ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜

















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[2]Final Story
封印都市で - 後編
ー前書きー

 遅くなりましたすみません...
 やはりこの時期は忙しくてですね...
 前回は...うん、ウィアの事が多かったのですねぇ...


ーーーーー



「用意は良い? 飛ぶよ?」
「ええ、頼んだわよ」


 ウォルタ君は私の返事と、マートル君、リトちゃんにウィアちゃんの返事を聞いてからゆっくりと飛び上がったわ。

 ちなみに私はリトちゃんが吐いてくれた炎を、私の得意なサイコキネシスで捕まえて光源にしているわ。またあの種を使っても良いけど、ご利用は計画的にって事で出してないわ。

 それと、ここから先はどうやら行きよりも複雑で、岩石の柱が多く、曲がりくねっている事が多くなるとウィアちゃんは教えてくれた。

 だから、危険になったら私含めてマートル君とリトちゃんをサイコキネシスで浮かせて、ウォルタ君が安全に通れるようになったらまた乗るみたいな方法を予定しているわ。


「うーん、さっきみたいにスピードは出せないな〜。 シルク、一応出せるようには用意しておいて」
「分かったわ」
〈今の速度的にはギリギリ大丈夫ですが、これ以上落ちると下方向への羽ばたきが多くなるので危険ですね...。 あ、次の二本柱は右側なら通れます。真ん中と左は無理なので迂回して下さい〉
「わかったよ」


 ウィアちゃんの的確な指示で、私達はどんどん目的地へと近づいていく...。やはり油断は出来ないけど、敵にも会わなく、案内を間違わねければ安全となってくると、やはり少しだけ気が抜けていた。

 マートルに至っては、アーシアちゃんと違ってしっかりと残ってるみたいで、元居た世界についてリトちゃんが補足を入れながら喋っていた。私も聞いて頷いたり、問い掛けたりして、ウィアちゃんも興味津々そうに聞いていた。

 だからと言って案内は怠ることは無い...やっぱりスゴイわねウィアちゃんは......


「でねでね、ぼくたちのせかいはこんなにすごいわけじゃないんだよ?」
「えーと、ここの世界は私達の世界に比べて技術が進んでるわけじゃないの。けど、衣食住をする為の技術に関しては私達とほぼ同程度か、私達以下かもしれない。確かに医療もすごいけど、そこまで凄いわけでもなかった。 でも、一部技術はずば抜けて高い。例えば私達がココに居る理由となった次元転送装置、そして私達が身に着けているGギアまでは良いのですが、触れるホログラムディスプレイ、化石や燃料を使わないで空気を綺麗に保て、尚且つ風力、水力、波力、地熱、太陽光などを使ったクリーン発電でまかなえる高い発電能力。そして、原子炉発電も使っていない...」
「原子炉発電? 何なのよそれは?」
〈私も気になります。 あ、次は右に曲がって下さい。その後は左〉
「げんしろはねー、あぶないはつでんなんだよ!」
「原子炉発電とは、ウランという放射能物質を燃料に、熱を生み出して、水を沸騰させて蒸気にして、その上記でタービンを回して電気を作り出して発電する設備。 少しの燃料で莫大な熱を長い間の放出し続けるからとても効率が良いのだけれど、暑くなりすぎたのを冷やす冷却水、更に放射能だから浴び続けると被爆して体が壊れてしまう恐ろしさがセットで付いてくる...」
「ウ、ウラン...あなた達の世界ではそんな危ないもので発電しているのね...驚きだわ...。 でも、他の方法でも発電しているのよね?」
「してますね。基本出てきた発電設備全てあると言っていい」
「なるほどね〜。 あ、もしかしてあそこが...」
「ん? もしかして着いたの?」


 奥の方に青白い光が差し込んで、更にもうひとつの光がその一帯の洞窟を明るく照らし出してて...何だか違和感が......










〈ウォルタさん避けてっ!!〉
「っ!?」


 い、いきなりなに!?
 もしかしていま、攻撃を受けたの!?


「なんですか今の!?」
「わからないけど、攻撃させれるのは間違いない!! みんなしっかり捕まってて!!」
〈ウォルタさん二波が来ますっ!!〉
「りょ、りょうかい!」


 また蒼白い光が現れて、私達めがけて発射されて、そのたびに洞窟全体が大きく揺れる...。
 しかも、凄まじい硬さを持った岩石で出来た柱関係なく壊して正体不明の攻撃が迫ってくる...いったいなんなの!?


〈ウォルタさん!次の次は射角と広さ的に必中範囲に入ります!!〉
「えぇ!? ど、どうすれば...」
〈時間はぎりぎりですが、先にある割れ目に入り込めれば回避可能です!! いえ、それしか回避方法ありません!〉
「わかった! ナビゲート頼むよ!!」
〈了解です!! ウォルタさん下っ!〉


 落下に合わせて私はすぐにサイコキネシスを下方向へと操ってリトちゃんとマートル君をウォルタくんに密着させたわ。けど、少し遅くて私の尻尾に軽く被弾...けど、これくらいなら範囲内よ!


「な、なにかぼくたちできないの!?」
〈スピード的にデメリットになります! 今はウォルタさんが動きやすいように身体を密着させることが最善策です!〉
「そのほうが僕も助かるよ! ウィア!次は!?」
〈予測なら約十秒!! 待避箇所まで約30mです!〉
「間に合わせるしかない。 みんな強く捕まってっ!!」


 声に、私はさらに強くサイコキネシスを込めてウォルタ君に密着させて、振り落とされないように。後ろに引っ張れるような感覚と、平行な感覚は速度が出ている証拠...ウォルタ君がんばって!


〈発射まで5...4...3...2...1...0っ!〉
「間に合ええぇ!!」


 カウントと同時に安置にウォルタは滑り込んで、細い小道に突っ込むような形で着陸したわ...ギリギリセーフね......。


「み、みんな大丈夫...?」
「平気よ...」
「ぼくも...」
「わたしも...」
〈こちらもシステムには以上ありません。 ...まさか、こんなところに敵が居たとは...しかも、こんな直線で逃げ場がないところで......〉
「でも、ここがあったじゃない? それだけで...も......」
「どうしま...こ、こんなところにも敵が!?」
「待ち構えられてたって事ね...。 みんな、動ける?」
「うごけるよ!」
「わたしもです」
「いつも以上は無理だとは思うけど」
「分かったわ...各自無理せず倒すのよ! 散開!!」


ー後書きー

 ここで切ります。次は久々なちゃんとした戦闘描写を入れます。

ティア ( 2016/03/10(木) 02:35 )