旅立ち
チリリリ チリリリ 朝を告げる目覚ましがなった
その横には銀髪の少年レモンが寝ていた。
少し待っていっこうに鳴り止まない目覚ましに嫌気が差したのか
少年は起きた。
レモン「ふわぁーー よく寝た やっぱいい子はちゃんと寝なきゃね ってかやべぇ早く博士の所行かなきゃ」
いつもなら目覚ましにおかまいなしに二度寝するレモンだが今日はそうはいかなかった。レモンは少し急ぎ気味にお気に入りのGパンと黒のパーカーに着替えた。そして昨日準備しておいたリュックを背負い一階に行った。
レモン「母さんおはよう 行ってくるよ」
ナナコ「おはよう レモン、、、いよいよね たまには連絡しなさいよ あとリュックは持った?それからetc...」
レモン「か、母さん心配しすぎだよ 大丈夫だから! じゃあいってくるね」
ナナコ「ん?ああいってらっしゃーい あとオーキド博士によろしくね」
『いよいよだ やっと旅に出られるんだ! やるからにはレッドさんみたいなチャンピオンになるぞ!』
レモンは3年前のカントーをゆるがす大事件からたった一人でロケット団を壊滅させたレッドに憧れ旅に出たいと思っていたのであった そして今日がその日なのだ
『よし やってやるぞーー』
レモンは希望に胸を高鳴らせながら家の玄関を出た。