鈍色の残光
第1章 第9話 VS華麗なる女教師ツツジ
 眠れない己を叱咤しつつ、早く寝ようと必死になっていた所までは記憶にある。
 リーフが目覚めた時、既に日は高く上がっていた。

 (ああ、疲れているのに眠れなかったツケが回ってきた。寝過ぎて逆に身体がだるい……)

 何時なのかも解らぬまま、起き上がる事を拒否する身体に鞭を打って何とかベッドから抜け出す。
 壁にかけられた時計の針が既に正午近くになっている事を告げていた。

 (アカネはもう起きているのかしら)

 叩き起こしてほしかったとも、寝かせてもらって正解だとも思う。
 リーフの心の中で様々な思いが渦巻く中、トレーナーズスクールにいるであろうツツジの顔だけがハッキリと脳裏に浮かんでいた。

 頭脳を酷使し、肉体を酷使し、普通ならば飛び越える事が出来ないハードルを無理やりに飛び越えようとしている。
 それ程の無謀な跳躍が自分の身体を痛めつけているのはよく解っていた。

「でも私には、時間が無いから」

 ヒカリに誓った。戦えるだけの力を手に入れると。ただ漠然とリーグに挑むと言う目標だったのならば、ここまで無茶はしなかっただろう。
 ロケット団と戦い、勝てるトレーナーにならなければならない。その為には、ツツジに勝利する事が絶対条件だった。

 (外を拒絶していたあの頃の私から変わる為には、荒療治も必要よ。
 アカネもそれを理解してくれている。絶対に諦めない。先に進まなければ)

 身体が鉛の様に重い。シャワーを浴びている時も壁に手をついていなければそのまま崩れ落ちてしまいそうだった。
 まだ年端もいかない少女が突然強くなると言うのが無理難題に近い話なのである。
 昨日のバトルに関してもどういう勝ち方をしたのか記憶が曖昧だった。

「私は、折れない。こんな所で自分自身に潰されるワケにはいかない」

 リーフは己の身体と意識に鞭を打ち続けた。何かの形で両親の仇を討ちたいと言う思いも影響していた。
 ツツジに勝利して、新しい景色を目にしたい。今はそれしか考える事が出来なかった。

 ものを食べると言う行為すらも億劫に感じる中、スタミナドリンクと栄養たっぷりのゼリー飲料で急場をしのぐ。
 フレンドリィショップから外に出て身体に栄養を流し込む間にも、強い日差しがリーフを照らしていた。

「休憩しないと倒れてしまいそう……一度トレーナーズスクールに行って座っておく必要がありそうね」

 実際、起きてからそこまで時間が経過していないと言うのにリーフは欠伸を連発していた。
 靴下を履く行為すら面倒だと感じ、歩いている間にも足が『休みたい』と不調を訴えている。

『ツツジとのバトルが終わったらゆっくり寝ると良いロ。ボクみたいに機械の身体じゃないんだから無理は禁物。
 生き急いでも良い結果は得られないロ!』

「解ってる。解っているの。でも、ツツジさんとのバトルを終えるまでは休めない」

 ロトム図鑑が心配するのも当たり前の話だった。
 リーフは倒れそうになる身体を気力で動かし、歩き続けている。
 並の人間ならばたった1日でパーティのレベルを16以上に底上げする事は出来ないだろう。
 トレーナーズスクールに通っている生徒達の協力もあったとは言え、過酷な戦いは続いていた。

「素晴らしい戦いでしたわ」

 その頃アカネは、先にジムリーダーであるツツジに勝負を挑み勝っていた。
 岩タイプ使いであるツツジにノーマルタイプで挑むと言う無謀。
 それでもレベルの差と根性で競り勝ったのである。アカネもまた疲弊していた。

