14話 修行と刺客
次の日、ヒカリは、いつもどおり、起きて、準備をし、ミュウと学校に行き、授業を
受けた。そして、放課後、
「ヒカリ、今日は、ニョロボンリバーに修行しに行こう。」
「えっ、どうして?」
ミュウの言葉に、ヒカリは驚いた。
「この前の敵、強かったから。あの時、助けてもらわなきゃ負けていた。だから、
修行して強くなる。ニョロボンリバーは、強いポケモンが多いから、いいと思った
んだ。」
「そうね。ミュウ、ニョロボンリバーに行こう。」
ヒカリとミュウは、ニョロボンリバーに向かった。そして、また、1匹のポケモンが、
連絡をし、後をおいかけた。
....................
ヒカリとミュウは、はじめは苦戦したけど、ヒカリとミュウのレベルも上がり、
どんどん進んでいく。
「ヒカリ、また、強くなったね。」
「ミュウも強くなってるよ。あっ、出口よ。」
ヒカリとミュウは、広いところにきた。そこには、ニョロボンが3匹いた。
「失礼ですけど、あなたたちは、どちら様ですか?」
「ワレワレハ、ブラックホールダン。このあとのことは、わかりますか?」
ヒカリの質問に答えた言葉にヒカリたちは、かまえた。よく見ると、ニョロボンたち
は、他のあやつられたポケモンたちと同じ目をしている。ニョロボンたちもあやつられ
ている。
「ヒカリ、いくよ。」
「うん。でんきショック。」
「サイコキネシス。」
「エレキボール。」
ヒカリとミュウは、前よりパワーアップしたことと、タイプ相性が良いこと
(ニョロボンは、みず、かくとう)で、あっさり勝ちました。
「よし、帰ろうか。」
ミュウがそう言い、うしろを向いた時、ニョロボンが立ち上がった。
「ミュウ、あぶない。」
ヒカリが叫び、ミュウが振り返った時、ニョロボンの拳がミュウの目の前にあった。
ヒカリはミュウを助けようとしたが、間に合わず、ミュウは覚悟し、目をつぶった。
その時、
「マジカルリーフ。」
その声が聞こえ、葉っぱが無数に飛んできた。ニョロボンは気絶し、ミュウは無事
だった。ヒカリは、マジカルリーフを放ったところを見ると、そこには、誰も
いなかった。ヒカリはそのことを確認すると、ミュウに近づいた。
「ミュウ、大丈夫?」
「大丈夫。それより、さっき助けてくれたポケモンは?」
「いない。おそらく、スピアーの時、助けてくれたポケモンだと思う。」
「そうか。ゴメン、油断した。」
「ミュウ、今度から油断しちゃだめよ。」
「..........うん。」
「帰りましょう。先生たちにこのことを話さなきゃ。」
「そうだね。」
ミュウは、サイコキネシスで、ニョロボンたちを運びます。ヒカリは歩きながら、
(私も、油断しないように気をつけよう。............それより、スピアーの時も、
今回のことも、いったい誰が私たちを助けてくれたのかな?どうして、私たちを
助けてくれたのかな?)
ヒカリはそう思いながら、もやもや疑問をもち、帰りました。ヒカリたちは、先生たちに
今回のことを報告し、いつもどおり、ご飯を食べ、おふろに入り、歯みがきをし、寝た。
...................
「ニョロボンたちも倒されたか。やつらをあまく見た。今度は、しっかり作戦を練り、
やつらを倒すのだ。」
「「「「「わかりました。」」」」」
...................
「今回は、何も得られませんでしたか。」
「はい。」
「しかし、ライドがいい情報をもってきました。どうやら、しばらくの間、作戦を
たてるようです。あなたは、あの2匹をお願いします。やつらの作戦に気をつけて
ください。」
「わかりました。では。」