35話 ルーアの特訓
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ヒカリの特訓をしていた時、
「ルーア、ここでやろう。」
「うん。兄さん。」
ルーアとライドは、特訓を開始した。
「まずは、サイコキネシスで対決、あそこにある岩を何個浮かべられるか
勝負だ。」
「うん。」
ルーアとライドは構えた。
「「サイコキネシス。」」
ルーアとライドは、同時にサイコキネシスを使った。ルーアとライドは、9個くらい
浮かべた。
「今度はどのくらい浮かぶか勝負だ。」
「うん。」
1時間後、
「うっ、うう。」
「もう、ダメ。」
ルーアが岩を落とした。そのあと、ライドも岩を落とした。
「兄さん、さすがね。私も頑張るわ。兄さんは、パンチとか、直接攻撃が
得意だから。」
「ああ、少し休憩したら、始めよう。」
少し休憩して、
「よし、次は風を特訓だ。」
「うん。ようせいのかぜ。」
ルーアの攻撃にライドが悩んでいた。ルーアはその様子を見て、不思議に思い、
攻撃を止めた。
「兄さん、どうしたの?」
「あの時の戦いでは、ようせいのかぜと、もうひとつ違う風があったから。」
「うーん?もう一回、ようせいのかぜとは違うかぜ出て!!」
すると、ようせいのかぜとは異なるかぜがふいた。気がつくと、ライドが凍って
いた。
「も、もしかして、こごえるかぜ!?兄さんーーーーーーーーーー!!」
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「ということで、兄さんが凍っています。」
「なるほど、私に溶かしてほしいということ。」
「はい。」
ルーアはキュウコンたちに説明し、キュウコンは、凍ったライドを見て、苦笑いした。
「しかし、見事に凍っているね。」
「ははは。」
ミュウもルーアも苦笑いしかできない。
「ミュウ、ルーア、離れろ。かえんほうしゃ。」
キュウコンの炎で氷が溶けた。
「兄さん、大丈夫?」
「は、クッシュン!?寒い。まさかルーアが覚えた新しいわざが、こごえるかぜ
だったとは。」
ルーアは心配しながら、震えるライドを見た。
「ミュウ、ライドを連れて、部屋に戻れ。私は、ルーアの特訓をする。
ライドが元気になったら、ライドとパンチとかのわざの特訓をすること、
いいか?」
「はい。」
ミュウはライドを連れて、部屋に向かった。
「ルーア、これから、特訓を始める。サイコキネシスとかぜの特訓をする。」
「はい。わかりました。」
「それでは、特訓始め。」
ルーアの特訓も始まった。