02
ハヤト「ホウオウとルギアのパッケージ伝説ポケモンが二匹も揃った!僕の勝ちは決まったな!」
ホウオウ・ルギア顔を見合せ、
ルギア(なあどう思う?)
ホウオウ(どうもこうもないよ、何でよりによってこいつだよ……ホウエンに生まれたかった)
ルギア(ナギさんかぁ……ん?アスナ?どっちにせよそっちがいいよなぁ。俺的にはナツメさんがよかったが)
ホウオウ(伝説ポケモンのみのジムリーダー・四天王のバトルって聞いて期待したのに……憧れのナギさんと組めると思ったのに)
ルギア(そういやお前、カツラでもいいんじゃないのか?)
ホウオウ(エンテイがいるだろ、なんでも譲る伝説ポケモンは譲れるのが二匹以上のときは譲る方が選ぶんだと)
ルギア(ん?サンダーとファイアーはどうした?)
ホウオウ(譲ってもいいなら譲っていいらしい)
ルギア(何で?多い方がいいだろ)
ホウオウ(多すぎるのもやだったんじゃないか?ほらあいつらどっちかというとカントーの伝説ポケモンだろ)
ルギア(ま、まあ俺らパッケージポケモンだしな)
ホウオウ(にしても弱いくせに譲るなんてな)
ルギア(そう言うならお前どっちがいい?ハヤトかカツラ)
ホウオウ(ハゲか鬼◯郎ヘアを選ぶのもなぁ……)
ルギア(それを言うなよ……そうだ、マツバっていなかった?)
ホウオウ(あー、あいつ?あれはっきり言ってストーカーだよ。ジムリーダーだからってほぼ毎日スズの塔のてっぺんに来て踊ってんだよ)
ルギア(舞妓さんのあれ?)
ホウオウ(そうそう、おかげで俺スズの塔にいかなくなった)
ルギア(「ホウオウが来ない」ってあいつのせいか!俺のとこにしわ寄せがきたぞ)
ホウオウ(しわ寄せ?)
ルギア(スズの塔はジムリーダーが邪魔してなかな入れなくなってたろ?ジョウトのもう一匹の俺のとこはそういうことするやつがいなくて俺のとこに来たんだよ。うるさくてまともに寝れなかった)
ホウオウ(俺は悪くねーぞ.悪いのはあいつだ)
ルギア(一回降りればよかったじゃねーか!)
ホウオウ(あ?お前降りたいか?変な男が変な躍りを踊ってるとこに!)
ルギア(一回降りれば満足するだろ!)
ホウオウ(それだとあいつに負けたみたいじゃねーか!舞妓さんが踊るかあいつが一週間以上来なかったら降りようと決めてたよ!)
ルギア「ギャフーッ(負けってなんだよ!)」
ホウオウ「フゥーッ!(お前にはわかんねーよ!)」
ハヤト「あれっ?喧嘩はいけないよ」
ホウオウルギア「ギャース!(うっせーよ鬼◯郎頭っ!)」
アンズ「父上、なぜ毒の伝説ポケモンはいないのでしょうか?」
キョウ「ファッファッファッ。簡単なこと、毒タイプが強すぎるからだ!」
アンズ「そうですよね、他のジムリーダーや四天王が伝説ポケモンの特訓をしてる間私達は何をしましょうか?」
キョウルールの紙を読む。
『それぞれのタイプの一番はじめの姿かつレベル10以下』
キョウ「………」
アンズ「父上、どうしました?」
キョウ「ファッファッファッファッ………ファーファッファッファッ」
アンズ「父上……?」
キョウ「ファーファーファッファッ、ファーファッファッファッ………」
アンズ「父上っー!」