遅い”と言っていましたよね? でも葉緑素で素早さは高い。……ならば、ある程度素早さのあるライトで周りを回れば、つられて回る。きっとライトより素早さは高くなっているので、急にとまることはできず、自分は止まったと思いこんで技を放ったと思うんです」 「成程、すごい発想ね。……でも、どうしてジャンプなんて危険なことをしたの? 当たるかもしれなかったのに」 「キマワリにはリスクがあった。貴方のキマワリのソーラービームは確かに威力が高い。でも、“細い”んですよ。だから、ジャンプしてかわすことができた、ということです」
クウは、ルイスの全ての発言を記憶していた。それでなければ、勝てる戦いではなかった。ルイスは「余計なこと喋っちゃったかなぁ」と苦笑していた。 それでも、キマワリはまだ倒れる気配はなかった。それは、ダメージの一部を与えることだけしかできなかった。攻撃をかわすことにすぎなかった。
「ライト、穴を掘る!」 「……地面技で来た? キマワリに地面技は効果はいまひとつよ!」 「キマワリに攻撃するために指示したわけではないです! ライト、地上に来て砂掛け!!」
他愛のない会話を終わらせて、再び戦闘態勢になる。クウは、ライトに穴を掘るを指示したが、ルイスは横からそんなことを口ずさんだ。 ……それは、クウにはとっくに知っていた。しかし狙いはダメージを与えるわけではない、“ダメージを与えさせない”ためだ。ライトは地下から地上に戻ると、キマワリに向かってたくさんの砂を掛けた。 ――――このフィールドは、草が生い茂っていて土がないため、砂掛けができなかった。しかし、“植物は地面から生える”ため、地下にはきっと……いや、確実に土があると図った。
「穴を掘れば、土が出てくる。だから、それをうまく利用したんです」 「貴方、見かけによらず頭がいいのね。でも、絶対に技が当たらないとは限らないわよ!! 葉っぱカッター!!」 「ライト、避けて体当たり!!」
意外にクウは頭を使って戦っている。バカなのは間違いはないのだが。 キマワリは葉っぱカッターを放った。しかし、目がくらんでいるのか、変な方向に飛ばしてしまい、ライトもそれをうまく避けるため、確実にダメージを与えることができず、ライトの攻撃も当たってダメージを受ける。 ルイスは油断をしてしまっていた。クウには最大のチャンスだった。キマワリも半分くらいはダメージを喰らっていた。今なら、倒せると。
「トドメだよライト! キマワリに突進!!」 『ブイッ!!!』
クウは大ダメージを与える突進を指示した。自分はダメージを受けても、まだHPには余裕があった。 ルイスは慌てて「かわして!」というが、目がよく見えてないキマワリは避けきれることができず、そのまま直撃、キマワリはダウンした。
「キマワリ戦闘不能、イーブイの勝ち! よって勝者……挑戦者クウ!!」
審判が旗をクウ側に上げると、クウの口角がだんだんと上がって、嬉しさが込み上げていた。後ろにいたアリスがクウの所に来て、「おめでとう!」と言った。 ルイスはため息をつくと、倒れたキマワリをモンスターボールに戻し、一言「ありがとう」と呟くと、二人の所にやってきた。
「いやぁ……貴方、本当に旅に出たばかりなの? すごく強くて……とても面白い戦いだったわ」 「ありがとうございます! ……でも、ルイスさんも相当強かったですよぉ」 「とにかく、戦えて嬉しかったわ。……じゃあ、これを」
ジムサポートの人が何かのトレイを持ってきて、ルイスに“それ”を渡すと、それを手に取り、クウに渡した。 それとは、ずっとクウが手にしたかったジムバッジだ。ちょっと変わった色をしていて、葉っぱの形をしていた。
「モエギバッジだよ。このプラントジムに勝った証なの。さぁ、どうぞ」 「あっ、ありがとうございます!!!」
クウは心の底から感謝の気持ちでいっぱいになりながらモエギバッジを受け取った。そして、サクラ博士から貰ったバッジケースの中へと収めた。
「――――で、アリスもジム戦やるんでしょ?」 「ぇ……わ、私は、いっかなぁ……」 「え、そうなの?」
クウはずっとアリスもジム戦に挑戦するものだと思っていた。だから、挑戦しないと聞いてかなり驚いていた。
「うん、残念だなぁ。……ま、しょうがないね。……貴方達、この先の街にも行くんでしょ?」 「あ、はい」 「私よりまだまだ強いジムリーダーばかりだけど……頑張ってね、応援してるよ」 「はい!!」
ルイスは初めて会った時のように、ニコリと笑うと、二人はジムを後にして外を出た。
「ねね、なんでジム挑戦しなかったの?」 「あ、うん……クウちゃんで苦戦してるほど強いから、私じゃ敵わないかぁなって……」 「――――そっか。よし、1秒で早く次の街に行こう! 走るよー!!」 「え、ちょっとまってよ、クウちゃん!!!」
クウの肩にはライトを連れて、全力質素で先に向かって言った。一方のアリスは、腕にロコンを抱いたまま、ゆっくりと歩いてクウを追っていた。 そして、クウが見えなくなったころ、ロコンが急にアリスに語りかけた。
『……クウ、ジムバッジを手に入れたんだな』 「うん。正直すごいなぁって思う。クウちゃんには、このまま頑張ってほしいよ」 『“言わなくていいのか”?』 「……ここでそんなこと言わないでよ。少なくとも、クウちゃんにはバレないようにしておいてよ」 『……お前とクウは、合ってないんじゃねぇか?』 「そんなことないよ。きっと……ね」
――――ジムバッジを手にしたクウと、何かを隠しているアリスの冒険は、始まったばかり、序章に過ぎなかった。
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第1章 目次 ( No.45 ) |
- 日時: 2010/12/27 22:56
- 名前: あずらび◆2UZxO8bG3w ID:EtSQpPH.
- 第1章 旅の始まりは
旅立ち >>3 初めてのバトルと…… >>10 ライバル同士の初バトル >>15 捕獲 >>17 謎、事情、幻聴 >>28 謎の組織とその男 >>31 新たな仲間、街 >>34 ジムリーダー“ルイス” >>38 VSルイス(前編) >>42 VSルイス(後編) >>43 旅の序章 >>44
第1章が終わりました! いやぁ、長かった……´・ω・) 1章が始まったのが9/25だから3か月もかかったのね。 11話でこんなにかかるって、これからの更新とかどうなるんだよ……; ジム戦で3話かかった。ルイスさん大人げない気がしたのは俺だけかな。 ヒナタが後半完全に空気ですが2章ではそれなりに登場すると思います……よ、多分><
では次回予告ってほどでもない次回予告をヒロイン3人とジムリーダー・ルイスさんに言ってもらいましょー´ω`)
空羽「はいはーい、次回予告はね……」 陽向「これからの物語が大きく動く前兆、だな」 ルイス「私の知り合いの謎の少女も登場するよ☆」 アリス「更にあの謎の組織“ナイト団”も動きだします!」 陽「新たな仲間もゲットするらしいぞ」 空「次の街に行ってジム戦もあるよ☆」 ア「でも、その街にあったものは……!」 ル「次回もお楽しみに☆ 私は出ないけど!」 空陽ア『ですよねー』
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