2話 ミュウとの出会い
ここはどこだろう?
ゆめの中、なのかな?
風が気持ちいい。
........どこからか、声がきこえる。............
誰だろう?
「.....ねえ、起きて、しっかりして。」
...................
ピカチュウは、目を開けた。
「あ、気がついた。よかった。」
「こ、ここは?」
「きみ、ここに倒れてたんだよ。とりあえず、あそこにわき水があるから、飲んで
きたら。」
「う、うん。」
ピカチュウは、うなずいて、わき水のところに行き、わき水を飲んだ。
「ごくごく、とてもおいしい。何ておいしいの。落ち着いてきた。ん?あれは?」
ピカチュウは、水にうつった自分の姿を見た。
「えっ、えっ、わ、私、ピカチュウになっている〜〜〜〜〜〜。」
ピカチュウは、叫んでいる。
ミュウは、首を傾げている。
「ピカチュウになっているって言ってたけど、前は、なんだったの?」
「私は、人間よ。」
「えっ、ええええええ!?に、人間!?ほ、他には、!?」
ミュウは、すごくパニックになっていた。
「えっと。あれ?私、ここで倒れているまで何を!?」
ピカチュウは、困惑していた。
「記憶喪失かな?」
「そうみたい。」
「じゃ、じゃあ、名前は?」
「私、私は、ヒカリ。」
「僕は、ミュウ。よろしく。」
「こちらこそ、よろしく。」
ミュウとヒカリは、握手した。
「ところで、ヒカリ、これから、どうする?」
「そ、そうね?」
「もし、よかったら、ちょっと、来てくれる。」
「うん。」
ミュウとヒカリは、丘を降りていった。