ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜

















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Collaborator
力と心?
☆物語に入る前に

 またまたおひさしぶりになってしまいまして大変申し訳ありません!!←全力土下座
 早く更新すると言ったのに、遅くなってしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです...はぁ;

アーシア「いつも通りだと思います。でも、この前よりは早いのでは?

 うぅ...確かにそうですけど......。

レイエル「遅くなるのは予測出来てたわ。交通費の為にカラオケ店のバイト始めて、帰ってくるの大体深夜二時だったし。

 出来れば働きたくなかったでござr

モルク「その言葉はアウトだよ...。ところで、入った給料は交通費以外に使いたいことあるの?

 うーん...特に何も無いのですよね。でも言うならば、甘いもの食べたいかなっ!
 星乃珈琲のスフレパンケーキ食べたいの!

レイエル「あそこね。でも高いじゃない...
アーシア「幾らするんです?
レイエル「確か550円とかだったような気がするわよ?
モルク「なんか微妙な値段だね...(550円で高い...ね......)

 確かに。けど私、ここ最近甘いもの食べ過ぎてる気がするのですよね...っと言いつつ、何故か体重は減った。

アーシア「え...
レイエル「はぁ...
モルク「そりゃそうだよね。仕事場では走りっぱなしだし、一番の原因に『お昼ご飯食べてない』し...

 うっ...忙しくて食べる時間ないんですよ!
 
レイエル「ちゃんと食べないと、とある人から喝食らうわよ? しかも強烈そうな
アーシア「あ... あの人でしょうね......
ミミアン「あのー...そろそろ本編に入った方が......

 そ、そうですよねー!(
 こ、今回はアーシアとシルクのストーリー、ライトとマートルのストーリーの二本立て予定で、そこまで大きな展開は...ないと思います(これを書いてから本編執筆)。では、本編スタートですっ!(逃げ


レイエル「見事に逃げたわね...。それはそうと、なんでここに居るのよ?
ミミアン「それは、長引いたらそうして欲しいって言われてたものですから...
ライト「準備してたんだね...


〜〜〜〜〜☆〜〜〜〜〜

 Side アーシア


「こ、このバンギラスは2人では...倒せない......」
「心配しなくても良いわよ。相手は心や意思を奪われた、血を求めるだけの存在。だから考え、工夫出来る私達でならきっと倒せ...」
 倒せるわよ、と言おうとアーシアを見てシルクの言葉は詰まってしまった。足の先から尻尾の先まで震え上がり、耳と尻尾は垂れ下がり、戦意喪失している少女の姿を。声を掛けたいけど、なんと言っていいのか分からず迷う。けど、このまま何も言わなければアーシアはずっと震えて動けないままになるだろう。
 何か無いか、落ち着ける言葉でも何でもいい。一言だけでも声を掛けられればと思って考えたら、一つだけシルクの頭に言葉が降ってきた。それは、結構前に読んだ本に書いてあった一文だった。
「弱き者は強き者を制し、強き者は弱き者に油断す...。 アーシアちゃん、今が踏ん張りどころよ。過去なんて良いの。 最初挑んだ時はこの危機を乗り越えるって強い意志があったんでしょ?」
「.........そう、そうでした。仲間を守りたい、単純だけどコノ強い思い。ごめんなさい、少し自分を見失ってました...行きますッ!」
 体制を同じように低くし、やる気十分とバンギラスを睨みつける。それを見てシルクも顔が戦闘モードになり、睨みつける。先に動いたのはシルクだった。
「''瞑想''からの''シャドーボール''!」
「''電光石火''ッ!」
 シャドーボールと併走して、直撃とほぼ同時になるように調整しながら走り込んで''アイアンテール''を足首に決める。するとクリーンヒットだったのか一瞬だけフラッとして、そこを見逃さなかったシルクが''シャドーボール''をアーシアが攻撃した足側のの付け根辺りに撃ち込む。この連続攻撃に流石にバランスが取れなくなり、大きな音と共に尻餅を付いた。
「...あれ、床に穴が開かなかったわね。あの巨大なら穴が開いて動けなくなる事を予想したけど、あそこだけ固いのかしら?」
「かもしれません。 にしても、やっぱりあまり効いてなさそうですね...。そう言えばシルクさんって技は何が使えるのです?」
「私は''瞑想''、''サイコキネシス''、''シャドーボール''、''目覚めるパワー''ね。後は私が作った投擲系統」
「なるっとと...やっぱり基本攻撃は大振りが多いですね」
 腕の振り回し攻撃を回避しながら答える。
「そうね。でも回避しやすいのはいいけど、体力的に長期戦になりそうだし、ココまで固いのは『ベガさんが出した幻影』以来かも知れないわね...」
「ベガ?幻影?」
「それは後で説明するわ。 さて、ちょっと本気出すからアーシアちゃんは秘密の入り口を探してて。私一人でも大丈夫だから」
「で、でも...」
「じゃなきゃ、来た意味が無くなっちゃうわ。 だから、お願い」
「...分かりました。でも無理はしないで下さいね。 私たちと出会う前に瀕死の重傷を負ったのですから」
「勿論よ。 じゃあ頼んだわよっ!」

