story2 【滝つぼの洞窟】での冒険?
滝の中の洞窟に入っていったリンたち。水タイプのポケモンがうじゃうじゃ。
「命名!【滝つぼの洞窟】!」
「(ネーミングセンスなっ!?)」
と叫んだリンにエバは心の中でツッコミを入れる。ちょっとばかりエバはイラついていた。なぜなら、一歩歩けば水ポケモンにあたる、という状態だったからである。と…
「きゃー★ ハスボーが、にー、しー、ろー 7体!」
「居すぎだろうが!」
とだけ叫んだエバは7体のハスボーをのしにかかる。(リンはリンゴ食べ中)
つっこんできた一体を【巴投げ】で飛ばし、二体目に当てる。三体めはわざと攻撃させ、攻撃をよけきってからの【あて身投げ】。四、五、六体目は囲まれたところを【回し蹴り】。
最後の七体目はおびえて動かないところを走りこんでの【はっけい】。この間わずか1分。
「エバってさ、技使わないよね…」
「うるへー。 倒せたからOKだ!」
リンのもっともなセリフを完全無視し、エバは奥へと向かう。リンはというと・・・
「ゲプ。う〜ん、おいしかった〜」
探検のことなど忘れ去っているかのように腹を叩いてご満悦。いいのかそれで。
それはさておきザクザク野生ポケモンたちを倒し(叩きのめすともいう)てもうすぐで奥地か、というところまで来たリンたち。
ずずずずず。
「聞こえた?」
「ああ。何か擦りびいてるのかもな。」
と、不吉な音を意にも介さず進むリンたち。不吉な音なんてのは、ププル親方の【ハイパーボイス】でもう慣れていた。
〜*〜
奥地にたどり着いたリンたちが目にしたのは、あちこちに埋まった宝石と、そのど真ん中でうごめいているモジャモジxy…失礼。モジャンボだった。
「藻ジャンボ!」
「藻じゃなくてモ!藻がジャンボってどういう!?」
リンのボケにきっちりツッコミするエバ。ちょっとわかりにくいが、ご了承ください。
「おいらはモジャンボ〜お前ら俺のお宝とるきだな〜?ゆるさ〜ん!」
蔓の鞭を飛ばしてくるモジャンボ。エバため息。
「……行くぞ、リン。」
「はーい。【ツインウィップ】!」
リンは軽くうなずき【ツインウィップ】を放つ。モジャンボの蔓のムチとぶつかりあい、相殺された。
「な〜ら〜」
葉っぱカッターを飛ばしてくる以下略。
「【はっけい】!」
全部はっけいで相殺なエバ。手が血みどろにならないのが不思議だ。
「こ〜れ〜な〜ら〜あ!」
今度は眠り粉、葉っぱカッターを出す以下略。
「うっとおしいわ!」
「以下同文!」
と技を放つエバ&リン。リンが葉っぱカッター(覚えられた)で葉っぱカッターを相殺。エバがその隙に一足とびでモジャンボのそばへと入り込む。が、そこには眠り粉が!
「へへ〜まずはこいつからだ〜」
蔓のムチを振り下ろす以下略!エバ絶体絶命!と思いきや…
「何が?」
エバ、きっちり起きている。あらかじめ、カゴのみを食べておいたのだ。
手を前に出し腰を深くおとして【はっけい】の構えだ。
「へ〜?」
「さいなら。【はっけい】!」
エバのはっけいで吹き飛ぶ以下略!そこには大きな宝石が!
かちっ。
何かのスイッチが入った音だ。エバが恐る恐る周りを見回すと、右側から、水が流れてくるではないか!
「うそおおおお!?」
「ペラフィ、後で…バラ」
「あ〜れ〜」
流されていくリンたち。リンたちはいったいどうなるのか!?