15話 きもだめし
ヒカリたちは、最近、ブラックホール団が襲いにこないことを疑問をもった。しかし、
ヒカリとミュウは、冒険と修行をしていた。ブラックホール団が襲いにこない日が
続き、ある日、冒険と修行を終えて、帰ろうとすると、
「おい、ちょっと待て。」
ヒカリとミュウは、カブトとズガイドスに呼び止められた。
「何?」
「今夜、学校できもだめししようぜ。」
と、ズガイドスが言った。
「えっ、ええええええええええええ。」
ミュウがすごく驚いた。ヒカリは、ミュウの驚きように疑問符を浮かべていると、
「ミュウは、オバケが怖いんだよ。」
と、カブトが教えてくれた。ヒカリは、初耳だった。
「学校でやっていいの?」
「先生に許可はもらった。絶対こいよ。アバゴーラさんには、プロトーガが話して
いる。」
ズガイドスとカブトは、ヒカリの疑問に答えると、どこかへ行った。ミュウは、真っ青
になっていた。その後、ヒカリとミュウは、ご飯を食べた。ヒカリは、行く準備はでき
ていたが、ミュウがすごく抵抗し、時間がかかった。最終的にプロトーガがミュウの首
をつかみ、そのままいっしょに学校に行った。学校の門にみんなあつまっていた。
「ヒカリ、ミュウ、プロトーガ、遅い。」
「ゴメン、ミュウの抵抗が激しくて。」
プロトーガは、ズガイドスに理由を言った。
「まあ、いい。まず、チームを決める。くじで同じ色だったら、チームのメンバーだ。
メンバーは、3匹ずつ。」
「せーの。」
結果は、ヒカリ、ミュウ、ルーアが青、アマルス、オムナイト、タテトプスが赤、
ズガイドス、カブト、プロトーガが緑、ということになった。
「よし、ルールを言う。学校のどこかにある自分のチームの色の石を見つける。
見つけたチームから、帰っていい。石の場所は、俺たちもわからない、以上。」
ズガイドスの説明が終わると、
「ヒカリ、ルーア、僕、早く帰りたい。だから、早く石を見つけよう。」
ミュウが、涙目で頼んだ。
「では、よーい、ドン。」
きもだめしがはじまった。ミュウは、ヒカリにピッタリくっつき、ルーアは、ミュウ
を落ちつかせました。
...................
青チーム、ヒカリ、ミュウ、ルーアは、
「ねえ、石、見つかった?」
「まだ、はじまったばかりよ。」
と、ミュウの質問にルーアが答えた。。
「まず、ここで調べる?」
と、ヒカリが聞いた。結果は、なかった。
「じゃあ、次はあそこを調べる?」
「そうね。」
ヒカリたちは、いろいろな場所を探した。結果は、どれも石はなかった。
..................
一方、他のチームは、
「アマルス、次はここを調べよう。」
「そうね。」
赤チームは、まだ、石を探していた。ドアを開けたら、そこには、緑チーム、
ズガイドスたちがいた。
「ここにあるぞ。俺たちもさっき見つけた。石も見つけた。」
カブトが指したところには、赤い石と青い石があった。
「せっかくだから、ヒカリたちも待つ?」
「おお、それいいな。」
アマルスの意見に、プロトーガは賛成した。その時、
「オマエタチ、ヤツラヲシッテイルノカ。」
と言う怪しい声が響いた。
「だ、誰だ?俺たちは、今、きもだめしをしているんだ、じゃまするな。」
ズガイドスが叫んだ。
「ハハハ、オマエタチハ、ヒトジチ二ナッテモラウゾ。」
怪しい声が笑うと、プロトーガとタテトプスは、
「「アマルス、オムナイト、お前たちは逃げろ。ヒカリたちにこのことを
知らせろ!!」」
プロトーガとタテトプスは、アマルスとオムナイトを部屋の外に押し出した。その時、
ヒカリたちがいたらしく、ヒカリたちにぶつかった。次の瞬間、プロトーガたちが
消えた。
「コイツラハ、アズカッタ、カエシテホシカッタラ、いにしえの骨跡二コイ。」
怪しい声はそう言った。
「えっ、何?なんでアマルスとオムナイトが?プロトーガたちが消えて?」
ミュウが、そう言い、ヒカリとルーアも疑問符を浮かべていると、
「今までのことを教えるわ。」
アマルスが、何があったのか教えてくれた。
「とりあえず、いにしえの骨跡に行こう。おそらく、ブラックホール団のしわざよ。
アマルスとオムナイトとルーアは、先生たちに知らせて。」
ヒカリはそう言い、ヒカリとミュウは、いにしえの骨跡に向かった。
「オムナイト、ルーア、先生たちに知らせるわよ。って、あれ?
ルーアがいない?ルーアー!?」
アマルスがそう言い、あたりを見渡した。
.....................
いにしえの骨跡の前、
「ヒカリ、プロトーガたちを助けよう。」
「うん。」
ヒカリとミュウは、いにしえの骨跡の中に入って行った。そのあと、1匹のポケモン
がきて、
「やつらが動きました。はい、わかりました。」
と言い、中に入って行った。