第七話「名も無き三匹のポケモン」
2001年4月6日
天気:雨
気温:16度
季節:春
シュウは、ライコウ・エンテイ・スイクンに関する実話を描いた絵本を図書・資料室で、
見つける。その絵本の名前は「名も無き三匹のポケモン」。どういうものなのだろうか。
早速読むことにした。
「第一章
ここはジョウト地方のカネの塔。これは、紀元前1000年の物語である。ホウオウは、カネの塔が焼け落ちていく様子を見ていた。火事現場から避難することができずに命を落とした名も無き三匹のポケモンがいる。そこでホウオウは、星の遺跡へ連れていって伝説のポケモンとして復活させることにした。
第二章
復活した名も無き三匹のポケモンはそれぞれエンテイ、スイクン、ライコウと名付けられた。エンテイが吠えると火山が噴火した。スイクンは濁った水を一瞬にして綺麗な水にした。ライコウはその力で雷を起こした。このように、伝説のポケモンは凄まじい力を持っているのだ。自然現象のほとんどは彼らが起こしていると言ってもいい。
最終章
紀元前1001年。幻の遺跡でセレビィが生まれた。セレビィは時間を超えて様々な場所に現れた。過去か現在、未来かなんて関係ない。セレビィが姿を現した場所には草木がたくさん生い茂る。セレビィは夏に様々な場所で姿を現す。セレビィによって、レジスタンスにはいつも草木がたくさん生い茂っている。レジスタンスでは、毎年の夏にセレビィを呼ぶ儀式を行い、一通り生い茂ればセレビィはまた別の場所に姿を現す。もう一度言う。自然現象に関わっているのはセレビィだけではない。ライコウ、エンテイ、スイクンなども自然現象に関係している。 おしまい」
絵本にしては随分とマニアックな実話。毎年5月になったら、セレビィを呼ぶ儀式を、
行うことになっている。この絵本で、レジスタンスについてまだ知らないことも、
あるかもしれないと感じた。