今日の授業は? 〜1時限目休み時間〜
キーンコーンカーンコーン。
授業の終わりのチャイムが鳴り、皆一斉に教室にでる。
だが、ピカチュウは驚くべき光景を目の当たりにした。
「・・・?」
「君達!毎度毎度いうが廊下を走ってはいけないと言ったろうに!全く最近の若いもんは!ベラベラ・・・・」
「あの〜」
「ん?おお、これは失礼。で、見かけない顔ですな〜」
「あ、はい。今日から転校してきたピカチュウといいます。よろしくお願いします。」
「ああ〜君がか〜」
「私はこの学園の校長なのだよ。」
(え〜あなたみたいなのが?)
屋上
「お、屋上の入口かな?」
ん?屋上って外にあるけど入るって表現おかしいかな?
「・・・広いなぁ・・・」
今日は日当たりもいいし、風も気持ちがいい。
「・・・おや?あれは・・・・」
そこには、ピカチュウが黄昏ている。
「・・・?あの〜・・・」
「ん?なに?ていうか君誰?」
「あ、ええっと・・・」
咄嗟に質問責めされたので一瞬戸惑いながらも、
「ええっと・・・ぼ、僕はピカチュウ。君は?」
きちんと名前は言い、今度はこちらから質問する。
「・・・僕はライ。君と同じピカチュウさ。」
いや・・・見ればわかる。・・・と、軽く心の中で突っ込んだ。
「よろしく。」
と、初めて笑顔を見せたライにピカチュウもほっとしたのか自然と笑みがこぼれた。
「う、うん。よろしく。」
To Be Continew....