第十六話「謎の知らせ」
2001年5月8日
天気:雨
気温:17度
季節:夏
知らせの内容は発言者不明。しかし内容などからして伝説のポケモンが発言者である可能性が、
とても高い。いや、100%ともいうべきか。知らせの内容はこれだった。
「ダークマターのリーダーはセトという名前のヨノワール。しかし彼は闇のポケモンについて知りません。戦いで現れた謎の幻は実はダークマターのアジトにも現れていたんです。謎の幻の正体は闇のポケモン・ナイトメア。ナイトメアは人々に悪夢を見せる力を持っています。悪夢を見せるというとダークライを思い浮かべるかもしれませんが、ナイトメアとダークライは全く違う存在です。ダークライは自らの力を悪の心を持つポケモンにしか使っていません。皆さん、決してナイトメアとダークライを混同しないように!」
その知らせを聞いて、とても緊張が高まる。紫苑とこの知らせについて話をすることにした。
「闇のポケモンについて調べることにしましょう」
「その方がいいと思います」
「調べるのは今日にしましょう」
「そうですね」
そう会話した後、図書・資料室に行ってコンピュータで「闇のポケモン」と検索して調べる。
検索結果、かなり詳細に書かれている本を発見。今までとは違い、小説という方式で、
ストーリーが進む。僕は紫苑と朗読することに決めた。どんな内容なのだろうか。