スタッフロール
制作発表会

Lien「読者の皆さん、読んでいただき、ありがとうございます。今回の作品はいかがでしたか? 」

ルーネス「如何も何も、演じるこちら側の立話にもなってほしいものだ。…確かお前はこの作品の筆者だったな? 何故こんな真冬に砂漠という、正反対のロケ地を選んだんだ? 詳しく聞かせてもらおうか」

Lien「…はい。ルーネスにはちょっと無茶してもらったから、素直に明かしますよ。今回の作品は、ティアさん、という方が主催する企画作品になります」

ルーネス「企画、か。確か今回で四回目の開催で、お前は全ての回に参加していたな」

Lien「よく知ってるね? 」

ルーネス「これでも俺は一演者、他作を観て学ぶのは当然の事だ。…しかしさっきも訊いたが、何故砂漠を選んだんだ? この時期なら雪関連や年末年始も考えられるはずだが…」

Lien「うーん、ぶっちゃけ言うと思いつきかな」

ルーネス「ハァ? 思いつきだと? 」

Lien「うん。毎回参加者同士で出しあった"キーワード"がシャッフルされて送られて、僕の所に来たのが"デリバード"と"おいしい水"だったんだよ。これを見て、『デリバード…、うん、これはクリスマスものを書け、って事かな? 』って思ったワケ」

ルーネス「デリーの事か」

Lien「そう。それでクリスマスとなるとサンタクロース…、それならデリバードが適任か。…なら"トナカイ"役も必要。…ってことで、トナカイ→角がある→角がある種族→メブキジカ。まずはこうして主演をキャスティングしたんだよ」

ルーネス「随分単純な発想だな」

Lien「で、次は"おいしい水"をどう使うか…。これが難しくてね、多分"おいしい水"の使い方が一番悩んだかもしれないね」

ルーネス「確かにな。ただ水を届けるだけのシナリオでは味気ない…。もし俺が読者なら、途中で読むのをやめるな」

Lien「やっぱりそう思うよね? それならどうする、って事で、"おいしい水"をモノじゃなくてシチュエーションに利用することにし…」

ルーネス「シチュエーション…、つまり水→飲み物→喉の乾き。そこで喉が乾く→水を求める→水をもらう、という大まかなストーリーが完成したという事だな? 」

Lien「流石主演俳優、その通りだよ。それで喉が渇いてるなら…、って事で、その状況になりやすい砂漠を選んだ。あとはさっきルーネスが言った流れを基に飾りつければ、完成。個人的な挑戦も兼ねてコメディー調にしてみたけど、まぁざっとこんな感じかな? 」

ルーネス「なるほどは。…ちなみにだが、お前はどんなキーワードを出したんだ? 」

Lien「僕? 僕は"ラプラス"と"エタノール"だよ」

ルーネス「"ラプラス"はともかく、"エタノール"はお前らしいな」

Lien「過去三回では自粛したからね、そろそろいいかなー、って思って」

ルーネス「…コレが送られた奴、苦労しただろうな

Lien「ん、何か言った? 」

ルーネス「いや、何も」

Lien「ならいいや。…ええっと最後になりましたけど、ティアさん、今回も企画も企画に誘って頂き、ありがとうございます。筆者であるLienをはじめ、出演者一同…」

ルーネス「を代表し、メブキジカのルーネスがお礼を申し上げたいと思います」

Lien「今回も楽しく、且つ自分のスキルアップに繋がるいい機会になったと思っています。重ね重ねになりますが」

Lien・ルーネス「ありがとうございました!
BACK | INDEX | NEXT

Lien ( 2017/12/30(土) 01:21 )