story5海岸の洞窟
「野生ポケモン?」
「うん。こういうところに住んでて、襲ってくるんだ。それを私たちは、『技』で撃退するんだよ。」
『海岸の洞窟』絶賛冒険中のリンとエバ。エバはリンから『野生ポケモン』のことを聞いていた。と…
「カラナクシか?」
「うん。あれもそうだから。【ツインウィップ】!」
話している最中に近づいてきたカラナクシ。が、近寄ってきた次の瞬間、蔓のムチの強化版、【ツインウィップ】で倒される。
「おお――!」
パチパチと手を叩くエバ。リンはちょっと照れたように後頭部をかく。
「いや〜それほどでも…」
「リン、あれは…?」
「階段だ!行こう、エバ!」
「やれやれ・・・ん?これは…?」
階段を見つけ走って行くリンを追いかけながらもため息をついたエバ。と、1粒の種を拾い上げる。
「うーん…
「エバ?早く行こう!きっと次が最奥部だよ!!」
「ああ!今いく。」
エバはその種を拾い上げ、リンのもとへと走った。