40話 ヒカリVSミュウVSルーア 中編
「それじゃ、いくよ。”タイム-ロック”」
すると、辺りの時間が止まった。
「よし、ほうでん。」
すると、時間が動き、ほうでんがミュウとルーアの目の前にあった。
「!?ほのおのパンチ。」
「ようせいのかぜ。」
ふたりはわざを使って、なんとか耐えた。
「それが、ヒカリの能力なんだ。今度は、僕ね。ふんぐ。」
ミュウは、右手に力を込めた。すると、ミュウの右手が光った。
「いくよ。メガトンパンチ。」
ミュウは、ヒカリとルーアではなく、地面にパンチした。すると、地面が
揺れ、さらに地面に亀裂がはいった。ヒカリとルーアは、突然のことに驚き、
尻もちをついた。その隙にミュウは、両手に力を込め、ルーアのところに来た。
「かみなりパンチ。」
「!!」
ルーアは突然のことでかわせず、ミュウの左手のかみなりパンチにダメージを受ける。
その衝撃でルーアはとばされたが、ルーアはすぐに態勢を直し、着地した。ミュウは、
そのすぐあと、ヒカリのところに向かった。
「きあいパンチ。」
「アイアンテール。」
ミュウの右手のきあいパンチを、ヒカリはアイアンテールで受け止めようとしたが、
ミュウの方が攻撃力が高く、押し返された。
「最後は私ね。"氷精のかぜ"」
「「2つのわざを同時に!?」」
ヒカリとミュウはすぐにかわしたが、風がいきなり曲がった。ヒカリとミュウは
なんとかかわしたが、少し凍った。ヒカリは電撃で、ミュウはほのおのパンチで
氷を溶かした。
「ルーア、いつの間に風をコントロールできるようになったの!?」
「正確に言えば、"氷精のかぜ"をサイコキネシスで操った3つの合体技というべき
かな。それぞれの能力もわかったし、本番にしよう。」
「うん。悪いけど、ルーアと同じで、私も同じ能力とわざの合体技を考えたの。
"アドバンス-ボルト"」
すると、ミュウとルーアに向かって、すごく速い電撃が来た。ルーアは当たったが、
ミュウは、足としっぽに力を込め、すばやさを上げ、かわした。
「エレキボール。」
「"はどうだん-改”」
すると、ミュウの両手からはどうだんが2つ出てきた。2つのはどうだんが、
エレキボールとぶつかったが、エレキボールは、はどうだんにより消され、ヒカリに
当たった。
「"リバース-ボルト"」
ヒカリは倒れていながら、小さな声でそう言うと、ミュウに放った
"アドバンス-ボルト"が戻ってきた。ミュウは、それに気づかず、
後ろから当たってしまう。
「なるほど、"アドバンス-ボルト"は、時間を進め、電撃のスピードを速くして、
"リバース-ボルト"は、時間を巻き戻し、電撃を戻したということね。」
ヒカリとミュウが声のした方を見ると、ルーアが立ち上がった。
「そういうことか。」
「正確。」
「今度は、こっちよ。サイコショック。」
ルーアは攻撃をしかけ、ヒカリとミュウは、かわそうとした時、突然空から攻撃が
きて、ヒカリとミュウは、その攻撃とサイコショックを受けた。
「まさか、みらいよち!?」
「ええ。ヒカリの電撃を受ける前に。」
「しんくうは。」
「あ、で、でんげきは。」
「"氷精のかぜ-守"」
ヒカリとルーアが話している時、ミュウが攻撃してきた。ヒカリは、あわてて
でんげきはを放った。一方、ルーアは、"氷精のかぜ"で包み込み、攻撃から守った。
「「!?」」
「発射。」
すると、ルーアを包み込んでいたかぜを放った。
「同じ手はくわないから。みずのはどう。」
「ほうでん。」
ヒカリとミュウとルーアのわざがぶつかり、すごい風が吹いた。