Re: 光と闇の時空神   ( No.61 )
日時: 2010/09/22 18:47
名前: 天月 ID:

68話 霊の申子


「2対1なんて、卑怯ですね。お兄さんたち」
「うるせー、お前の方が卑怯だろーが」
「俺たちを騙したんだからね。……罪は重いよ?」

今、小夜…いや、翡翠はユウトとクウトに挟まれてる状態だ
そして彼が呼び出した大半のポケモンは、“サイコキネシス”によって倒されていた
その光景を見ても、翡翠は焦るどころか、寧ろ愉しんでいるように見えた
その姿はまるで………幽霊のよう

「お兄さんたちは、僕がこの地方でなんと呼ばれてるか知っています?」

クスッ、と笑った後、翡翠は2人にそう問うた
知るわけねーだろ。とクウトは明らかに嫌そうな顔で言った
翡翠はまた笑い、こう言った


「僕はですね…“霊の申子”と呼ばれているんです。
失礼しちゃいますよねー僕はただ霊感が強く、霊を降ろせる能力を持っているだけなのに。イタコですよ、イタコと一緒なんです、僕」
「……自分の能力を悪用してるから、そう言われるんだろ。現に俺たちをそうしたんだし」
「あはは、そうかもしれませんね。
……じゃぁ、逝ってください、恐怖と怒りに溺れて」
「「逝ったらお前も道連れな?」」

綺麗に息を揃え、双子は言う。翡翠はまた「そういうと思った」とでも言うように笑う
ユウトはいつの間にかクウトの横に居て、サンもナイトもすぐにでも攻撃できる態勢に入っていた


「――――これから、ジムリーダー翡翠とチャレンジャー神崎双子の試合を、ハジメルヨ」





続く