第一章 再会と旅のはじまり
ポケモン図鑑
ハイツタウン、ワカサ研究所。シオンは、その扉を思いっきり開け・・・ようとしたが思いとどまり、普通に開けた。
「こんにちはー!」
「あ、こんにちは!もしかして、君が連絡にあったシオンさんかな?」
「はい!ジョウトから来ました、シオンです!」
「シオンの付き添いで来たゴールドっす!」
シオンとゴールドは自己紹介した。
「シオンさんにゴールドくん、と。はじめまして。僕がワカサです。ところでシオンさん、ポケモンは持ってるかな?」
「はい!えっと・・・。」
シオンは周りを見回した。
「ピピならさっきピチュ連れて外行ってたぜ?」
そんなシオンを見て・ゴールドが言った。
「マジか。」
「マジだ。で、連れてくっか?」
「いや、いいよ。遊ばせておいてあげよう。」
「ふふっ。ポケモンはいるみたいだね。それじゃあ、早速本題にいこうか。ちょっとついて来てもらえるかな?」
ワカサ博士が二人に聞いた。
「分かりました!」
「分かったっす!」




「さあ、シオンさん。これがポケモン図鑑だよ。」
「ありがとうございます!!」
シオンは、ワカサ博士からポケモン図鑑を受け取った!
「やった!これでボクもみんなと同じ図鑑所有者なんだね!」
「そういうこったな。シオン、おめでとう!」
「ありがとう、ゴー!」
「ところで二人とも。」
「「??」」
ワカサ博士が二人に話しかけた。
「次はどこに行くのか決めてるのかな?」
「いえ・・・まだなんです。」
「目標とかも決まってないっすからねー。」
「だったら、ジム巡りはどうかな?他の地方と一緒なんだけど、それでも、目標にはなるんじゃないかな?」
「ジム巡り・・・!ゴー!!」
「分かってるって!ジム巡りしてーんだろ?」
「うん!流石ゴー!ワカサ博士!ボク達、ジム巡りしてみます!」
「そうか!それじゃあ一番最初は、ワカクサシティのワカクサジムに行ってみるといいよ。」
「はい!何から何までありがとうございます!」
「いえいえ。気をつけてね、二人とも。」
「はい!」
「はいっす!」
二人は一度シオンの家に向かうことにした。
こうして、二人の旅の目標が決まったわけです。










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フィルハイト ( 2019/06/29(土) 15:51 )