ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜

















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[1]Final Story
怪しき者 - 前編
ー前書きー

 恒例になりつつある前書きですどうも。今回はアーシアチームの物語...って、分けて見やすくしたんだっけ。



 だから、あらすじは...いいよね?

ーーーーー

「そうしたら別の道を...あ、リファルさん」
「...状況を教えてくれ。 なぜラティ達が姿を表しているのかを。そして、その上に乗ってる理由を」
 着いた途端に見た光景は、三人がラティ達に乗っかったり会話したり、遊んでる所だった。敵対しているような素振りは一切無く、大人であろう二人のラティは見守るように、小さいラティ達は一緒に遊んでいるような、そんな感じだった。

「うーんと。僕がこの水の中を調べてたら古いオルゴールを見つけてね、それを持って水面出てきたら、この娘が現れたって感じかな。 急に現れたからびっくりしたよ」
「あー、つまり大切な落し物を見つけたと。 それで歓迎されているわけか」
「そんな感じでひゃっ!? ...おかえしーっ!」
 水を掛けられ、その反応を見てクスクス笑ってる子供ラティアスにアーシアは足元の水を掛け返す。けど、掛けられるのは満更のようで、寧ろ喜んでアーシアの周りをくるりと回る。


「ワタシ達は最初、急に四人もココへ現れて何事かと思いましたが、貴方達からは邪悪な気や、我々の守護石である雫を盗みにも来たわけでも無いと判断して、更にマコトと言う方がユリーカの宝物にしていたオルゴールを見つけた事もあり、お礼って事で追い返さず歓迎しているのです」
「ぶっちゃけると迷い込んだだからな。 そうだ、ココはどう出れば良い?」
 ラティアスの言葉に答え、リファルは最も重要な事を質問する。あくまで自分達は調査として、このアルトマーレに来ているので、遊びに来ているわけではない。寧ろ時間が足りないくらいだ。

「それは我々がしっかり責任を持って外までご案内致する。 そうだ、先程リファル殿は雫について、その腕に付いてるもので会話していたようだが、電話先はどんな人だ」
「どんな人...か。一言で言うならオペレーターだ。 ちょっと詳しく言うなら、この応答先には複数居て、俺達の他に2つのチームが居っから同じ様に分からないものを調べたり、どこに居るか、他のチームからの伝言をしたり、お知らせしたり、指示などを飛ばしている」
「まさか我らの事を外部に流していないだろうな?」
「流さないだろう。流してどうなるって話だ。 それに俺達は冒険者や探検者、はたまたテレビ局とかじゃねぇ。 ただ単に今起きている異常な事を調べて解決しようとしているだけだ」
「異常な事...それは貴方達なのでは?とワタシは推測します。何故ならアナタ達、ここの世界の住人では無いようですし」
「だろうな。 ...言わせてもらうが、俺はココの世界の住人でそっちが他世界の奴らだ。間違えんじゃねぇ」
 指を指しながら、ちょっとドスの効いた声と強めな視線で説明を入れる。それにちょっと身震いして、ちょっと目を逸らしながら、
「す、すみませんでした...。 えーと......」
 と、何か悩んだような顔になる。それを見てラティオスがフォローするように、
「まぁ、ともかく。そこの三人殿とリファル殿、その他者殿でこの世界を良き物にするという解釈で良いのだな? その、ドリームメイカーズの事、そして世界で起きているダンジョン化と心を囚われし者の増加を」
「今までの話に入ってなかったが、ダンジョン化と囚われた奴らの事はやはり知っていたのか」
「我らは伝説者同士の繋がりがあるからな。当然そのくらいは知っている。 ...さて、そろそろお引き取り願おう。問題解決の為に我らの庭にずっと居て変わるものではないからな」
「ああ、その通りだ。案内頼む。 ...はあ。アーシア、スイレン、マコト、行くぞ!」
 まだ子供ラティ達と遊んでいる三人を呼び寄せて、リファルはラティオスの後ろを歩き、その後ろで三人と子供ラティ達が付いていく。
 ラティアスに関してはリファルから離れた位置、子供ラティの後ろに居た。


ーーーーー


 暫くして、四人はラティ達に見送られて秘密の庭から出て、当初目的の北エリアの探索を開始する。現在時刻は二時を回ったほどの時間で、あと探索できるのは一時間くらいだった。

