第十三話「今まで読んだ絵本」
2001年5月8日
天気:雨
気温:17度
季節:夏
今日はレジスタンスの図書・資料室で今まで読んだ絵本をおさらいすることにした。今回は、
「ミュウと星の遺跡」から始めることにする。
・ミュウと星の遺跡
第一章
昔々、頭がイーブイ、左耳がブースター、右耳がシャワーズ、前足の左がサンダース、前足の右がエーフィ、後ろ足の左がブラッキー、後ろ足の右がリーフィア、体がグレイシア、尻尾がニンフィアというキメラのような外見のせいで嫌われていたポケモンがいました。そのポケモンの名はカトラ。紀元前1000年の8月14日に生まれました。そこで、手をさしのべてくれた親友がいました。銀色の毛が美しいイーブイのルカです。ルカは自分がアルビノであるせいで一部のポケモンから「出会ってはいけない」と言われること、一部のポケモンがキメラのポケモンを差別することに悩んでいました。そこで、レジスタンスという組織を立ち上げ、差別されているポケモンを保護することにしました。カトラはルカの優しい心に感心し、レジスタンスの幹部になりました。一方、レジスタンスの中では星の遺跡の噂が流れてました。
第二章
レジスタンスの幹部として差別されているポケモンの世話をしていたカトラはミュウという幻のポケモンに出会いました。ミュウはカトラに、「差別されているポケモンをこれからも救ってほしい」と告げました。それをルカに伝えると、ミュウが祭られている祭壇で「ミュウ様、私達の活動を見守ってくださりありがとうございます」と伝えました。ミュウというのは、この世界で一番最初に生まれたポケモンです。その子供であるミュウツーも、すぐ近くの祭壇で祭られています。ミュウとミュウツーには純粋な心を持つポケモンでしか出会うことはできません。純粋な心を持つポケモンはミュウのことを慕っています。差別を平気でするポケモンなどでは絶対にミュウに会えません。本当の幸福がどんなポケモンにも心のどこかにいつもあることをミュウは望んでいるのですから。一方星の遺跡は皆の純粋な心で、火を灯そうとしていました。
第三章
ルカもまた、ミュウに出会いました。ミュウは「どんな時があってもレジスタンスとしての活動を続けるようにしてください」と告げられました。それを聞いてルカはカトラに伝えました。ミュウはレジスタンスの人たちは決して希望を失ってはいけない、これからも差別されたポケモンを救ってほしいと伝えたかったのでしょう。差別はよくないことなので、何があってもレジスタンスから出て行くことは禁止されています。ミュウはカトラたちに「数百年後にルカやカトラのような理由で差別されるポケモンが出てきます。差別されるポケモンの未来を守るためにも、レジスタンスという組織をやめてはいけません。どうかお願いします。」と告げました。ミュウは未来のポケモンにも心のどこかに本当の幸福がいつもあることを望んでいたのです。星の遺跡からは、新たな伝説のポケモンが生まれようとしていました。
最終章
カトラは突然、アジトを襲撃されました。そこでレジスタンスのポケモンが力を合わせて頑張ります。カトラとルカは仲間に力を貸しました。戦いは長引きましたが、レジスタンスが勝ちました。レジスタンスのポケモンたちはみんな純粋な心を持っていたのですから。そこでミュウは、星の遺跡について教えます。「星の遺跡は、伝説のポケモンが生まれる遺跡。この遺跡はイーブイたちが祭りをしていた神殿がそのまま遺跡となった。星の遺跡は、伝説のポケモンの力でこの遺跡に来たポケモン輪廻を作り変えることができる。輪廻を作り変えてもらうか輪廻をそのままにするかは、お前たち次第。」と告げ、星の遺跡で新たな伝説のポケモンの誕生をカトラたちと共に見ました。カトラは満足そうで、レジスタンスの活動に一生を捧げました。 おしまい
・名も無き三匹のポケモン
第一章