「あー、今までやってたポケモンバトルなんてお遊びみたいなモンやったんやな。
 コレが本当の戦い。ウチ自身とポケモンが全てを捧げて勝ったと言う事……」

「貴方のミルタンク、私のポケモン達にしっかりと食いついていましたわよ。
 特にころがるからの粘りは、私が観客側ならば惚れ惚れしてしまう程の展開でしたわね」

 リーフよりも先に挑み、勝つ事で彼女が待つ時間を減らす。
 彼女を起こさなかったのはそういったアカネの配慮からだった。

 (正直、もう1回やれって言われて勝てるかどうかと言えば微妙過ぎる所やな。
 ラッキーな所も結構あった。リーフはんも、大事な局面で運を拾わんと勝てんやろ)

 相性の有利不利がバトルの結果に直結する以上、リーフもアカネと同じ様に苦戦は免れない。
 彼女相手にどう戦うべきか。それを伝える為にも勝利が欲しかった。この瞬間を切望していた。

「私に勝利した証として、このストーンバッチを授与しますわ。
 バッチの裏に貴方の名前とIDが刻まれるので、このバッチは貴方だけのもの。
 万に一つも無いとは思いますけれど、誰かに渡せば重罪に問われるので注意してくださいまし」

 八角形の鈍色に輝くバッチが、アカネの手に渡る。
 彼女は衝動的にバッチを両手でぎゅっと握り締め、自分の勝利をしみじみと噛み締めた。

 (リーフはんにも、同じ思いを味わってほしいわ)

 自然と目から涙が零れていた。
 元々、リーフと違いポケモンを揃えてある程度レベルを上げていたとは言え、レベルの差があっても相性が悪ければ苦戦は免れない。
 それでもまだ、リーフよりは体力も精神力も消費していなかった。

「貴方が学んできた事を、全て駆使して掴んだ勝利。それはきっと、生涯忘れ得ぬ宝物になるハズですわ。
 私も最初に勝った時、それが忘れる事の出来ない思い出になりましたもの」

 その勝利が、皆に同じ勝利の喜びを味わってもらいたいと言う気持ちに変わり、彼女に教師と言う道を与えた。
 例えどんなに泥まみれになったとしても、どれ程不格好だったとしても、勝利は尊い。
 敗北が無意味とまでは言わないが、勝利には及ばないと言う事実をツツジは伝えていきたかったのだ。

 トレーナーズスクールの教室で、生徒達に囲まれながらリーフは椅子に座り天を仰いでいた。

「ねぇ、大丈夫?顔がちょっと赤いよ。熱があるんじゃないの?」

「保健室に先生がいるし、診てもらった方が良いわ」

 生徒達が口々に彼女を心配して言葉をかける。少しでも気を緩めればそのままブラックアウトしてしまいそうだった。

「今……この瞬間だけは譲れないの。ツツジさんに勝って、私がヒカリさんを助けられるって証明したい。
 私はイーブイだけじゃなくて、沢山の気持ちをあの人から受け取った。
 それなのに、私だけが立ち止まっているワケにはいかないから」

 目の前が少しぼやけている。身体が動く事を拒絶している。
 立ち上がりたくない、動きたくないと主張している。それでもリーフは気力の全てを振り絞って立ち上がった。

「ツツジさんのいる所に、案内して頂戴」

 一本の太い柱の様な決意が、彼女の肉体を動かしていた。
 そのあまりにも大きな熱意に、生徒達も激しく心を揺さぶられる。

「支えよう。彼女を先生の所まで連れていくんだ」

「私も手を貸すわ。この人の気持ちを無駄には出来ない」

 彼女の肩に手を回し、2人がかりで引き摺る様に廊下へと出る。
 そしてその熱に引き寄せられたのか、教室にいた生徒全員がその後を追いかけた。

 ニビシティジムに自分のクラスの生徒を呼び寄せ、アカネと戦い敗北してしまったツツジ。
 ツツジは心の中で彼女の勝利を願いつつも全力で戦い、彼女が自分を倒すに相応しい存在である事を知った。
 そしてその戦いの一部始終を目撃していた生徒達から、割れんばかりの拍手が巻き起こる。

