第一節:楽しい夏休み!
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・・・・・「いっ!」・・・・・・・・
・・・・・・・・「
おいっ!」
ルイ「んぅ?何だよぉ」
グレイ「ったく、早く起きろ」
「島が見えてきたぞ」
ルイ「え?何の話?」
グレイ「寝ぼけてんじゃねぇよ」
「ほら、こっち来てみろ」
ルイ「わぁ〜!!!」
透き通った海には綺麗な色をした魚達が見える。視線を前へ移すとそこには美しい砂浜が見えた。
ところどころにヤシの木があり、奥には青々とした森も見える。あまり高くはないが山もあるようだ。
グレイ「さぁ!待ちに待った無人島だ!」
そうだ。思い出した。俺たち6匹は夏休みに入りみんなで旅行することになった。
ちょうど俺の父、フローゼルが海外出張ということもあって、抜け出してきたのだ。
え?なんで無人島に来ているかだって?そのことなら、数日前に来たグレイのメールから話さないとね。
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数日前…
ルイ「あぁ〜、なんかだらけちゃうなぁ。」
夏休みに入って学校がないのはいいが、20日も過ぎるとさすがに暇になり、今に至る。
ブゥゥブゥゥ
ルイ「ん?メールだ」
ルイはベッドから飛び起きて携帯の画面を見た。
| ルイへ
|
| 暇だし、海にでも行かねーか?みんなも誘ってさ。
| あ、できるだけ空いてるところでよろしく!じゃ、そういうことで〜。
|
| グレイより
ルイ「何だよこれ、完全に他人任せじゃねーか..」
「でもまあ、海って言うのは悪くないな」
ちょうど暇だったルイにはこれを断る理由はなかった。
ルイ「しょうがない、誘ってみよう」
こうして集まったのがこの六人
ルイ(ブイゼル)♂ すこし間が抜けている。集中力も低い。
思いやりの気持ちが十分にある。マーガレットが好き。
グレイ(ゴウカザル)♂ 学校ではガキ大将的存在。キールとはライバル。
意外と怖がり。クローリカが好き。
キール(ルカリオ)♂ まじめで冷静、状況判断力も高い。グレイのライバル。
これといった欠点はない。マーガレットが好き。
エレン(ピカチュウ)♂ 気が弱く、クローリカに召使いとして扱われている。
肝心なときには力を発揮する。クローリカが好き。
クローリカ(グレイシア)♀ わがままなお嬢様。表では偉そうな態度を取るが
実は申し訳ないと思っている。意外にもエレンが好き。
マーガレット(リーフィア)♀ 清楚で綺麗なお姉さん。みんなのまとめ役。
仲間のためなら感情的になる。キールが好き。
ルイ「はぁ...なんとかみんなの予定があったな」
仕事をやり遂げ、一息つく。
ルイ「人が居ないところってことで無人島を思いついた俺ってさすがだな」
ルイ「ふぅー、楽しみだ」
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ルイ「海綺麗だなー」
「ほら、エレンもおいでよ。運転してるキールには悪いけど」
キッチンにいたエレンが出てくる。
エレン「ほんとだ、すごい!」
クローリカ「ちょっとエレーン!?特製ドリンクはやくしてくれない?!」
エレン「もう、分かったよぉ」
キール「こらこら、あまりいじめてやるなよ?」
船のスピードを落としながらキールが言った。
クローリカ「はいはい、分かったわよ」
マーガレット「ふふ、クローリカったら素直じゃないんだから」
クローリカ「え?何か言った?」
マーガレット「何でもな〜い」
クローリカ「そう」
グレイ「エレンの心配してる暇があったらもっとうまく運転しろよな」
キールを煽るようにグレイが言い放った。
キール「なんだと?そんなこと言うならいますぐ海へたたき落とすぞ!」
グレイ「おいおい、そんなにおこるなよ」
「舵が壊れちまうぜ」
キール「うーむ、確かにそうだな..」
「あとで絶対シバイてやるから覚悟しとけよ」
グレイ「おお、相手になってやるよ」
ルイ「そんなことより、島がすぐそこだよ!」
言うと間もなく船は島に到着した。
キール「よーし、もう降りていいぞ」
船と海岸に差し込んだ杭にひっかけたロープとを結び終えてキールが言った。
クローリカ「わーい!あたしいっちば〜ん!」
マーガレット「あらあら、あんなにはしゃいじゃって」
ルイ「そういうマーガレットも楽しそうだよ?」
マーガレット「ふふ、そう見える?」
グレイ「まずはルイの親父の別荘を探そうぜー」
キール「ああ、そうだな」
「エレン、地図をみせてくれ」
エレン「うん、ちょっと待ってね」
無人島に到着した6匹。これから楽しい無人島生活なわけだが・・?
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