I I O TO KOによるI I O TO KOな闘い
「シンエン!?」
「ぐっ・・・・・・が、あああああああああああああああああああああっ!」
シンエンは清掃員に掴まれている足を抜こうと、全力で引き抜きにかかった。
シンエンの足はなんとか抜け、足から血が出ているがガルバの元へと戻れた。
「ふむ・・・・・・こぼむ事はないと思うが・・・・・・?」
「こぼむねっ! だって嫌だもん!」
「そうか・・・・・・なら、ポケモン勝負で白黒つけようではないか」
清掃員はそう言うと、ボールからダゲキとナゲキを繰り出した。
「ルールは4VS4の『ダブルバトル』で、俺の『I☆I☆O☆TO☆KO』なポケモンを倒せれば、今回の件は諦めてやろう」
「『ダブルバトル』か。 相性次第で決着が着くな・・・・・・いけ! ヘルケーノ!」
「ブゥバアアアアアアアアンッ!」
シンエンはブーバーンを出し、
「いけっ! エアームド!」
「クエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
ガルバはエアームドを繰り出した。
「一気にカタをつけるぜっ! ヘルケーノ! 『サイコキネシス』で動きを止めろ!」
「バァンッ!」
ヘルケーノが両腕を突き出し、ダゲキとナゲキの動きを止め、
「エアームド! 『ドリルくちばし』を乱打だぁっ!」
「クエエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
ガルバのエアームドは、『ドリルくちばし』を2匹に向けて乱撃した――