「結構あそこに長く居たな...かと言ってなにか情報を得てわけでもねぇし」
「そうですね...。 あ、そう思えばシルクさん達大丈夫なんでしょうか......」
「だね...心配ナノ......」
「なんかあったらあっちから連絡よこすだろ。 今は俺達の目的のことをするまでだ。誰のせいで時間ないと思ってんだ」
「そ、そんな言い方しなくても...確かに、遊んでた僕達が悪いけど......」
 見送られてからどうも暗い雰囲気が漂いながら怪しそうなところ、行きたくないと思うところを調べていく。けど何も進展がなく、あったとしても下らない物や、かなり風化した骨の一部、腐った木の実など、確かに骨に関しては驚きだったけれどコレと言って何も見つけることができなかった。





 そして、なんだかんだで時間が過ぎてしまった辺りでココミからリファル宛に着信が入る。それはシルク達と連絡が取れたとの連絡で四人は一安心したが、場所不明の地下都市に紛れ込んでしまったらしく、未だ安心できる状態ではないらしい。が、ネットワークピクシーのウィアが一緒に居るため、大丈夫なハズとも付け足しした。
 そんなこんなで、

「はぁー...もう疲れたよアタシ......」
「おいおい...まだあれからそんなに時間立ってないぞ。 それを言うなら半日歩き通してから言いやがれ。時間もねぇんだから」
「た、確かに時間が無いのは僕達のせいですけど...。 でも、五分くらいでいいですから時間くれますか?」
「足場の悪い路面は確かにリファルさんは慣れてると思いますけど、わたしは苦手で...」
「体力無いと何事にも後悔するぞ。特に戦闘にもなったら特にな。 ...そんな目で俺を見るな.....はあ、分かった宿に帰って今日は休むぞ...。その代わり、明日はしっかり探索するから覚悟しとけよ」
「ほんと!? やったっ!」
「リ、リファルさんホントに良いのですか...?」
「お前が足場悪いの苦手と言ってそうかと思って決めたんだが、大丈夫なら続けるぞ。 とはいえ、あんまり時間もなさそうだがな」
 Gギアを確認しながら三人に言う。現在時刻は初期撤退時間を決めていた三時半を過ぎようかとしている時間帯。ここまで来るに一時間だけれど、ちょっと奥まったところにいるから一時間半と考えると五時を過ぎてしまう。

 ココはナルトシティーと違って、街頭はあるけれど古風な景観の維持の為に機械的なものは外ではなくて中や隠してあることが多々ある。
 今日泊まる宿もまさにそうで、コンセントや有線LANアダプタもちゃんと完備しながら、お風呂は電気式で洗濯機や乾燥機、水道やガスもちゃんと通っている。かと言って全て現代的であるわけでもなく、中は温もりのある木製で、部屋の一つ一つが畳を使った和風な作りになっている。

「ほら、戻るぞ。少し走らないと真っ暗でなんにも見えなくなっちまうぞ」
「く、暗いのは嫌ナノ...」
「僕もいい思い出は無いですね...」
「私はタイプ上見えますけど、やっぱり好みはしないですね。 リファルさんは?」
「俺か? 単独行動する上では好きだが、団体行動だと面倒だな。距離感と、見失ってしまうことも考えれば」
「た、確かにそうですね...。 あれ、リファルさんあそこにいる人達...」
「なんだ? ...なんか、怪しいな。あたりキョロキョロしてて挙動不審で。しかも顔もよく見えない」
 アーシアが指差す方向を見ると、茶色いコートに見を包んで、マスクと黒メガネで顔を隠した、シュプトルや、ストライク、ゴウカザルなどがたむろっていた。

「近づきます?」
「どちらにせよ横を通らないと帰れない。一応何かあった時ように身構えておけ」
「了解ナノ」
「何事も無ければ良いけどね...」
 いろいろな感情を持ちながらなるべく自然に、四人はゆっくりと近づいていく。できれば何事も無ければいいなと思いながら......。


ー後書きー


 こんばんは、ティアです。さて、今回の後書きですけど...ちょっとまた遅くなるかもしれないのです...。この時期だから仕方ないっちゃ仕方ないはあるらしいけど。

 あ、次の更新ですけど、なんとそのままアーシアチームです。次はそろそろ戦闘描写とか入れたいし、そろそろ闇要素とか、ほしいでしょ?(
 もっというと、そろそろやっと無いと書けなくなる...。一応短編として1つ投稿したけど、あんまり出来が良くなかったし(無計画のせいもあるけど)、色々頑張らなきゃ。

ティア ( 2016/02/19(金) 22:50 )