各話の簡単な紹介
「紹介の前に」
*がある話は、読む際に少し注意が必要です(作者視点で残酷だと判断された表現があります)。また、マークが付いていない場合でも残酷に近い表現をしている場合があります。
マークが付いていない場合では精神面で残酷かもしれない、と思ったものですが、作者視点で注意をした方がいいと判断した時は最初に注意が書かれているためそこで読むかどうかを決めるのもアリかもしれません。
「名もなき世界の片隅で」
――千年も生きると言われた種族である私が、まさか一年経つのも待たずに消えてしまうなんて、誰が予想できたでしょうか。
*『ツユギツネ』
私はずっとご主人様の隣にいたい。それなのに、アイツが邪魔をする。だったら、アイツをどこかにやってしまおう。
『ヴァイオレット・エゴイズム』
これが、ボク達の絆なんだ。
*『絆の証』
俺は「普通」ではなかった。
『異色の月』
「破滅の星を抱く者」
ある噂に引き寄せられた若者が、今日もまた一人館を訪れる。
『願いの館』
私はこの時を永遠に繰り返す。
『私がチャンピオンになった日』
その影は、ただ俺を見て嗤っていた。
『嗤う陽炎』
陽炎は全てを知っていた。だが、それを伝えることはない。
『陽炎は伝えない』
ポケモンだけが住む世界で、彼は今日も理想に浸る。
『魔法世界のアルカディア』
少年はラルトスになった。
*『気持ちキャッチャー』
俺は小説や漫画の世界に憧れ、その世界に飛び込んだつもりだった。
*『袋の鼠』
ただ、ニャースを羨ましいと思っただけなのに。
『猫に小判』
とある夜に星々は出会った。それが、「彼」の運命を狂わせた。
『或る夜の願い事』
「壊れた迷宮世界」
これのお陰で、今日もこの町は幸せで一杯です。
『幸せの贈り物』
僕は今日も、幸せを口にする。
『幸せの種』
俺の幸せは、アイスクリームのように溶けて消えた。
『アイスクリーム・デイ』
この時、きちんとした道を辿っていれば。
*『歪んだ歯車』
問題が解決し次第Rは追放。この書類は即刻処分するものとする。
『Subject:R』
止まった花園で、彼女は「今日」も歌い踊る。
『歌の花園』
「幻影の一族」
これは、どこにでもあるような誰かの独白(モノローグ)。
『偽善者達への独白』
うちの「黒雲」の話、聞いていくかい?
『ブラック・クラウド』
こんなにも近くにいるのに、彼女はとても遠い存在だった。
『リアル・ホログラム』
そのポケモンは常に独りだった。
『孤独者』
「僕や彼女の物語」
風の悪戯で「それ」を実行しそうになった時、紫の灯が僕を助けてくれたんだ。
『いざないの灯』
その蝙蝠は洞窟と夢に囚われていた。
『蝙蝠は光を望む』
その洞窟で降っていたのは、他では見たこともないような「青色」の雨でした。
『Another Rain』
その魔女が使うのは、とても不思議な「呪い」だった。
『終わりの呪い』
「移りゆく恋華」
――なぜ冬になるまで、私の姿はあのヒトには見えないのだろう。
『Invisible flower』
君の名前とほとんど同じだったから、あげたのに。
『白い苺』
彼女から出たのは、とても悲しい「告白」だった。
『四月の告白』
それはとても嬉しい出来事で、とても辛い出来事でもあった。
『優しい悪夢』
僕と彼女は出会ってはいけなかった。
*『恋愛ネクローシス』
「穏やかな日常」
私は今日も、モフモフを愛する。
『六尾と私』
今日もオレは空を見る。
*『青空日記』
山のようなそれと相棒を、僕はただ眺めていた。
『美味なる山と微笑む天使』
ソーダとコーラ、これがボク達の始まりだった。
『ソーダと炭酸嫌いなコーラ』
二月三日。これが何の日か知っているか?
『素晴らしき鬼遣らい』
今日もこの森は、いつもとは違うようでいつも通りだった。
『長老の受難』
私は秋が、イチョウが苦手だった。
『シルバー・コートとイチョウの森』
寂しさと一緒に、過去に忘れてきたもの。それをあの子は持ってきてくれた。
『メモリーカード』
「ミニチュア図書館」
今日の僕はとてもラッキーで、アンラッキーだった。
『朽葉の鳥は無を嗤う』
その言葉は残酷で。でも真実に他ならなくて。
『プライバシーの関係でお答えできません』
私と君が出会えたのは、本当に奇跡だったんだよ。
『深い森の奥で』
未来が見えたからこそ、こうしたんだ。
『未来予知』
「カゼ」には気を付けろ。
『風の探検隊』
彼はもう、帰らない。
『桜の花』
ずっと、ずっと見ているから。
『見守る者』
「薄闇の呼び声」
「野分様」に遭ってはいけない。見てはいけない。
『野分様』
あの黄色い目を見てはいけない。
『ユクシー症候群』
がらがら、がらがら。今日も石垣の崩れる音がする。
*『崩壊石』
「別世界の欠片達」
俺と彼女の間には、とても強い絆があった。
*『美味しい友情』
後悔は、まるで甘ったるいチョコレートのようだ。
*『ビター・ハートスイーツ』
彼女は、この丘がとても好きだった。
『朝日の丘』
「自分らしさ」って、誰が決めているんだ?
*『先輩と後輩』
彼が、この地方を変えた。
『最強のルーキー』
悪夢に包まれた町で、少年少女は今日も目覚めを取り戻す。
『トロイメライは終わらない』
彼は今日も痺れる言葉を放ち、闇と共に生きていた。
『痺れる彼は今日も闇に包まれる』
彼女はいつも、素直になりきれない。
『凍れる少女と贈り物』
愛とは何なのだろうか。
*『無愛蝙蝠は空を彷徨う』
記憶を失った悪夢は、何もわからぬままあの者達の仲間となる。
『悪夢は英雄に二度負ける』
今までの言葉は全て画面越しだから、相棒達がいたからこそ出せていたんだ。
*『逃走不能』
蒼い桜が舞う世界で、私は君と再会した。
*『蒼桜の彼方』
「仮面の向こう側」
俺達は、最高の友達だ。
*『Bloody Friend』
――これより、削除を実行します。
『登録番号×××』
わたし達は見た目が同じで、なのに配られたカードは同じじゃなくて。
『ツインエンヴィー』
てんとう様てんとう様、このボールからお帰りください。
*『てんとう様』
あれからずっと、彼女の心は「曇り」のまま。
『はれぞらティータイム』
「狐と木の実の行く末は」
前半:48095 後半:雪椿
『狐の遣い』
前半:雪椿 後半:48095
『木の実達の告別交響曲』