16話 助けてくれたポケモン
ヒカリとミュウは、修行の成果で次々進み、最奧部にきた。
「ブラックホール団、約束通りきた。みんなを返せ。」
ミュウはそう叫んだ。
「オマエタチガ、ワレワレ二カテタラカエス。ソレヨリイイノカ。オマエタチハホウイ
サレテイルンダゾ。」
「えっ!?」
すると、ヒトモシが4匹、ギラティナがあらわれた。ギラティナたちもあやつられた
目をしていた。
「イクゾ。」
ヒカリとミュウに襲いかかった。
「「「「かえんほうしゃ。」」」」
「ほうでん。」
ヒカリは、ヒトモシの攻撃をかわし、攻撃した。ミュウは、相性が悪いので、苦戦して
いた。ヒトモシたちを倒し、ギラティナだけになった。
「エレキボール。」
「げんしのちから。」
「めざめるパワー。」
ギラティナは、あまり効かないようで、攻撃してきた。
「それなら、こうそくいどう。エレキボール。」
「グワワワーーーーー。」
今度は効いたらしく、悲鳴をあげた。
「めざめるパワー。」
「もう1回、エレキボール。」
めざめるパワーとエレキボールがぶつかった時、
「シャドーボール。」
ミュウが、ギラティナの近くにシャドーボールをうった。
「エレキボール。」
その隙に、ヒカリがエレキボールをくりだし、ギラティナは気絶した。
「ミュウ、いつシャドーボールを覚えたの?」
「さっき。」
そんな会話をしていると、ギラティナが立ち上がった。
「まだ、戦えるの!?」
ヒカリは驚いた。ギラティナが、ヒカリたちを襲おうとした時、
「ヒカリ、ミュウ、ふせて、マジカルリーフ。」
声が響き、ヒカリとミュウはふせた。すると、ニョロボンの時と同じ葉っぱが無数に
ギラティナに当たった。ヒカリとミュウはうしろを向いた。そこにいたのは、
ルーアだった。
「あなたは、ギラティナではない。あなたの正体は、ユニランですね。」
ルーアはそう言った。すると、ギラティナが光って、ユニランになった。
「ナゼ、ワカッタ。」
「知る必要はありません。ようせいのかぜ。」
ルーアはすぐに攻撃し、ユニランは気絶した。。
「ルーア、どうして?」
「ヒカリとミュウが心配で、きました。」
ヒカリの質問にルーアが答えた。
「ルーア、さっきのこと、どういうこと?」
「あのギラティナは、ユニランが生み出した幻。だから、ユニランが気絶した
ので、もう大丈夫。」
ルーアの言葉に、ヒカリとミュウは安心した。すると、あたりが光り、プロトーガ
たちが倒れていた。ヒカリたちは、プロトーガたちに近づいた。プロトーガたちは、
気を失っていた。ヒカリたちは安心した。そのあと、ヒカリはルーアに聞いてみた。
「ねえ、ルーア。もしかして、スピアーの時も、ニョロボンの時も助けてくれた
のは、ルーア?」
「そう思う理由は?」
「だって、あのマジカルリーフは、ニョロボンの時と同じだから。」
ルーアは、質問に答えず、質問し、理由を聞いて、考えた。
「言ってもいいと言われているからいいか。そうよ。詳しいことはあとで、ユニラン
たちも、プロトーガたちも連れて帰りましょう。」
ルーアとミュウは、サイコキネシスでみんなを運んだ。その後、みんな無事に帰り、
ヒカリとミュウとルーアは、秘密基地で話すことにした。
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「やつめ、やつの使いを送り込んだな。残るは、お前たちだけだ。しばらくは
手出しせず、チャンスを待つのだ。」
「「「ハイ。」」」
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「あの、すみません。話します。」
「大丈夫です。」
「ありがとうございます。では。」
ルーアは話していた。
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「ルーア、全部話してくれる?」
ヒカリは、ルーアに聞いた。
「大丈夫よ。では、話し始めるよ。」
ルーアは、返事をして、話し始めた。