2つの転機
大火 2
「ワタル、負傷したポケモンは…」
「大丈夫でした。一匹も火事に巻き込まれてはいません」
「そうか、それは良かったのぅ。それだけでも幸せな事じゃ。皆もご苦労さんじゃったのう、本当にありがとう」

深いため息をつき、ゼンギは焦げた柱にゆっくり歩いていき、そっと触れた、


「ご苦労さんじゃったのぅ…」


リクヒト、リオの2人は、いつまでも黙っていた。

空には満天の星が輝いていた。


類似 ( 2014/02/11(火) 15:25 )