クロシア~十字の下に~ (CaC3) |
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「俺たちがこうやって戦おうとしてること。これは、本当に聖戦なのかな。やがて人々は戦う意味すら忘れて、こころを失くすんじゃないかな。ねえ、僕たちが機械になったら、その時は、君の手で、僕を、」────時は中世に至る。ルキア大陸の国と、ロアク大陸の国は仲が良く、二つの聖地はルキア大陸の東の端、エムサルにあった。やがて海を越えたルキア大陸にある国が、過激派として動き出していた。聖地を陣取られたロアクは、十字軍───クロシア───として、聖地の取り返しを図った。 さて、深くも浅くもない森に、この物語の主人公はいる。彼は正義感が強く、どんなことでも一所懸命に働く。そんな彼のもとにも、召集令状が届いた。断ることもできず、彼は集合地へと向かった。その彼にも、友はいる。場所は違えど、同じ森に住んでいる。互いに取れた食べ物を交換したりする関係だ。彼にも、召集令状は届いた。闘いが始まるとき、二匹の龍の聲が鳴り響いた。 ジャンル:[歴史] カテゴリ:[シリアス|過去|オリジナル世界|ポケモンオンリー] 種別:掌編(5.2KB) / 感想数:0 最終更新:2015/01/31(土) 21:50
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