43話 遠足準備
「ヒカリ、ルーア、ひさしぶりの学校だね。」
「そうね。」
「今、学校では、何をしているのかな?」
ヒカリたちは、今、学校に登校しています。
「おはよう。ヒカリ、ミュウ、ルーア。」
そこに、アマルスが挨拶してきた。
「アマルス、おはよう。今、学校では、何しているの?」
「そういえば、ヒカリたちは、旅に出ていて、知らなかったわね。明日、
遠足なのよ。」
「へえー。えっ!?」
「えっ!?」
「!?」
少し沈黙。
「「「ええええええええええーーーーーーーーーーーー!!」」」
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授業中
「では、明日の遠足の説明をします。」
「「「「「「「「「はーい。」」」」」」」」」
ユレイドル先生の号令に、全員元気良く返事した。
「行き先は、さわぎの森。おやつは、300ポケ以下。班は、アマルス、スガイドス、
プロトーガ。オムナイト、カブト、タテトプス。ヒカリ、ミュウ、ルーア。で、
いいかな?」
「「「「「「「「「いいです。」」」」」」」」」
「あっ、そうそう、さわぎの森の道は2つあるから、1つは、普通の道。
もう一つは、火山を登る道。どっちにする?」
「私達は、普通の道。」
「俺達も。」
チーム分けと説明が終わり、コースを決めることになった。アマルス達のチームと
タテトプス達のチームは、普通の道を選択した。一方、ヒカリ達のチームは、
ミュウが行きたいという目で、ヒカリとルーアを見ていた。ヒカリとルーアは、
お互いを見て、ミュウにうなずいた。ミュウは、ぱっと笑顔になった。
「先生、僕達は、火山の道。」
「いいですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫です。」
「本当に大丈夫ですか?」
「本当に大丈夫です。」
そういう会話が続き、遠足の説明は、終わった。
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「300ポケ以下のおやつ、どうする?」
「どうしよっか?」
学校が終わり、今、300ポケ以下のおやつについて、話し合っていた。
「そうね。私達で1つにして、私達のおやつは、合計900ポケ以下、それで、
アップルパイを作るのは、どう?リンゴは1個25ポケだから、大きなアップルパイ
に使うリンゴは6つで、他の材料費も合わせて、350ポケで、まだポケが余って
いるから、モモンの実ゼリー作って、モモンの実1個60ポケだから、6つ作れば、
他の材料費も合わせて420ポケ。合計770ポケで、130ポケ余る。」
「賛成。」
「せっかくだから、お弁当も考えようよ?」
「火山を登るから、リンゴをたくさん持っていかないと。」
「あと、飲み物も用意しないと。」
ヒカリ達は、一生懸命話し合って、遠足の準備をした。