休日のある日・・・・・・。
休日。
なんの用事もないガルバはシンエンと共に、街に来ていた。
――言い忘れていたが、ここの地方名は『ヴィクト地方』。
イッシュ地方No.000に認定されている『ビクティニ』が産まれた地方である。
本来ヴィクト地方に居るハズの『ビクティニ』が、何故イッシュ地方に存在したのか?
未だその事は分かってはいない・・・・・・――
そんなヴィクト地方は今では、最先端技術が集まった地方になりつつある。
「んで? 今日は何用でこの街に来たんだ?」
「ああ、ポケモン達を強くする為の道具を買いに来たんだよ」
「ほお? なら『メタルコート』と『ゴツゴツメット』を買え。 メタグロスとエアームドが強くなるぜ」
シンエンはガルバにそう言い、ショップへ連れてっていった。
――この地方のショップは少し変わっている。
『きずぐすり』や『げんきのかけら』は勿論のこと、さらに『プロテクター』等の進化用の道具や『かたいいわ』みたいな威力底上げ等の補助道具も売っているのだ――
早速道具を買って、ポケモンに持たせていると、
「しっかし、喉かわいたな・・・・・・公園の自販機に行こうぜ」
「おお、いいぞ」
ガルバはシンエンに頷き、公園に行くことにした・・・・・・――
――この時、俺達は大変な目に遭う事を知るよしも無かった・・・・・・――