初めての仲間
「メタグロス! 『バレットパンチ』で牽制しろっ!」
「メタァッ!」
ガルバのメタグロスは『バレットパンチ』を放ち、エアームドの右翼を狙ったが・・・・・・。
「ギュエエエエッ!」
「なっ!?」
エアームドは『こうそくいどう』でメタグロスの『バレットパンチ』を回避。
さらに『こうそくいどう』のスピードアップを上乗せしたことにより速くなった『ドリルくちばし』を放つ。
「メタグロス! 『アームハンマー』で押さえろ!」
「メタァッ!」
「ギュワッ!?」
しかし、上からエアームドを押さえつけて地面に叩きつける。
「今のうちだっ! モンスターボール!」
ボールはエアームドにぶつかると、エアームドが赤い光に包まれた。
そしてエアームドがボールに入り、激しく揺れだした。
「いかんな・・・・・・異常なまでの防御力が『アームハンマー』を易々と耐えていた・・・・・・これでは逃げられる可能性が高いぞ」
シンエンは冷静にそう告げると、ガルバは答えた。
「それでも・・・・・・それでも、可能性が少しでもあれば捕まえられる!」
真っ直ぐな瞳でガルバは、シンエンに言い放った。
「・・・・・・ならば、賭けていろ。 見ていてやるからよ」
シンエンはそっぽを向いて言った。――
――暫くボールは揺れ、いきなり震えると・・・・・・・。
・・・・・・カチッ!
「「!」」
エアームドを、手に入れた。
「やった・・・・・・やったぞおおおおおおおおっ!」
ガルバはボールを掴み、上に投げた。
ボールからエアームドが出、ガルバの目の前に降り立った――