キャラクター紹介
※ネタバレ有
藤波黒(クロ)
深緑の瞳と髪を持ち、キャップとゴーグルがトレードマーク。
生年月日や過去の経歴など不明な点が多いが、黒の団とは何らかの因縁があるよう。時々優しい面を見せるが、冷静で懐疑的な気難しい性格。基本的には人嫌いで大人に対してもしばしば高圧的。
旅をしている月日はそこそこ長く、その途中ウォルタでラーナーと出会い殺されかけたところを救い、以降共に旅を続けている。
ラーナー・クレアライト
栗色の瞳と髪を持つ。以前は長髪だったがウォルタでの事件を機にばっさりと切り今はボブになっている。
子供の頃から両親を失っていたこともあり長女らしいしっかりしたところがあり明るい性格だが、急変した生活に溶け込めず落ち込んだまま。溜め込んでしまうところも。それでもなんとか頑張って生きているよう。
ポニータ
クロの手持ち。基本的にボールから出たまま。知能が発達しているのか行動が人間臭い。喋ることはできないがクロとラーナーのお互いの立場をうまく察知しバランスを良い具合に保ってくれてる。ラーナーには基本優しいがクロにはちょっと暴力的な面あり。
アメモース
クロの手持ち。自由主義者。趣味は散歩。バトルは真面目にやったりやらなかったり。要は気まぐれ。活躍どころかなかなか姿を見せないのに何故か彼女を作っている謎のリア獣。
エーフィ
ラーナーの手持ち。元は彼女の父、リュードのポケモン。人懐っこくのんびり屋。暖かい場所が好き。寒いところは苦手。しかし秘めている念力は底知れず。
ブラッキー
ラーナーの手持ち。元は彼女の母、ニノのポケモン。気難しいがふと気遣いを見せたりする。何時の間にか独断行動をとりどこかに出かけているときも。
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ウォルタにて より
セルド・クレアライト
ラーナーの弟。まだまだ子供な見た目の割にはちょっと冷めた性格。その性格でちょっと抜けたところがあるラーナーをフォローしていた。でも少年漫画やその系列のアニメを見るのが好きな普通の男の子。ある日突然やってきた黒の団によって殺されてしまう。
ニノ・クレアライト
ラーナーの母親。自動車事故で死んでしまっている。しかし黒の団やクロなど彼女を知る者は多く、死して尚謎多き存在。
リュード・クレアライト
ラーナーの父親。ニノと共に他界している。
エイリー夫妻
ラーナーの住んでいたマンションの管理人。婦人の体の関係で子を授かることはできなかった。ニノやリュードの友人でまだ幼かったラーナーとセルドを彼等に代わって育てていた。夫の方は作中には登場していない。心優しい性格でのんびりと過ごしている。
シーザー・アボット
黒の団の一員。華麗なるモブキャラだがセルドを手にかけた張本人。ただの変態。ラーナーも殺そうと試みたがクロによって失敗に終わる。
バジル
黒の団の一員。クロ達とそう変わらない歳であるようだが黒の団の中では少し高い地位にある。冷酷な性格だがブレットに対しては信頼を置いていた。手持ちにピジョットを持っている。
ココ・ロンド
名前のみ登場。黒の団が追っている様子。
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バハロにて より
ブレット・クラーク
実際に登場したのはウォルタ編からだが名前の初出はバハロ編。
黒の団の一員。金色の髪に獣のような瞳、頭に巻いている包帯など見た目はかなり目立っている。黒の団では“疾風”と呼ばれていた。笹波白に固執しておりクロのことも笹波白と断言し続けた。突然の発作に倒れたクロを助けるためバジルと対峙するが敗れた。
“女の子”
クロがバハロに視察に出かけている間にラーナーが出会った人物で、バハロを出ようとしていた旅人。明るく人当たりの良い性格。足が長い。
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トレアスにて より
アラン
クロの良き理解者。オーバン家に居候している。昼間は修行兼店の手伝いをし夜はコーヒーショップにバイトをしに行きそこで情報も集め空いた時間には勉強をするただの天才。忙しすぎて出会いが少ない。長々と少し早口で喋る癖がある。
