第1部
02危機

「ふざけるな!ゴールの目の前で!!」


エイトは痛みに耐えながら叫び、前を睨んだ。


「けっ、ざまあ!俺に攻撃したばつだな!!」


マタドガスは悪態をつき、光の指すゴールのほうへと向かう。


「前には誰にもいなかったし、これなら俺が一番だな!!エイト」


「待て!!俺は…」


マタドガスの表情はいかにも勝ち誇った様子で、またエイトを見下したものであった。


ただマタドガスの目が潤んでいるのには彼本人にしか気がつかなかった。

brave ( 2014/04/02(水) 06:01 )