37話 ミュウの特訓2
「「ほのおのパンチ。」」
ミュウは、ライドといっしょにパンチなどを練習していた。
「ミュウ、なかなかパンチの威力が上がったな。」
「ライドさんの「自分の拳を信じることと洞察と決断が大切。」そう言ってくれた
からだよ。」
ミュウは、ライドにアドバイスをもらいながら、特訓をしていた。威力は、ライドの
方が上である。
「よし、次は、」
「「れいとうパンチ。」」
これもライドが上だった。
「ミュウ、パンチの威力が上がったな。ライドの教えがよかったのか。」
すると、キュウコンがきた。
「キュウコン、ほめられるとテレる。」
「ミュウ、はどうだんは、どうだ?」
「見てて、はどうだん。」
ミュウのはどうだんで、岩が壊れた。
「はどうだんの威力も上がったな。ライド、ルーアのところで特訓の手伝いをして
こい。」
「えー、ルーアに凍らされるから、のる気がないんだけど。もうルーアは、雪女だよ。」
「いいから、行け。」
「はい。」
ライドは、ルーアのところに行った。
「さて、今日は、はどうを使って、身体能力を上げる特訓だ。」
「えっと、どうすればいい?」
「自分のはどうを感じたら、それを強くするようにちからを込めればいいんだ。」
「わかった。」
ミュウは、キュウコンの説明を聞くと、集中した。
(僕のはどうだ!はどうを強くするために、ふんぐ。)
少しすると、
「ダメだ。少ししか強くできない。」
ミュウが、疲れていると、
「まずは、1ヶ所だけのはどうを強くした方がいい。」
「わかった。」
ミュウは、再び集中して、右手にちからを込めた。
「右手にちからがわいてくる。」
「試しに、メガトンパンチを右手でやれ。」
「はい。メガトンパンチ。」
ミュウがメガトンパンチをすると、3つの岩が粉々になった。
「この調子で使いこなし、戦いに使えるようにして、わざをアレンジすること。
それと.......」
「キュウコン!!」
キュウコンを呼ぶ声が聞こえた方を見ると、ルーアがこっちにむかっていた。
「ルーア、まさか、また、」
「また兄さんを凍らせました。」
「はあ。」
キュウコンが、ため息をついた。
「ミュウ、しばらくの間、特訓してくれ。私は、そのままルーアの特訓をするから、
後でライドがくる。」
キュウコンとルーアが行った。そのあと、ミュウは特訓して、しばらくすると、
ライドがきて、雪女に凍らされたと言った。ミュウは、苦笑いした。