第21話番外短編 危険な豆撒き
!注意!
今回は本編とは全く関係ありません。
以下の注意を一読してから読むことをお勧めします。
・キャラ崩壊が起こる可能性があります。
・ゲンガー(
朧)ファンの方は不愉快な思いをしてしまう可能性があります。
・珍しく色んなネタをぶっ込みますが節分だから許してくださいお願いします。
以上がおkという方はぜひ読んでいってください!何でもするとは言いませんけど!
「節分じゃあ〜!豆撒くぞぉ〜!」
今日は2月3日、節分なんだよ!せ・つ・ぶ・ん!
「おいレイ…。せつぶんって何だぁ…!」
俺の頭の上から降りて、隣にふよふよと浮かんでいる
朧が聞いてくる。
「節分っていうのはな…」
勿論画面の前の人達は知っているだろうから説明は省くぞ。
「…っていうものなんだよ。」
「へぇ…面白そうだなぁ…!それ…。俺に鬼やらせてくれよ…!」
説明が終わると
朧が鬼をやりたいと言ってきた。なかなか珍しいな…。
他のみんなは鬼をやりたがらないので、鬼は
朧に任せることにした。当の本人は何が楽しいのかケケケといつもの不気味な笑い声を上げている。
重大な問題が発生した。人間の俺とサイコキネシスが使えるフィル以外豆を投げられないことが発覚した。
「うぅ〜。どうしようかねぇ。」
「だったら私が2人の分のお豆を浮かせておこうか?」
俺が割と本気で悩んでいると、気を利かせたフィルがラックとライ(俺は最近密かにこの2人を落雷コンビと呼んでいる)の前に豆を浮かせてみせる。これならみんなで楽しめる。
「フィル!偉いよ!本当にありがとう!」
「え、えへへ…。まあね…!」
名案を思い付いてくれたフィルを撫でながら、流れで始まった豆撒きを見る。
ルナと落雷コンビはフィルが固定している豆に前足でトトトトと軽い打撃を入れてからフィルに合図を送り解除する。すると、豆は風切り音を出しながら弾丸のように飛んでいく。
しかし、豆は
朧に直撃……しなかった。
朧は当たる直前に自分の実体を無くして豆をすり抜けた。彼はケケケケと高らかに笑う。
ちょっと待て…。どこのクラ〇トワー〇だよ!新手のスタンド使いか!殺る気に満ちてるじゃねえか!
それにすり抜けたらダメだろ!あの豆に当たったらどんな物でも貫いていきそうだからよけてよかったけど…。
こうして俺達のはちゃめちゃな、人殺し豆撒きは終わった。俺は18個、みんなは30個程豆を食べた。
もう1つ問題がある。壁に埋まった豆だ。
あのク〇フト〇ークもどきでぶっ飛んでいった豆弾丸が壁に深々と埋まってしまっているのだ。
弁償するために財布の中身もぶっ飛んでいった。ちくしょー…。
楽しかったけど…もう二度とあいつらに豆撒きはやらせん!