Re: 光と闇の時空神  73話うp ( No.83 )
日時: 2010/10/11 18:01
名前: 天月 ID:
参照: 一種の最終回でもある

74話 天使ト悪魔ガ御リル処

レッドが邸へ入っていって、そう時間のたっていないころ
彼女たちもやってきた


「ここが、そうなの?」
「うん。……でも、ここまで物語が進んだなら、私達は用済みね」
「……大丈夫、かな」

とユイナは顔に似合わず不安げに邸を見ながら問う
その問いにルリアは慈しむように微笑み、言った

「大丈夫だよ、きっと」
「その自信はどっから……」
「んー……アノ人たちなら、大丈夫って信じてるし」

信じてる。その言葉を聞いてユイナは納得したように、そして賛同するように笑った

「そっか。………じゃぁ、帰ろうか」

と、ユイナはもう自分達の役目は終ったとでも言うように、サタンを出した
ルリアも、「そうだね」と言いながら、いつの間にか戻ってきていたホーリーを出す
そして、2匹はそれぞれの主人を乗せ、飛び立った

          *


「なんか、カグラシティに帰るのも久しぶりだよね」
「ね。お父さんとお母さん、元気にしてるといいなぁ……」

故郷へ帰る空路を飛びながら、2人はそんな会話をしていた
彼女達の故郷は、ずっと遠くにある
それなのに2人は大して急ぎもせず、のんびりと飛行していた

「“イッシュ”を見るのも、懐かしいね」
「ね!! 一体どうなってるんだろう…」
「まぁそれは、帰ってからのお楽しみでしょ?」


そうだね。というルリアの言葉で2人は笑いあう
その表情は喜びと、少々の心配も含まれていた




―天使と悪魔が見守る話は、ここで終る
けれど、神の代理たちのお話はまだ終らない。終れない
でも、天使と悪魔は見守ることをやめた
彼らを信じてるから、終えたのだった


この運命の1つの物語はココで一旦幕を閉じる
次に開けるのは………また、いつかだ



続く