〜〜〜〜〜☆★☆〜〜〜〜〜

Side シルク



「勿論よ。 じゃあ頼んだわよっ!」

 怪我...確かに実はまだ痛むけど、年上の私が弱音吐いてちゃダメよね。こんな事、前にもあったような気がするわ。

「...[絆]の名に掛けて......行くわよ!! ''シャドーボール''、''サイコキネシス''!!」

 私は息込んだ後に、漆黒の玉を生成して''サイコキネシス''で直ぐに捉える。それを三回程繰り返して、合計四つの''シャドーボール''を私の身体の周りに漂よらせた。

 そして、

「''目覚めるパワー''!!」

 属性二つ目の技を出して同じように漂よわせた。けど、これだけじゃ終わらないわ!

「融合!」

 私は今出した''目覚めるパワー''と''シャドーボール''を合わせて、それをバンギラス標的に発射した。
 目覚めるパワーのタイプは龍で、シャドーボールは...説明しなくても分かるわよね?

「...発散!」
「グァァッ!?」

 敵の目の前で放ったエネルギー弾を破裂、見事命中。因みに説明しとくと、龍、霊タイプは弱点が無くて1:1。効果はそれぞれ龍が『膨張』で、霊は『飛散数の増加』になってるの。
 つまり、発散させて全弾命中すればかなりのダメージ量になる。

 そして今、身動きしなかったから全弾命中してて相当の体力が減らされたは...

「グゥゥゥゥ......グァァァァァァァァッ!!!!」
「!?」

 うそ!!?
 ま、全く怯む気配ナシ!!?

「''瞑想''ッ!! ''シャドーボール''!!」

 私は焦りを感じながら目を閉じ、更に集中力を底上げして、その後すぐに通常サイズより大きい漆黒の玉を生成。
 残った通常サイズのシャドーボールにぶつかるように速度調整して私は放った。

 効果は四つに分裂効果。それが核分裂の要領で莫大に増えていく...

「グゥ...グァァッ!!」
「!? シ、''シャドーボール''ッ!!」

 図体に割にはやい!?
 あの攻撃から見たら全く別人じゃない!!

「め、''目覚めるパワー''ッ!!」
「グァァァァッ!!」
「は、破壊光線!!?」

 し、しかも破壊光線のチャージから発射までのタイムラグが無い!?
 それに私は今空中。着地して飛び避ける時間なんかない!!
 
 直撃まで、5メートル、4、3、2、1...

「っ!!?」

 着地してすぐ、不意に横から衝撃を受けて私は跳ね飛ばされた。
 確認しようとしたけど、既に私が居た場所は破壊光線に巻き込まれ、何があったか確認する事が出来ない!!

 ...あれ、今のは横から衝撃で、衝撃と言っても痛い程では無くて、押し出す感じだ...まさか!!?

「...い、いない......」
 
 うそ、でしょ......許さないッ!!

「''瞑想''!! ''サイコキネシス''!! ''目覚めるパワー''!! ''シャドーボール''!!」

 身体に残ってるありったけのエネルギーをかき集めて、霊、龍、炎、超...球体にして集めて直ぐに融合させ、スタック全てを同時に発射した。その数は16弾。

「...爆散!!」
 
 なんとか全部コントロールして、私はバンギラスの真横で爆散。っと同時に''破壊光線''が止まった。

 さ、流石に一気出しの一斉制御は身体が持たな...じゃなくて!?

「アーシアちゃん!! アーシアちゃ... 」

 着弾点の舞ったホコリが口に入ろうが耳に入ろうが、構わず突っ込んで姿を探した。けれど、すぐに見つけられた。

「良かった...。まさかと思ってヒヤヒヤしちゃったわ...」
「ゴメンなさい...気が付いたら身体が動いてて......」

 破れる寸前の守るを発動したまま、肩で息をしてたアーシアちゃんを...。
 しかも、あの攻撃を耐え切るなんて...コレがライトさんが言ってた『導かれし者達の力』だと言うの......?
 私たちの世界、それと導かれし者達の世界...。普通なら干渉することはあり得なかった世界が干渉しそうだから不安定になっている...やっぱり、この子達は早く元の世界に返さないと...

「...シルクさん。 あの、バンギラスは流石に今の攻撃には耐えられなかった筈ですし、ココは一時出直ししませんか?」
「...そうね。 そうしましょ」

 確かにこのままだと『あの薬』は確実に早いうちに効果が無くなるはず。
 それまでに休息を取らないと...



