EX_03 たまにはお話を
むぅー...そろそろなのね。
アーシア「どうしたのです?珍しく悩ましい顔をしてますよ?」
ちょ...私がしちゃ悪いってわけ?
レイエル「悪いというより珍しいって言いたいのよ。アンタ何も考えずに物事を進めるじゃない。アーシアちゃんは少し言葉足らずよ」
アーシア「も、申し訳ないです...」
レイエル「...とは言ったものの、ティアなんか別に良いんじゃない? この間なんか渡し忘れされてたし...ねぇ?」
そ、その節は申し訳ございませんでした...(土下座
レイエル「ふふ、もう怒ってないから」
アーシア「(うわぁ、顔は笑ってるけど絶対笑ってない...)。あ、あのっ!」
ど、どうしたのアーちゃん?
アーシア「えっと...な、何を悩んでいたのかなって。最初」
レイエル「確かにそうね。何なの?」
そ、それはですね...そろそろこの物語が終わりそうなのですよ。
アーシア&レイエル「!?」
レイエル「お、終わりそうって...どういう事よ!?」
えーとですね...今あるストーリーフローだと、今執筆している分も合わせて10話分で終わりそうなのです。元々は20話くらいだったのですけど、しっかりと構築をし直したら短くなっちゃったわけです。
投稿が遅れていた理由もこれに当てはまるのです。
アーシア「組み直してなんで減っちゃうのですか...。普通だと増えたり、減っても少しくらいの筈ですよね...?」
理由は色々あるけれど、問題点があるとしたら一年のブランクが空いたことによるシナリオの大可変が影響していますね。話したような気がしないでもないけど、元々アルトマーレ編は 作中中盤 に入る予定で、デジタルワールド編はアルトマーレ編後に進行予定だった。
ただ、ブランクのせいで貯めていたプロットデータの保管場所がロスト、記憶もロスとしていた為に途中進行が不可能...結果的に最終編をねじ込み、数か月経って強くなったみんなでリスタートと言うわけです。あと...私にはもう時間があんまり残ってないのよ。悲しいけど。
レイエル「時間が残ってない...それってどういう事よ?」
詳しくは話せない。けれど何とかして完結には持っていくつもりよ。もっと言っちゃうと、設定を全公開して引き継がしても良い...そう最近思い始めてるわ。町の設定データ、ダンジョンデータ、エリアデータ...後は施設データ、この世界の技術力から、オリジナルアイテム...何もかも全てね。
アーシア「...つまり、それほど切羽が詰まっているという事なのですか?」
まあ...そう、ね。現在の優先事項は、言えない事をどうにか対処をする事。次に現在作成中の『小説執筆者による、小説執筆者の為のノベルシステム』を完成させる事...。機能としてはココのサイトで使っているのベルシステムの上位互換...PDFによる外部出力やチャットの内臓、個別のアクセス履歴に簡易的なホームページ作成機能...あったらいいなと思うものとかね。
一応、そっち関係の社会人にプレゼンしてみたけど、かなりの高評価をもらってるわよ。何せ0からWordPressみたいなのを作り上げちゃったんだから。
レイエル「わーどぷれす...?」
ライト「それは僕が説明するよ。WordPressは確かMatt Mullenweg氏達がが作り上げた、ブログシステムさ。今となっては、ティアが要る世界の企業サイトの70%以上はWordPressを使用して作成されているといってもいいね。まあ、パーセンテージはうろ覚えだけどね...。 ともかく、ティアはそれに近いものを0から作り上げてしまったというわけさ。今は完全なノベル向けのシステムとなっているけど、ちょっと形を変えちゃえばなんにでも変更は可能なんだよね?」
将来的には...ですけど。ともかくそれの発表が今年の12月入ったくらい。そこまでに完成できないと...多分、身体が持たないかなって。
アーシア「...そ、それはどういう?」
色々って言ったでしょ。ともかく、頑張って対処はするから...くたばらないとは思うわ。...さてと、この話はおしまい。
次の更新予告だけど、もう少しだけ待ってくださいね。あともう少しで執筆が終わりそうだから...。
レイエル「...よくわからないけど、無茶しちゃだめよ」
ええ、分かってる。分かってるつもりよ...。