19話 ライメイの山のサンダー
ライメイの山の前、
「ルーア、ここがライメイの山?」
「ええ。ここは、伝説のポケモン、サンダーがいます。」
「えっ、ええええーーーーーサンダー!」
ミュウは叫び、ヒカリも驚いていた。
「十分、気をつけましょう。」
ルーアはそう言い、中に入って行った。ヒカリとミュウも、あわてて追いかけた。
.......................
ヒカリたちはどんどん進み、山のちゅうふくまできた。
「ルーア、サンダーは?」
「ここから、残り3階です。頂上につきます。」
「頑張ろうね。」
「ええ。」
「うん。」
ヒカリたちは、再び山を登った。
................
頂上についた。
「ここがライメイの山の頂上。ねえ、ルーア、サンダーは?」
「空の雲の上にいます。早く降りましょう。」
ヒカリたちが山を降りようとした時、
「待て。きさまたちか、わが眠りをさまたげるのは。」
「もしかして、サンダー!?」
サンダーが、空からきた。
「いかにも、わが名は、サンダー。」
「サンダー、落ちつい.........。」
「覚悟しろ!」
サンダーが襲いかかってきた。
「ダメね。サンダーはこうなると、倒さないといけないの。
行くよ、ヒカリ、ミュウ。」
「「うん。」」
「こうそくいどう、でんこうせっか。」
「げんしのちから。」
「チャームボイス。」
「くっ、あまい。でんきショック。」
ヒカリたちの攻撃は当り、サンダーのでんきショックはミュウに当り、ミュウは
オレンの実を食べ、回復した。サンダーは空を飛び、攻撃してきた。
「空だとやりにくいわ。」
「でんじは。」
ヒカリは平気だが、ミュウとルーアはまひした。
「ミュウ、ルーア、大丈夫?」
「ええ。私たちはクラボの実を食べるから、ヒカリはサンダーを。」
「わかった。」
ミュウとルーアはクラボの実を探し、ヒカリはサンダーと戦っている。
「うう........。」(空を飛びまわっていて、攻撃が当たらない。何か方法を。)
「この程度か、でんきショック。」
ヒカリはでんきショックを見て、
(そうだわ、でんきショックをうまくコントロールできれば、......やってみよう。)
「でんきショック。」
「ふん。」
サンダーはかわした。でんきショックはまっすぐいった。
「もう一度。」
サンダーはまたかわした。でんきショックもまっすぐいった。
「もう一度。」
ヒカリは何度もでんきショックを繰り出した。サンダーはそれをかわす。
「いい加減に!?」
サンダーが言いかけたとたん、でんきショックがカーブし、サンダーの方へいく。
サンダーは逃げたが、でんきショックはサンダーを追いかけ、サンダーに当たった。
「おのれ。ドリルくちばし。」
サンダーの攻撃をヒカリはかわした。
(でんきショックができたなら、他のでも。)
「ほうでん。」
ヒカリはそう思いながら、ほうでんをした。コントロールは完全にできるようになった
らしい。全体攻撃のほうでんが、一直線にサンダーに向かって、サンダーはその攻撃に
当たった。すると、ミュウとルーアが回復したらしく、サンダーにたたみかけた。
「サイコキネシス。」
「シャドーボール。」
「ぐわああーーーーー」
サンダーは、ミュウとルーアの攻撃で気絶した。
「やったー。サンダーを倒した。」
ヒカリたちが喜んで、数分後、
「う、うう。」
サンダーが気がついた。
「サンダー、すこし頭はひえましたか。」
「その声は、ルーア?」
「ええ、そうよ。」
「ということは、戦った相手は..........」
「私と私の仲間よ。この山を通っていいよね。」
「あ、ああ。どうぞ。」
「ヒカリ、ミュウ、行きましょう。」
「「うん。」」
ルーアは山を降り、ヒカリとミュウも山を降りようとした時、
「お前たち、ルーアは怒ると怖いから、気をつけろ。」
サンダーがそう言った。ヒカリとミュウは疑問符を浮かべながらうなずき、
ルーアの後を追った。