「ホンマ有難うな、有難う」

 アカネは絞り出す様な声で感謝を述べ、彼等に頭を下げた。

「次は、私の番です」

 その時ジムの入口から声が聞こえ、リーフが自分の足でツツジの近くへと歩み寄る。

「リーフさん、私も貴方と戦って、貴方がどれだけ戦えるのか興味がありますわ。
 早速戦いましょう。ポケモンバトルの準備は宜しくて?」

「はい」

 昨日の夜、レベルを上げたポケモン達をポケモンセンターに連れていき、万全の状態で戦える様に準備を整えていた。
 ポケモンの状態に問題は無い。問題は己にある。自分がポケモンならば疲れも完全に取れるのにとすら思った。

 (泣き言は言っていられない。絶対に勝たないと。ツツジさんに勝つ事だけ考えなきゃ)

 今のリーフの肉体と精神を支えているのは勝利への執念だけだった。
 それが無ければ最早仁王立ちする事すら出来なかっただろう。アカネも彼女の状態がおかしい事に気付いていた。

「子供の頃……いえ、今も子供は子供ですけれど、もっともっと私が小さかった頃。
 ヒョウタさんとよく遊び、ポケモンバトルをしていましたの」

 真剣勝負の直後だからか、ツツジは昔を振り返り、自身のルーツをリーフに語った。

「最初は負けて悔しいだけでしたけれど、戦い方を覚え、ポケモンのレベルを上げ、相性の有利不利を頭に叩き込み、勝つ為に必要な事を全てこなしましたわ。
 そして勝った時、初めて解ったんですの……ポケモンバトルは相手との『対話』である事に」

 ツツジはリーフに向かって指を向け、居並ぶ生徒達に向かって言葉を続ける。

「相手を理解して、その裏をかくと言う事は、相手の心に寄り添い、そして奥へと入っていく事と同じ。
 ヒョウタさんと戦えば戦う程、彼の気持ちと私に対する愛情が感じられましたわ。
 そして、その人の気持ちを数多く知る為に……私はジムリーダーとなり、教師になったんですの」

 生徒達の心に寄り添い、時に優しく、時に厳しく。そして温かい眼差しを向けてきた。
 それはポケモンバトルでも同じだと彼女は考えている。どちらも等しく『教え』なのだと。

「リーフさん、どの様な気持ちで貴方がココに立っているのか解りませんけれど、貴方が勝利を望む以上私も力の限りお相手させてもらいますわ。
 ニビシティジムの規定は3VS3のポケモンバトル。そして私が最初にポケモンを出すのが決まり。
 手の内を見せるのは不利ですけれど、どれだけ貴方が考えられるのか見せてもらいますわよ」

 中央のバトルフィールドが緑色に光り、ツツジとリーフを包み込む。誰もが固唾を飲んで試合の行方を見守っていた。

 薄い緑色の壁がバトルフィールドを取り囲む様に出現し、応援の声を遮断する。

『シルフカンパニーが製作した防音・衝撃吸収バリアロ!
 物理的な力は勿論、炎や水・毒物等の危険な物体を吸収して外に一切漏らさないと言うハイテクな壁ロ!』

 この世界ではポケモンバトルによって怪我人や死者が出る事を防ぐ為にオーバーテクノロジーが用いられている。
 この緑色のバリアもそうだったが、広大な範囲は守れないと言う欠点があった。

「バリアの中にいる私達は守られていない赤子も同然。気を引き締めて戦わなければなりませんわ。
 まずは、貴方がどれだけポケモンを育てたのか拝見させてもらいましょう。行きなさい、ダンゴロ!」

 ツツジはボールの中央にあるボタンを押し、その中から閃光と共にポケモンが姿を現した。

 (いわタイプのみのポケモン、ダンゴロ……!
 タイプが1つだけのポケモンは相手のポケモンに対してタイプ一致弱点技を打ちにくいのが欠点。
 でも、今の私にとっては別の欠点が見える。それはいわ・じめんやいわ・はがねといった複合タイプでは突けない弱点を突けると言う事!
 このチャンス、絶対に逃せない。このバトルでは少しでも優位に立っておきたいの!)

