story3 親方様
「あれ?ペラフィ、どうしたの?」
という声。親方の部屋には一匹のプクリンがいた。
「ププルさん!」
「リン。…そのリオルは?」
「エバ。よろしく頼む。」
『そのリオル』が、自分のことを示していると悟り、エバは自分の名を言う。
「エバ君、か。よろしくね。僕はププル。これでもここ、『探検隊ギルドプクリンのギルドの親方だよ。」
「探検隊ギルド?」
「探検隊ギルドは、探検隊を鍛えて、(中略)とっても強ーい探検隊を(中略)送り出すところだよ!」
「=、探検隊の修行場所、な。」
エバの疑問に答えるリン。少々長かったので省略。エバの一言に、「そういうこと!」
とうなずくリン。(もうその一言でよかったんじゃね?)と、リンを除く全員が思ったことは言うまでもない。
「うん。まあ、そういうことかな。エバ君はどうしてここに?」
「ああ、それは…(以下省略)」
「ふうーん。そういえばそのペンダントは?」
「え?…全然気づかなかった。」
と、ププルの一言に胸を見るエバ。胸に不可思議な模様が刻まれたペンダントが揺れていた。
「何それ?」
「知るか。」
(単語だけ!?)
ペラフィの心ツッコミ。いや、ツッコミどころおかしくないか!?
「へへー。ププルさん、いってきま〜す。」
「あ、お、おい!?」
と、どこかへ行こうとするリン。引きずられるエバ。見ていた二匹(ププルとペラフィ)は、
(エバ、ドンマイ)と同情の視線を送っていたとかいないとか。