ここはジョウト地方のカネの塔。これは、紀元前1000年の物語である。ホウオウは、カネの塔が焼け落ちていく様子を見ていた。火事現場から避難することができずに命を落とした名も無き三匹のポケモンがいる。そこでホウオウは、星の遺跡へ連れていって伝説のポケモンとして復活させることにした。
第二章
復活した名も無き三匹のポケモンはそれぞれエンテイ、スイクン、ライコウと名付けられた。エンテイが吠えると火山が噴火した。スイクンは濁った水を一瞬にして綺麗な水にした。ライコウはその力で雷を起こした。このように、伝説のポケモンは凄まじい力を持っているのだ。自然現象のほとんどは彼らが起こしていると言ってもいい。
最終章
紀元前1001年。幻の遺跡でセレビィが生まれた。セレビィは時間を超えて様々な場所に現れた。過去か現在、未来かなんて関係ない。セレビィが姿を現した場所には草木がたくさん生い茂る。セレビィは夏に様々な場所で姿を現す。セレビィによって、レジスタンスにはいつも草木がたくさん生い茂っている。レジスタンスでは、毎年の夏にセレビィを呼ぶ儀式を行い、一通り生い茂ればセレビィはまた別の場所に姿を現す。もう一度言う。自然現象に関わっているのはセレビィだけではない。ライコウ、エンテイ、スイクンなども自然現象に関係している。 おしまい
・枯渇の神殿と星の洞窟
第一章
ここは枯渇の神殿が建てられたムーンライト村。紀元前10000年に、ムーンライト村は日照りが続いており、植物は枯れていました。そこで、村長は「雨を降らせるポケモンに祈れば雨が降るのではないか」と考え、神殿を作りました。その神殿が作られた時期が雨が降らなかった頃だったことから神官たちはその神殿に枯渇の神殿と名付けました。枯渇の神殿は、星の洞窟に繋がる様に作られていました。
第二章
その村のポケモンたちはそれ以来、毎日枯渇の神殿で雨を降らせるポケモンたちに祈りを捧げました。それ以降は雨が降るようになり、村人たちは喜びました。枯渇の神殿が繋がっている星の洞窟は、さらに星の遺跡に繋がっていました。星の洞窟は星の遺跡と同じだと云われていますが、実際は星の遺跡へとつながる洞窟なのです。
最終章
その村のポケモンであるシャワーズのシアンは星の洞窟へ行きました。星の洞窟が星の遺跡へ繋がることも知らないで、星の洞窟へ行ったのです。シアンは伝説のポケモンに会ったことを、村長に報告しました。そこで未確認とされた星の遺跡が実在することが証明されました。9000年後の紀元前1000年で、星の遺跡の詳細が明らかになりました。 おしまい
・カロス地方の伝説のポケモン
第一章
紀元前1年。ゼルネアスとイベルタル、ジガルデの三匹の伝説のポケモンがロード地方の星の遺跡で生まれました。ゼルネアスは正体を隠すとき樹木の姿になっています。ゼルネアスは、999年間霊となって彷徨っていたカトラとルカに永遠の命を分け与えました。その力には、元の肉体に魂である霊を入れるという方法で死者をも復活させて永遠の命を与えることも出来ました。他のポケモンに永遠の命を与える時にゼルネアスの角が虹色に輝きます。
第二章
イベルタルは翼と尾羽を広げて生き物の命を吸い取る力を持っていました。命を吸い取るときは翼と尾羽を広げるだけでなく体がルビーのように赤く輝きます。イベルタルはその力を利用し、闇のポケモンを駆逐しました。
最終章
ジガルデは生態系を管理する伝説のポケモンです。星の洞窟で生態系を破壊する者を監視し、秘めた力を発揮します。その秘めた力とは、生態系を破壊する者の命を完全に吸い取る力、生態系を破壊する者の被害に遭ったポケモンに永遠の命を与える力の二つです。ジガルデはその力で、古くから生態系を守ってきました。そのため、ジガルデは今でも崇拝されています。 おしまい
これで終わり。と思ったら、ダークマターに襲撃された。急いで他のメンバーに知らせよう。
本のまとめをしたのは7時半から8時半まで。急いで対策をとろう。