 3匹のポケモンは全て相性的に不利。そんな事はバトルが始まる前から解っていた。
 だからこそリーフは睡眠時間を削ってまで考えた。どう立ち回れば圧倒的不利な状況を覆せるのか。
 ただ単にレベルを上げるだけでは勝てないからこそ、彼女はこの選択をミスする事は許されなかった。

「戦って頂戴、リザード!」

 自分のフィールド内にヒトカゲから進化したリザードを出現させ、相手の反応を窺うリーフ。

『へへッ、折角マスターと一緒に強くなって進化させてもらったんだ。
 頑張らなきゃ嘘でしょう。思いっきり暴れてやりますよ!』

 リザードはこのパーティのメインアタッカー。つまり、簡単には失えない。

 (挑戦者側はポケモンの交代も出来る。状況に応じて場に留まるべきか、一旦手元に戻すべきかも考えないと……)

「リザードに進化して、攻撃力も素早さも相当上がっているでしょう。
 ですが、いわタイプの防御力も考慮してもらわなければ困りますわよ」

 レベルに差があるとは言え、ひっかくやひのこを放つ事は自殺行為と言って差支えが無い。
 ほのおタイプのリザードが唯一保有しているいわタイプに効果抜群の技。

「ツツジさん、コレが私の導き出した答えです。リザード、メタルクロー!」

 硬質化した爪で相手を切り裂く技、メタルクロー。いわタイプのみのダンゴロならば、効果抜群を取れる。

『ヘエ……面白イネ』

 防御力の高さで耐えたダンゴロだが、それでもHPの3分の2を失ってしまった。

「成程、メタルクローとは考えましたわね。ダンゴロに効果抜群の技を放つリザード……
 敵ながら天晴れと言った所ですわ。でも、効果抜群が取れるのはこちらも同じですわよ」

 即座にダンゴロも反撃し、いわなだれを放つ。
 天井から多くの岩が突如出現し、リザードに直撃した後床に落ちて消滅した。

 (私のダンゴロの特性は『がんじょう』……!一撃での死を防ぎ、確実に一発はダメージを与える技。
 次のターンで先手が取れない以上、ダンゴロの敗北は確定してしまいましたわね)

 レベル差があっても一致2倍弱点のダメージは大きく、リザードは半分以上体力を減らしてしまった。

 (私が今日と言う日の為に思い描いてきたプラン、今の所は想定した通りの展開……
 とにかく、次のポケモンにも出来る限りのダメージを与えて体力を削るのがリザードの仕事!)

 リザードで全員倒せるのならば苦労は無いが、そこまでリザードのレベルが高いワケでも無い。
 他2匹のポケモンにリザード程の攻撃力が無い以上、リザードをいかに延命させるかが勝敗の鍵を握っていた。

「さぁ、まずはダンゴロを倒して!もう一度メタルクローよ」

『了解。見ててくださいよ、コイツは倒してみせますから』

 防御力と攻撃力には自信があるいわタイプだが、素早さが低い為先手が取りにくい。

『グッ……後ハ仲間ニ託シマシタヨ』

 鋼の爪で身体を貫かれたダンゴロは倒れ、光となってボールの中へと戻っていった。

「驚きましたわ、まさかメタルクローとは……通常のリザードならばこのレベルで覚えているハズがありませんもの。
 親から引き継いで、いわタイプのポケモンを倒す為にメタルクローを習得していたんですわね」

 リーフがオーキド博士から受け取ったヒトカゲは、レベルアップでメタルクローを覚えた。
 通常覚えるハズの無いメタルクローを覚えるヒトカゲ。単に優秀な個体と言う理由だけでは無い様な気がしていた。

