ポケモン 不思議のダンジョン時の探検隊 チームPWAZS
第1章 結成!探検隊PWAZS
第4話 ギルド入門!下
「へぇ〜。こんなところに階段があるんだ!地下へ続いてるんだね」
それは、そうだろう。上方面への大きさはたいして無いのだから、奥行きが大きいか地下に続いているかのどちらかだろ。
レオは純粋なだけでなく、興奮すると周りが見えなくなるタイプか…

階段を下りると、ある程度広いところに出た。
「わぁ〜!ここがプクリンのギルドかぁ!ポケモン達がたくさんいるけどみんな探検隊なのかなぁ」
知るか。んなこと。
階段を下りて1回目のフロアは多分、溜まり場みたいな場所なんだな。
なーんて考えてると、
「おい!」
と、声がした。声がした方を見ると、ペラップがいた。
「さっき入ってきたのはお前らだな?」
「は、はい!」
レオ、キラキラの笑顔で対応してる。それに対して、ペラップは冷めてるなぁ。
「私はペラップのノイズだ」
音なんだ。覚えやすいね。
「ここらでは1番の情報通であり…プクリン親方いちの子分だぞ」
最後に音符がつくノリの良さで言った。
「勧誘やアンケートはお断りだよ。さぁ、帰った帰った」
アンケートってなんだよ。苦情とか?それはちょっと違うか。
で、この言葉に対してレオは、
「ち、ちがうよ!そんなんで来たんじゃないよ。おいら達探検隊になりたくて…ここで探検隊の修行をするために来たんだよ」
と、即座に返した。まぁ、問答無用で帰されたくはないか。
「えっ?探検隊に?」
そんなに驚くことなのか?
「今時珍しいコだよ。このギルドに弟子入りしたいとは………(ボソボソ)
あんな厳しい修行はもうとても耐えられないと言って………(ボソボソ)
脱走するポケモンも後を絶たないというのに………(ボソボソ)」
ボソボソボソボソ聞き取りにくいな。でも、聞こえたぞ。そんなに厳しいのか?もしくはメンタルが豆腐のヤツが多いのか?
「なぁ、探検隊の修行ってそんなに厳しいの?」
当然の疑問だろう。俺も聞きたい。
「はっっっ!」
なに、その我に帰った!みたいなそれ。
そういえば、俺喋ってないな…ま、いいか。根暗とか思われたくないが…
「いやいやいやいやいやいや!た、探検隊の修行はとーーってもラクチン!そうかーー、探検隊になりたいなら早く言ってよー。フフフフフフ」
なんか、後半壊れてるし、見事な自己矛盾だ。さっき厳しいとか言ってたよな?聞こえてない前提ですすめるなよ。
「………なぁ、急に態度変わったな」
「そうだね」
レオも思うか。これは相当だな。うん。
「さ、これからチームの登録をするからついてきてね」
と言って、1匹で階段に向かった。すると、
「何してんの?こっちこっち!」
はいはい、行きますよ、今から行きますとも。ええ。腹立つなぁ。1匹でズカズカ階段に向かっておいて。何してんの?って、お前のペースに唖然としてたんだよ!無自覚って本当にかわいそう。不憫だ。




「ここはギルドの地下2階だよ。弟子達が働く場所だよ。チームの登録はこっち。さあ」
そして、すぐに近く(具体的には階段の隣)の部屋の前で止まった。
すると、近くに窓があった。け、景色だ!おお、見える、見えるぞ!海が見える!なんと、美しい………とか、言ったらどうなるだろうか…イタイポケモンだな、こいつ。で終わるのも辛いが、絶対零度の視線を浴びるのも辛い。自分で自分の首を絞めるのはやめよう。
「わあ!外の景色が見える!地下なのにすご〜い!」
と、レオが言った瞬間、間髪入れずに
「いちいちはしゃぐんじゃないよ!このギルドは崖沿いに建っているから外も見えるんだよ!」
と、注意を受けた。理由の解説もしてくれた。褒めてつかわそう。
「へーーーー」
レオも関心してる………のか?納得してたのか。ま、いっか、どっちでも。
「いいかい、この部屋は親方様の部屋だ。くれぐれも粗相のないようにな!」
特別に注意してあげよう。
「親方様!ノイズです!入ります!」
あ、問答無用で入るんだ。