 この状況をユウキなら、どう思うのかしら...



〜〜〜〜〜☆★☆〜〜〜〜〜

Side ライト


「んー、やっぱり繋がらないなー。一体どこがダメなんだろ? モルク分かる?」
「分かったらすごいと思うんだけど...」
「だよね...」
 ここはライトの家の中にある地下室。当然の如く窓は開かないが、20cmくらいの太陽を取り込む小窓があり、壁紙が木目調に成っているので地下室だと言うことを軽く忘れそうになる。
「そう言えばマートルは?」
「ソファーの上で寝てるよ。 ところで、本当に繋げようとしてるけど探知されないの?」
「物理的に遮断する訳だし、もしネットワークに侵入してきても『ウィア』がなんとかしてくれるはずだよ」
「ウィア? 人の名前?」
「うーん、正解だけど違うかな。ウィアはこの家のネットワークを守ったり、外部に出て情報を探してきてもらう『完全独立行動志向型プログラム』の名前だよ。ちなみに意味は軌跡って意味。 あ、丁度いいところに帰ってきたね。おかえり」
「え?」
「その本人が帰ってきたってこと。紹介するよ、僕のサポーター兼オペレーターのウィア」
 そう言ってライトはパソコンの画面をモルクに向ける。その、向けた画面には『ピチュー』が映っていた。見た目は特に変わりようは無い。
 無いというか、全く違和感が無いほど。パソコンの中だから平面だと思いきや、しっかり3Dで画面内を映っている。もう一人の人がそこに居るような感覚だった。
〈貴方がモルクさんで間違い無いようですね。とある一件で、貴方の事は知ってました。 ...あの、そんなにジッと見られると恥ずかしいのですが〉
「ご、ごめん! って、この子話せるの!!?」
〈こ、この子って...ええ、しっかり喋ります。 この家全体にマイクとスピーカーが至る所に設置してあって、パソコンの前以外は基本的にそこから声を拾って、話してる。 ではマスター、そろそろ状況報告良いですか?〉
「うん、頼むよ。 あ、テキストデータで今回は頼んでもいいかな?」
〈了解です。 ...どうやら紙が無いみたいですね。補充してもらえますか?〉
「あれ?もう使い切っちゃったのか...。 よし、これで良い?」
 プリンターの真下にある棚から100毎入りのA4の印刷用紙をトレーに入れて、パソコンの画面の前に戻った。その間に印刷を再開するにはボタンを押して下さいとプリンターのディスプレイには書いてあったが、ウィアのため息が聞こえた後に再開しますに切り替わった。
〈...マスター、またボタン押してないですよ。何回言えば気が済むんですか? それに、確かに私はマスターのオペレータ兼サポーターですけど、多少くらいは私に任せっきりではなくて自分でやったらどうです? しかも、導かれし者達を導く為に、本来なら現実とネットワークで同時にやるつもりだったのに、肝心なマスターが寝過ごして、検査網だらけの主幹システムコントロールルームに一人で乗り込んだんですからね!?ファイヤーウォールや迎撃プログラムに感知されて、危うく消滅させられるところだったんですよ!!?〉
「だ、だからそれはごめんって...」
「...ほんとに、普通の感情を持ってるんだねキミは......」
〈コレでもまだまだ学習中ですけど、そう言ってもらえると嬉しいです。喜怒哀楽の表現で、負の感情をまだ理解出来てないので早く理解したいで...話が逸れました。 マスター、やはりこの世界には存在するはずのない者達を連れてきた影響で『二つの世界が混ざりつつ』あります。現在どうにかバランスは保たれているようですが、圧力が掛かれば何方かに悪影響が出るのは間逃れないでしょう。因みに期間は1年間以上過ぎると時空の危険数値を超え、最悪皆さんを返すことが難しくなると予測します〉
「ちょ、ちょっと待ってて!? 返すのが難しいってどういう事!?呼び出したのはそっちなんでしょ!!?」
〈...確かに、呼び出したのは私とマスター。そしてギラファと言うグラエナです。 マスター、まさかですが、まさかこの事も説明してなかったなんか言わせませんよ?〉
 モニター越しなのに、凄い威圧をモルクは感じて身震いした。それと同時に、モルク本人もライトの事をジーっと見つめた。その顔は引きつっていて、部屋は暑くはないのに手をパタパタさせ、腕で額を拭って、明らかにヤバイと言うような顔をしていた。

 そして数秒後、自分で作ったプログラムに他の事も含めてこっ酷く大声で説教されてるのを、苦笑いして見ていたモルクであった......。


ティア ( 2015/02/24(火) 21:52 )