「このリザードは、きっと特別なヒトカゲとして生まれ、私と共に戦う為に生きてきたんだと思っています。
 ツツジさんと戦って勝利する為に。そして、ツツジさんの後ろにいる数多くの強いトレーナーとのバトルを戦い抜く為に!」

 時折視界がぼやける。普段出ない類の汗が額や頬を伝って流れていく。
 リーフはココで倒れる事は出来なかった。ポケモンが力の限りを尽くして勝利を目指しているのに、自分だけ先に倒れるワケにはいかない。
 そう思い、意識を失いそうな心と身体を強引に現実へと引き戻した。

「貴方の私に勝ちたいと言う意志の強さ、そして諦めない不屈の闘志。
 それが『本物』である事を証明してくださいまし。次は貴方の出番ですわよ、ノズパス!」

 ツツジは別のボールをホルダーから外して掲げ、スイッチを押しノズパスをバトルフィールドに出現させる。
 ノズパスもいわタイプのみのポケモンの為、メタルクローが効果抜群になる相手だった。

 優勢であるうちに、一気に差を付けておきたい。不利な展開になる事が解っているからこそ、焦りが生まれる。

『御主人様。私が戦う相手はこの赤いトカゲで宜しいのでしょうか?』

「見くびらずに戦ってくださいまし。レベルの差は先手が取れない事を意味している。
 常に後手に回らなければならないと言うのは大きなハンデと言っても大袈裟ではありませんわ」

 ほのおタイプのみのポケモンがあまり覚えないいわタイプに効果抜群の攻撃。
 たった1つの武器ではあったが、それは岩を貫く程強力な武器に変貌していた。

「多分次の攻撃で貴方は倒れてしまう。だからこそ、なるべく多くのダメージを与えてほしいの。
 貴方の後ろに控えているイーブイとオニスズメは、岩タイプのポケモン1匹すら単体では倒せそうにないから」

 リザードの特性はHPが3分の1以下になった時に炎タイプの技の威力が増すと言う『もうか』だが、メタルクローの場合それは適用されない。
 素の攻撃力で撃つ場合、恐らく相手のHPを半分と少し削れれば御の字だろう。

 (あと2匹でHPが半分になったノズパスと、後ろに控えている真打を倒すのは厳しい。
 何とか奇跡を信じたい所なのだけど……)

 ただし、ノーマルタイプのポケモンはいわタイプに対してノーマルタイプの技を撃っても効果がいまいちになるが、その逆は『効果抜群にはならない』。
 ひこうタイプと言う弱点を持っているオニスズメよりは、イーブイに勝機がある事も確かだった。

「とにかく、もう一度メタルクローよ!」

『了解、恰好良くいきましょうマスター』

 ノズパスの身体に爪で深い傷を付けるリザード。
 だが、急所に当たると言う奇跡を成す事は出来なかった。

『急所に当たる確率は素の状態だと5%程しか無いロ。そうそう出ないロ!』

 リーフの考え通りHPを半分程削った所で終わり、ノズパスは御返しとばかりに攻撃を仕掛けてくる。

「リザードを倒す為に余計な動きはしていられませんわ。ノズパス、いわなだれ!」

 ノズパスも天井から数多くの岩を落とし、リザードのHPを全て削り切った。

『マスター、俺だけが頑張るワケじゃないですよ。他の奴等も……俺と同じ気持ちでいるハズです』

 傷だらけの状態になっても尚笑顔を見せながら、リザードは光となってモンスターボールの中へと戻っていく。
 オニスズメと言う『不安要素』を抱えた状態で、リーフには的確なマネジメントが求められていた。

■筆者メッセージ
最初のジムリーダー、ツツジ戦です。昔はアニメのバトルとゲームによる
HPの減少と言う2つの要素で書いていたのですが、今はそれが
微妙だと感じる様になってきたのでゲームの淡々としたバトルに
変えています。ただ、ゲームと同じ様にがむしゃらに戦っても
勝てない相手なので、主人公に考えてもらうシーンはしっかり入れました。
夜月光介 ( 2018/11/23(金) 22:04 )