「親方様!こちらが今度新しく弟子入りを希望しているものたちです!」
肝心の親方様は後ろを向いている。普通、入ってきた時点でこっちを向くきがするが…きっと、頭のネジが幾つか飛んでしまっているのだろう。
「親方様?親方サマーーー!」
何、無視してんの、こいつ?と、思っていると、
「やぁ!ボク、プクリンのライトだよ〜!ここのギルドの親方だよ?探検隊になりたいんだって?じゃ、一緒に頑張ろうね!とりあえず、探検隊のチーム名登録しないと!君たちのチーム名教えてくれる?」
と、嵐のような勢いで言った。まず抱いた感想は、なに、こいつ。
本格的にぶっとんでると思った。ってか、対応軽すぎ。そんなことはおいといて、レオ、お前はなぜ考え込んでいるんだ?まさか、まさかとは思うが、チーム名なんて考えてなかったとか言うなよ?
「チーム名…考えてなかったよ、オイラ。ネオン、なんかいい名前ある?」
言った。コイツ、言いやがった。そして、あるわけないだろ。ついさっき意識取り戻した記憶喪失者になにを言ってるんだよ。
「ねえねえ、なんか名前ある?」
コイツ、考えなさそうだから、俺が考えよう。………俺がピカチュウで、レオはワニノコ。うーん。PとW使おっかな。
で、最終的には、全部のポケモンを仲間にしたりできないかな。モンスターコンプリート!みたいにさ。………Aが始まりで、Zが終わりだから、この2つとSくっつけよっか。
PWAZS。うん。なんて読もうか。プワズ?………そのままアルファベットで呼ぼう。プアーズ(poors)でかわいそうなヤツらとか誤解されそう。うん。
ってことで。
「PWAZSでお願いいたします!」
「ええ?君喋るんだ!」
お願いいたします!の声をあげたすぐ後、ノイズがこんなこと言ってた。ひでえ。既に根暗なヤツって思われてたのか!………先入観は大切にしていこうと思う。以後改めよう。
「PWAZS?PWAZS!いいんじゃない?良い名前だと思うよ!気に入った!」
「じゃあ、決まりだね!登録するよー。登録、登録、みんな登録〜」
あ、コレ禁断症状だな。かわいそうに。ライト親方はお薬の楽しさを知ってしまったんだね…
「たあーーーーーーーっ」
わわ、ごめんなさい。悪気はないんです。純粋な気持ちだったんです。って、俺の心の中が読まれるはずもないか。ん?じゃあ、何故叫んだ?
「おめでとう!これで君たちも今日から探検隊だよ!記念にこれをあげるよ。」
ライトはなんかおいた。なんか書いてあるけど、文字が読めるわけない。アンノーン文字ならいけるかもしれないけれど、足型じゃん。この文字。意味わからん。
「ポケモン探検隊キット?なにこれ?」
レオは読めるんだね。良かった良かった。で、何、それ?
「これは、探検隊に必要なものだよー!
まずは中を開けなよ」
レオは中を開けた。なかには……
「探検隊バッジと不思議な地図とトレジャーバッグが入ってるよね?」
「うん!わぁ〜。すごい!いろいろあるね!」
ノイズがさっきから空気でかわいそう。ま、いっか。普段うるさそうだし。
「これらの道具の説明はこの説明書を見てね!親方のボクから言うことはこれくらいかな?じゃ、ノイズ!後はよろしく!」
「はい、承知しました」
そして、部屋から出た。


…その後、別の部屋に案内されて、
「ココがお前たちの部屋だ。これからお前たちは住み込みで働いてもらう。明日からは忙しいぞ。早起きしないといけないし、規則も厳しい。もう遅いし、早く寝るんだぞ!じゃあな!」

一方的に告げて部屋から出た。

………聞き流してたが、日が沈んだばかりでもう遅いとか。価値観の違いだろうか…
「わー、ネオン!ベッドがあるよー!すごいねー!うわー!」
レオは、めっちゃはしゃいでる。と、思ったらすぐに、
「………眠くなってきたね。そろそろ寝ようか」
と、言った。ガキか、お前は。


で、寝る前に。
「オイラ、今日はずっとドキドキしてたけど、でも、思い切ってここに来て良かったと思ってるよ。噂のプクリンももっと怖いのかと思ってたけど、案外優しそうだったしさ。明日からいろいろありそうだけど、そんなに怖くないよ。逆に、これからどんな冒険があるんだろうって、ワクワクしてるんだ!」
あっそ。すごいね。パチパチ。おめでとう。
「………オイラ、本当に眠くなってきたから寝るね。おやすみ、ネオン…」



………………………なりゆきで、ここまできちゃったけど、これで良かったんだろうか。探検隊もそれなりに興味あるし、レオと一緒にいるのは楽しそうなんだけど…


俺は、一体、何者なんだろう………どうして、人間からポケモンになったんだろう…そして、どうしてあの浜辺に倒れていたんだろう…
…………………考えていてもしょうがないな。それに、コッチも眠くなってきたし。寝ようか。おやすみ、レオ。

……………で、あの道具達の説明書、読んでないけど…明日読めばいいのかな?
ま、いっか。どうせ明日は雑用だろうし。探検隊らしい仕事はしないだろう。明日読めばいいね。
………明日のことは、また明日、考えよう…
そうすれば、いつか、自分についてわかるかもしれない………

第4話 END
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■筆者メッセージ
登場人物増えて、誰が喋ってるかわからなくなってないか不安です。

………ネーミングセンスについては突っ込まないでください。自分てまも無いとは分かっているのですが………

質問、感想やアドバイスを待っています!
ESSBEBRGN ( 2015/07/21(火) 00:29 )