20話 おおいなる峡谷とせいれいの丘のネイティオ
「ルーア、ここは?」
「ここは、おおいなる峡谷。おおいなる峡谷をこえると、ネイティオがいます。」
「よし、行こう。」
ヒカリたちは、おおいなる峡谷に入って行った。そのうしろに5匹のポケモンが
いることを知らない。
「襲うぞ。」
「「「「おう。」」」」
.......................
12階、
「ヒカリ、ルーア、階段あったよ。」
ミュウが叫び、手を振っている。
「その階段を登れば、ネイティオのいるせいれいの丘につきます。」
ヒカリとルーアはミュウのところに近づいた時、ミュウのうしろに黒い影がいた。
「ミュウ、危ない!」
「えっ。ヒカリ、なんで?うわあああーー」
ミュウは攻撃をうけた。ヒカリとルーアの近くにはアノプスが4匹、ミュウの近く
にはアノプス1匹がいた。
「あなたたち、何者ですか?」
ヒカリは、アノプスたちに言った。
「俺たちは、ある依頼のポケモンにお前たちを抹殺するようにたのまれた。」
「一体、誰だ!?」
「依頼のポケモンの話はしない。とにかく、お前たちを抹殺するようにたのまれたの
は、俺たちだけじゃないぞ。他にも、いっぱいいる。覚悟しろ。」
「マジカルリーフ。」
「ほうでん。」
「メガトンパンチ。」
アノプスたちが話している時に、ヒカリたちは攻撃し、すぐに倒した。
「ヒカリ、ミュウ、ねらわれているなら、早くネイティオに会って、おおいなる峡谷
をぬけましょう。おそらく、ブラックホール団のせいだと思います。」
「「うん。」」
ヒカリたちは、階段を登り、せいれいの丘に向かった。
.............
「やっと頂上についたね。ヒカリ、ルーア。ここがせいれいの丘かあ。」
「ええ。あそこにいるのが、ネイティオです。」
ヒカリたちは、ネイティオの近くにきた。
「もしもし!ネイティオさん、聞きたいことがあるのですが。」
「.................。」
ヒカリの話にネイティオは、反応しない。ヒカリとミュウが疑問符を浮かべて
いる。
「もしもし?」
「.................。」
ネイティオは反応しない。ヒカリとミュウは、さらに疑問符を浮かべていた。
「もしもし?聞こえないのですか?もしもーし?」
「.................。」
ネイティオはまた反応しない。ヒカリとミュウは、さらにさらに疑問符を浮かべた。
「もしもーーーーーーーーーーーーーーし。」
「.................。」
やっぱり、ネイティオは反応しない。すると、ルーアが、
「ネイティオは、くすぐるか、攻撃するかのどちらかで、反応するよ。」
と、教えた。
「よし、ヒカリと僕でくすぐってみるね。」
ヒカリとミュウでネイティオをくすぐってみた。
「こちょこちょこちょこちょ。」
「.................。」
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ。」
「.......................。」
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ。」
「...................................。」
ネイティオは反応しなかった。
「ダメね。反応しない。」
「こんどは、私がやるわ。」
ルーアがそう言った。
「マジカルリ.............。」
「ぐふ......ぐふふふふふふふふふふ。」
ルーアが攻撃しようとした時、ネイティオが笑いだした。
「今ごろ笑いだしたよ。」
「もしかして、ニブイのかしら?」
ミュウとヒカリがそう言った時、
「くわわわわわーーーーーーーーーーーー!!」
「「ひゃあ。」」
ネイティオがいきなり叫び、ヒカリとミュウは驚いた。
「太陽が......しずんでいく.....。いかにも。私はネイティオ。
私の正体をみぬくとは、おぬしたち、ただ者ではないな。」
ヒカリたちは、苦笑いをした。