第一章 始まりを告げる出会い
プロローグ
今これを見てくれている君、始めまして。


突然で申し訳ないが、目の前にいる君に問う。















君は自分がやるべき事の為にどうすればいいか分かるか?


何故そんな事を聞くのかって?


そうだな………。話が長くなるかもしれないが、それでも構わないなら聞いていってくれ。


俺はこの世界にいる誰もが、ただ狭い世界の中でただ生きる為に生まれてきたとは思えないからだ。


この世界に生まれてきた者はみな、自分の意思でここにやって来たんだと俺は思っている。確証はないけどな………


この世に生きる者は、自らの死を迎え、新たに生まれ変わった違う自分として蘇る。


所謂(いわゆる)輪廻天性ってやつだ。


でも、俺はそれを知ってこう思う。


新たな生を受けて世界に生まれ来る者や、何らかの理由で逝き生まれ変わった自分は、長い、あるいは短いかもしれない道の中で自分が成し遂げるべき役目を与えられて生まれてきた、と


何を思い、何を知り、何を持って生まれて来たのかは分からないけど、いつかその意味が明らかになる日が来ると思う。


俺はそう確信しているんだ。


フッ。やっぱり、語るのは俺の性に合わないな。


まぁ、とにかくだ。


そう確信した理由は、これからの物語を見て知ってくれ。


俺はこれから、その物語の中に向かう。















 ―――自分のやるべき事を成し遂げる為に―――
















Nazelu ( 2013/08/23(金) 22:02 )