Re: 光と闇の時空神 80&81話うp ( No.131 ) |
- 日時: 2010/10/28 22:24
- 名前: 天月 ID:
- 82話 底なし沼の実力
「ミスト“冷凍ビーム”で床を凍らせて!!」
ユウナの指示通り、ミストは一息の“冷凍ビーム”でフィールド全体を氷の地面にさせた しかし、ここで会場の人々がざわめき始める
「? 相手は飛んでいるのに、なぜ地面を凍らせたんだ?」 「優奈様、作戦をたがえたんでしょうか…」 「まさか。優奈様に限ってそんな事……」
小さなざわめきも、人より耳のいい彼女には、小さく聞こえた。内心、舌を打つ だからとて、このまま的外れなバトルを展開すれば誰も自分を「様」なんて呼びはしないだろう それはそれで、肩の荷が下りるが…… 自分と、彼は満足しないだろう。自分の穢れた欲のために大切な人との絆を蔑ろにしたくはない ……そのために、この作戦があるのだから
「プテ、“破壊光線”!!!」
彼は自分の作戦通りに動いてくれた 破壊光線がフィールドを貫き、風塵を巻き起こすため、彼に自分の笑みは見えないだろう 破壊光線は幸運中の幸運だったのだ
破壊光線がミストに迫る直前、ミストの身体は赤く光った あとは、その風と氷の地面を利用するまで
破壊光線を放ったプテは、地面を破壊しながら、相手のジュゴンへと攻撃する タイプ一致がなくとも、彼の指示に置かれたポケモンたちは…たとえ、1レベルでも最高の試合を見せるだろう それは、彼の故郷の力と、彼の先天性のバトルの才能と熱意 そんな恵まれた才能の元指示を受ける仲間の攻撃は彼女の家族でも田打ちできないだろう たとえ神の力を受けていても、たとえ両親のバトルの才を受けていても 彼と同じ、穢れ無き町の血を少しだけ流していようと しかし、侮れないのも、彼と彼女は一緒である 底なし沼の実力は素人には計り知れないのだから
その底なし沼の実力は、いきなり沈めにかかる
やられたか? と彼が確認するのもつかの間 いきなり向こう側から強風が吹いてきた 同時に、砕かれた氷の粒たちも 突然の出来事で、プテラはうろたえ、氷の粒をまともに喰らってしまう
強風が止んだ頃、彼女の前には、雲の様な翼を広げた…チルタリスがいた さっきの強風はあの羽ばたき…いや“吹き飛ばし”か 破壊光線が生み出した風塵の中、ジュゴンとチルタリスを交替したのであろう まったくもって、誰も予想しない戦法だ
ユウナは自信を孕む笑みで告げる 愉快に、冷酷に
「ミチル“冷凍ビーム”」
チルタリスから放たれた冷たい息は、プテラを凍らせ、倒した レッドはプテラにお礼をしながらボールに戻し、次のポケモンが入っているボールをとる ユウナも疲労が目に見えてるチルタリスに無理をさせたと謝り、お礼をしながらボールに戻す 次に二人が出したのは……
「ピカ!」「ピル!」
放たれたボールから出てくるのは、同じ種族である、ピカチュウだった まぁ…ユウナのピカチュウはレッドのピカチュウより一回り小さいが
「……次も容赦しないからね?」 「当たり前だろ」
2人は不適に笑い、指示を下す
続く
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