第十一話「カロス地方」
2001年5月6日
天気:晴れ
気温:22度
季節:夏
ここはカロス地方。シュウたちはヤヤコマを見に行くために行っていたのだ。シュウたちの、
出身地はロード地方。ロード地方は様々な地方からポケモンが集まり、伝説のポケモンの、
出身地でもある。カロス地方もまた、他の地方と同様にポケモンがたくさん住んでいる。
カロス地方でもレジスタンスとダークマターが活動している。紫苑が話を持ちかけてきた。
「カロス地方での現状はレジスタンスの方が優勢のようですね」
「そうですか。ただ、優勢とはいっても、原則として油断大敵。絶対に油断はできません」
「油断すると危険なことが起きるのは当たり前です」
「今保護しているポケモンは今何をしているのでしょうね」
「それはアジトに帰らないとわからないと思います」
「カントー地方は発見されてから数百年も経っているので、現在までで発見された地方の中でレジスタンスの活動が一番多い状況です」
紫苑と会話を終え、カロス地方の探索をしようとしたとき、二匹のポケモンがいた。一匹は、
崖の上に立っており、もう一匹は空を飛んでいる。ヤヤコマ達に二匹のポケモンについて聞くと、
「崖の上に立っているのはゼルネアス、空を飛んでいるのはイベルタル。どちらもこの地方における伝説のポケモン。そういえば、他のポケモンたちからゼルネアスとイベルタルに加えてもう一匹伝説のポケモンがいると聞いたんだ」
二匹の伝説のポケモンは知ってたけど名前を忘れていたので、「ここに来てよかったな」と、
思った。星の遺跡のことを話すと、
「伝説のポケモンが生まれる遺跡だよね」
「つまり、カロス地方における伝説のポケモンも星の遺跡が出身地なんだ」
という会話が続いた。アジトに帰った後カロス地方における伝説のポケモンなどを、
調べようと思った。もちろん、それに関する絵本が見つかった。とりあえず、
見るのは明日にすることにした。