クロに対してはっきりと発言できる数少ない人物。クロのことを兄弟のように思っており、ラーナーが旅に参加したことを喜ばしく思っている。
ガストン・オーバン
薬局を営み調剤をしている。アランには師匠と呼ばれている。言葉少なく、仕事に対しては熱心に取り組んでいる。
エリア・オーバン
店や家での雑務をこなす元気なおばちゃん。小太りな風貌からは張ったよく通る声が跳び出す。得意料理は数知れず。
白衣の男性
黒の団の一員。黒縁眼鏡。黒の団の中ではかなり上位の地位にある。
穏やかな物言いをするが、詳しいことはまだまだ不明。
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リコリスにて より
紅崎圭
あのクロが一番信頼を置いていると断言した人物。オレンジ色の髪と瞳で身長が低い。ラーナーよりも低い。けれど見た目からは想像できない程力がある。白雨という名の刀を持っている。
ルーク家に居候し、家族のように溶け込んで現在の生活を心から楽しんでいたが、ホクシアの件をきっかけに旅に出ることを決意。
快活な面とは裏腹に冷静沈着な顔もあり、思ったことは躊躇わず発言する。クロ曰く昔より明るくなった様子。
ソフィ・ルーク
ルーク家の長女。健康的に焼けた肌がリコリスでの外での働きっぷりを物語る。生粋の長女気質で妹の世話は勿論家事全般や農業仕事もしっかりとこなす。
閉鎖的空間であるリコリスにやってきた若いクロとラーナーの来訪を心から歓迎している。
ミア・ルーク
ルーク家の次女。双子のうちの一人で、もう一人の三女にあたる子は病気のため母と共に首都で治療にあたっている。
最初はクロやラーナーに対し人見知りの面を見せたがすぐに慣れ、快活な姿を見せている。外で遊ぶのが好き。底知れない幼いパワーでポケモン達をも圧倒。ある意味この家では最強なのかもしれない。
ジーク・ルーク
ソフィ達の父親。ジオと呼ばれ親しまれている。優しい物腰でマイペース。何かと騒がしいルーク家の落ち着かせ役。ソフィと共に家の仕事をこなしている。
絵を描くのを趣味としており、よく自分の部屋にこもって没頭している。
フェルナン・ルーク
ソフィ達の祖父。まだまだ現役気分の酒好き。よく誰かを巻き込んで飲んでは二日酔い。周囲は呆れて本気で止める者はもはやいない。
体力は低下しているようで多少の補助は必要らしい。家に一人残すとその隙に酒に酔い潰れて死んでしまうのではという恐れもあり、ホクシアへの出張の際には必ずソフィかジークが帯同している。
コノハナ
ルーク家のポケモン。タネボーの時に圭が連れてきたことがきっかけでやってきた。臆病で泣き虫だが、懸命に仕事は手伝う女の子。コノハナという種族であるにも関わらず悪戯好きというわけではない。
黒の団の女性
初出はトレアス編。緩くカールのかかった茶色の長髪。黒の団の中ではかなり上位の地位にある。
不敵な笑みを絶やさず、余裕を持って自分の流れに持っていく独特の雰囲気と話術を持っており、掴みどころがない。細身だが力は強い。多くのポケモンを一度に従える。
バジルやクロを一時再起不能の状態まで追い込んだ、未だ謎多き存在。
キリにて より
クラリス・クヴルール
キリの病院で偶然出会った女の子。クロに一目惚れをし、ラーナーとは親しげな様子を見せる。
幼い頃からポケモンの言葉を理解することができるというクヴルール家の巫女の素質を持つ。そのため、幼少期から余計な友人を作らぬよう、守られてきた。
その圧迫感と、次の誕生日で完全に人里から隔離される家の掟への反抗心から、キリから飛び出そうと試みるが、失敗に終わる。
常識を知らないが、無邪気なところがある。誰に対しても敬語を用いる。
エクトル
クラリスに仕える執事。幼い頃から彼女の傍にいて世話役を務めていた。
非常に体格が良く、ポケモンバトルの腕も達者。知識も豊富に持ち合わせている。
クヴルール家を重んじ、相手がクラリスであろうと時には強硬手段を用いるなど、冷静に見えて、意外と短気な面もある。しかし、一方でクラリスを非常に大切にしている。
道中にて より
ロジェ
黒の団の一員。長い銀髪に深いフードを被っているため目は隠れている。常に大きめの服装をしているため、体格なども外観からはよくわからない。
相手を煽るような言葉遣いが特徴的で、同志であり上司であるバジルに対してもその姿勢は崩さない。