虫・毒タイプには気を付けて! (1)
ピ「来ちゃったね。ここが不思議のダンジョンになっているところ。」
そこはとても口に出して表すことができないくらい、げっそりとした森。
ミ「うわ、でっかいね。入る度に形が変わるんだよね、なんていう名前のダンジョン?」
ピ「確かここは、始まりの森。見た目より簡単だから大丈夫だよ。」
ミ「いかにも虫・毒タイプがいるよ、て言ってるみたいだね。大丈夫かな?」
ピ「まあ、ここしか道はないからしょうがないよ。じゃあ行こうか。」
ミ「まあ、戦ってみたいし。別にいいかな。」
ちょっと軽く考えすぎ!とピカチュウは思ったが言わなかった。
ミ「意外と暗いね、ここ。」
ピ「森の中だからね。ダンジョンは洞窟や森の中にできやすい。」
ミ「へえー詳しいね。」
ピ「うん、いろいろとね。実は調査隊を目指してるんだ。」
ミ「もしかして、ワイワイタウンの?ゲームでもあった!」
ピ「もしかして君が知っているゲームと、話が一緒かも。そこは元調査隊施設。今は新しくできた町、ルンルンシティにあるんだ。」
ミ「ルンルンシティか、どういう町なんだろう。楽しみだn…」
ピ「ミジュマル危ない、よけて!」
ひゅんひゅんひゅーんとどくばり攻撃が前から発射された。
一応よけれたが、すぐに反応できなければ危なかった。
ミ「今来る?野生のポケモン出てこないなーって思ってたとこだったのに。モー」
ピ「でも、初めてでもいい動きだよ。なんかやってた?」
ミ「人間の時は球技スポーツ系をね、こんなとこで使うとは思わなかったよ。さすがに毒にはなりたくないからね。さてと、腕試しと行くか。」
ミジュマルはホタテの殻を取り、バトルの準備!
ピ「なんか口調が変わったね、本気モードかな?ほんとにポケモン好きなんだね。」
とかいいながらピカチュウほっぺびりびりしてるし。
相手はビードル三体。数は不利だけど僕たちなら行ける!
もう一度ビードルのどくばり!それをピカチュウのでんきショックでなぎ払う!
そのすきにミジュマルが近づいてシェルブレード!
最後にピカチュウのでんこうせっか!
ビードルたちは倒れた。
ミ「ふぅ、やった!初めてのバトルに勝った。いいコンビネーションだったよ。」
ピ「ありがとう、シェルブレードかっこよかったよ。」
ミ「えへへ///」
結構ポケモンの体でもいけるじゃん。むしろ身軽になった感じ?まあ、自信過剰はだめだね。
ピ「三分の二くらいは過ぎたと思うから、あとちょっとだよ。」
ミ「ほんと?じゃあ頑張ろっか。」
ピ「うん!」
今のバトルでなぜか心が通じた感じがした。なぜだろう。
二つの影は進んでいく。