スパイア地方deポケモンSPECIAL! - 第一章 再会と旅のはじまり
母のお願いと図鑑
ハイツタウンにあるシオンの家にやってきた二人はやっと片付けを終え、一息ついていた。
「助かったよ。ありがとうね、ゴー。」
「どうってことねぇよ、こんくらい。」
二人がのんびりしていると、電話が鳴り出した。
「あ。そういえば、母さんが電話してくるんだった。」
「(ガクッ)そういうのは覚えとけよ・・・。」
「大事なことを覚えないゴーに言われたくないなぁ。」
シオンはテレビ電話にした。
「お待たせ、母さん。」
『あ、シオン?片付けは終わった?』
「終わったよ。」
『あら、早い。誰かに手伝ってもらったの?』
「うん。」
「相変わらず鋭いっすねー、カオンさん。」
『なるほど、ゴールドねー。それなら、ゴールドを送っといて良かったわ。』
「・・・何やってんすか?ブルー先輩。」
『あ。』
画面に映っているカオンの顔から何かが外れ、ブルーが映った。
「メ、メタモン!?」
『オホホ。あたしとしたことがミスしちゃったわね!』
「(なんか怪しいな・・・。)」
ブルーに対して疑いの視線を送るゴールドだった。
『シオン。あなたのお母さんからの伝言よ。ハイツタウンのワカサ博士のところに行って、あるものを貰ってきて欲しいんだって。』
「あるもの?」
『それじゃあ問題でーす。あたしとゴールドに共通するものはなんでしょうか?』
「ブルーさんとゴーにですか?」
シオンはちょっと考えて
「あ、いたずら好きなところ!」
と言った。
『それも合ってるけど違うわよ?』
「合ってるっすね・・・。つーかシオン。性格とかじゃなくて、物な?物。」
「物?・・・あ!図鑑!」
『当たり!』
「それじゃあ、ボクも図鑑所有者になれるんですか!?」
『そうよ!そっちじゃ初めての図鑑所有者ね!ゴールド!シオンに色々と教えてあげなさい!』
「分かったっす!」
「そうと決まれば早速出発かな?」
「だな!それじゃあブルー先輩!また今度っす!」
『えぇ!』
シオンは電話を切った。
































フィルハイト ( 2019/05/24(金) 20:16 )